2018年4月17日火曜日

ついに運命の週の幕開け…100万以上ゲットか、0になるかの究極の2択!!


・・・何かお宅いっつも運命の週迎えてません?って思われるかもしれませんが、正直、自分でもそう思います


現在オプションを保有している4銘柄はどれも今週の金曜日で満期を迎えるためどれもクライマックスなのですが、最も鍵を握っているのが、先週からずっと触れているこちら・・・

10日ぐらい前、現地時間4月6日の金曜日に、突如Nasdaqから取引停止処分を食らい、そのまま未だに取引が始まらず、ついに取引停止状態で今週金曜のオプション満期日を迎えてしまうかもしれないという(私を含め)多くの投資家にのっぴきならない状況を強いている、権謀術数たける伏魔殿企業・Longfin (LFIN) です!


一応、オプション公式機関であるOCCや証券会社に質問をして、事態は大体把握できたんですけど、このまま取引停止状態が続いたら一体オプションはどうなるのか、最終審判はどうやらOCCから発表される大本営の情報を待つしかない(もちろん事例ごとに取られる措置は変わるので、確定的な情報はまだ何もない)ようなので、現在全く宙ぶらりん状態・・・


何かアクションを起こそうにも取引自体が強制停止中ですから、本当に何もできない状態、ある意味損切りのような苦渋の決断を自発的に強いられるわけではないので楽ではありますが、刻一刻と満期は迫り続けているわけで、雁字搦めに縛られてしまっている感じで決して楽とは言えない・・ばかりかむしろ苦痛な、最早「SEC様Nasdaq様おねげぇしますだ」とお祈りする他ない、誠に残念な状況となっています。


将来の参考情報のために、その「取引停止措置を受けた株がそのまま満期を迎えたらオプションはどうなるのか?」についてはしっかり記録として残しておきたいのですが、現状確定情報はないので、慌てずにまた後日、追ってじっくりとまとめようと思います。


まだ確定情報ではないのですが、調べた限り、原則として、このまま取引が再開されずに満期を迎えてしまいますと、オプションは基本的に換金不可能状態でその運命を終えてしまう・・・すなわち、私の場合、オプションの買いポジションを持っているわけですが、その全てが紙くず化して終わってしまう可能性が高いようです。


オプションの買いポジションはOCCや取引所・CBOE等に保証された絶対の「権利」だと思っていたので、どんな状況でもヤバイ立場に追い詰められるのは絶対に売り方のほうだと思っていたのですが、まさか「株取引が停止」という落とし穴があるとは・・・。


もちろんこれはオプションが悪いのではなく、オプション側は行使価格で対象株を売ったり買ったりする権利を保障してくれてはいるのですが、実際に対象の株を取引することに関してはお客様次第という話で、「あの~、行使価格で売りつけるための株が買えないんですけど・・・」となっても、それはOCCの責任ではありません、自己責任でお願いします、ということなんですね。


もったいぶるわけではありませんが、より詳しくはまたいずれまとめる予定です。


さて、週明け月曜日もLFINは息をするかのごとく当然のように取引は再開せずで、残り火水木金のたった4日!!


これはヤバイ、正直、めちゃんこヤバ過ぎるぞおぉぉーー!!


私の状況をまとめますと、いくらで何をどれだけ買っていたかとかはもうどうでもいいので、行く末のみを簡潔に述べると・・・

・無事に金曜日までにLFIN株の取引が再開!

→ 再開後の株価にも依るけれど、ほぼ上場廃止が決まるぐらいの状況(株価1ドルとか)になっていることが予想されるので、1万ドル、すなわち100万円以上ゲット!

(具体的には、(12.5 - LFIN株価) × 1000ドルの現金がゲットできます。なお、再開は早ければ早いほど良いですが、もうこの際ギリギリでも何でもいいので、どうか再開を!)


・残念、疑惑のLFINは今週も取引再開せず!

→持っているオプションは全て無価値に。何も得られないまま、そこに残ったのは、悔しさと むなしさと 腹立たしさと のみであった・・・。


あ、ちなみに、まだ状況が「不確定」というのは、ひょっとしたら、取引停止期間分はオプションの満期が延長されたり、その他OCCの裁量で何らかのアクションがあるのかもしれない、という希望的観測で語られている話になります。

(結構多くの人がこの状況でオプションがどうなるのか興味を持っているようですが、確定的な情報が存在しない状況です)

原則としては、本来の満期である今週金曜までに取引が再開されなかったら、アウトかなと思います。


というわけで、あと4日、もうLFINがヤバイのは誰の目にも明らかだから、速やかに取引再開しての上場廃止コース、頼むよ頼むよ~。



さて、ついでなので、先週振り返るチャンスを逸していた残りの保有銘柄を見ておきましょう。


LFINも何だかヤバめですが、他も全てダメダメでピンチです。


まずは米国小型株ベア3倍ETFのTZA、こちら、ちょう~ど私のポジション的に一番アカン、大きく上がるでもなく下がるでもなく、どっちつかずのまま株価が推移しており、気が付けば両建てポジションはどちらももうほぼ紙くず化してしまっています。

引け時点のTZAオプション板

うーん、厳しい・・・。

ですが、引け前にオプション板を見てて思ったんですけど、今持ってる行使価格10ドルプット、Bid 0.01 Ask 0.02と壊滅価格でホルダーとしては終わってる状況なんですけど、まだ完全に逝ったわけではない・・・!

