2018年4月13日金曜日

次のターゲットは、この辺かな…?!ハリボテのような存在に、正義の鉄槌が迫る…!


本日も、先週出来心でエントリーした結果、大きな利益の確定直前に取引停止処分を食らってしまった、名ばかりの仮想通貨関連企業・LFINが取引を再開することはありませんでした。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:LFINより

まま、想定内想定内、Nasdaqへの返事が提出されると言われている、明日の動きが運命を左右します!

・・・かどうかは分からないというか、正直明日即取引が始まることはなさそうなんですが、両者から一体どんな対応がなされるのかは見ものです。



本日はLFINから最近出されていたプレスリリースを見ておこうかと思ったんですけど、「Nasdaqからのコンプライアンス違反通知を受け取った」「新しい会計監査と契約」という、今さらな話と、割とクッソどうでもいいような話でしかなさそうだったのとで、明日の動きと合わせて見ておきゃいいかな、ということでまた先延ばしにするとしました。


そんなわけでLFINの登場する他のニュースを見ていたら、本日もまた、ネガティブなものが流れていましたねぇ~。


まず目についたのはこれ、Bloombergから、かつて隆盛を極めた仮想通貨銘柄が上場廃止に直面、時代の終わりという記事で、こちらでは昨日見たLBCCとLFINが取り上げられていたのですが、話としてはもう散々語られつくしたような内容のみでした。

ただ、記事の途中にあった、「仮想通貨関連にブランドを変更した上場企業に関して、さらなる情報はこちら」というリンクの、同じくBloombergによる記事は、全く知らなかった企業もチラホラあって面白そうだったので、今回はこちらで挙げられていた企業に注目させていただくとしましょう。

この記事自体は、昨年末、仮想通貨の熱狂最高潮の時に配信されていたものですね。


参考:この謎めく企業どもは、仮想通貨へと事業転換する前何をやっていたのか(