私の買値に復帰するかとかその辺はともかく、これ、今なら1枚たった2ドル払えば確実に買えるんですが、もし米国市場が好調に伸び続ければ、残りあと4日、下手したら一気に10倍ぐらい狙えるポジションですよ?!


プットが限界ギリギリの入札可能最安値に近くになっているのでプットに目がいきましたが、コールの方も、これも、あと4日で、もし米国市場が突然暴落したら、3倍、5倍ぐらいには余裕で届きます。


その証拠に、TZAの1ヶ月チャートを見ますと、例えば先月の21日~23日で、TZA株価は13.50%も動いていました。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより

今月頭には、逆に数日で10%ぐらい下落していますね。

 (ところで、Google検索結果のチャート、ちょっとデザインが変わったみたいですね。始点から終点で上がっていれば緑、下がっていれば赤で、分かりやすくなった気もします)


そう、3倍ETFは動く時は本当に一気に大きく動くので、あと2-3日で株価が10%動くことは余裕であり得る・・・その場合、私の持っている程よくアウトオブザマネーなコールとプットは、 がちゃくそ動きます

(株価が10%つまり1ドルぐらい動くと、ちょうど今より1ドル低いコール・高いプットの価格ぐらいになるわけですから、コールなら4倍5倍、プットなら10倍、下手したら20倍いきますね)


・・ということで、現状買値から考えると激ヤバな状況の私のポジションですが、何気にここは小額で買い増すのも面白いかな、などと引け間際に考えていました。


1枚わずか数ドルと激安ですし、一気に100枚とか重ねて、数万円でこの満期直前オプション宝くじに賭けるのも、結構面白いかもしれないですね。

明日の動き次第ですが、どうせLFINは動かないでしょうし、ごく小額でエントリーしてみるかもしれません(しないかもしれません)。


残り2つ、MDXGとPTIは・・・

引け時点のMDXGオプション板

引け時点のPTIオプション板

MDXG、満期最後の大事な週に、いきなりカチ上げ!!

私はプット買いなので株価下落期待ポジションなのですが、嫌がらせかよ!!!

本当に酷すぎるなぁ、まぁ、一応まだギリギリインザマネーに収まっていますが、さすがにアウトオブザマネー転落は・・・ないですよね・・・??


ここまで粘ってこの結末は大変残念ですが、まぁこれこそが市場取引ですね。

まだあと4日で分かりませんが、戦略としてはそんなに悪くはなかったと思うんですけど、今回はちょっと上手くいかなかった感じになっちゃいそうですね。

次に活かしましょう。


一方PTIは、まぁこちらはもうちょっと論外ですね。

これは仕方ありません。

またダメ元の成行売り注文を出しておこうと思うので、米国株オプション取引をやっている兄貴たちは、この今週満期・行使価格7.5ドルのPTIコール、いくらでもいいから買ってくれて構わんよ。

(まぁそれは冗談ですが、ひょっとすると突然の爆上げがあるかもしれないのが小型バイオ銘柄ですから、紙くず化確定のコールでは、まだ一応ないですね)



あと最後に、また無駄に話が長くなり続けてますが、昨日のオプション売り関連の記事で取り上げていたNFLX、来ましたねー!!

決算発表後、時間後取引で株価大幅アップ!

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:NFLXより

月曜日の取引中は株価が下がっていたので微妙にプットの価格は上がっていましたが(あれ、途中は確かに上がっていたんですが、引けにかけてちょっと戻ったので、最終的には軒並み前日比マイナスになってますね)、明日のプット大暴落は確定!


引け時点のNFLXオプション板

適当に昨日例に挙げてみた行使価格320ドルのプット売りでしたが、株価は320ドルを余裕で超えそうなので、ドンピシャ素晴らしい大当たりのエントリーでした!


・・・まぁ、実際にエントリーしたわけでもないなので嬉しくも何ともありませんが、 それはともかく、時間後取引の時点で株価は結構なアップではありますが、それでも引け時点より+5%程度の上がりなので、どうでしょうかね、逆に、NFLXの決算後爆上げにかけてNFLXコールを買っていた場合は、この程度じゃボラの消失に負けて大きな利益は出せないぐらいかな?

もっとガツンと上がればプット売りよりもコール買いをしていた人が真の勝者となるのですが、やはり決算後のボラの消失の威力は大きく、この程度だとプット売りが一番の成功例になりそうです。


そもそもまだ時間後取引だけなので明日以降どうなるかは分かりませんが、 これは楽しみですね。


もちろん、オプションをやっていなくても、現物株を持っている方にとってもかなり嬉しい上がりでしょう。

NFLXホルダーの方はどうもおめでとうございました。

続伸をお祈り申し上げます。

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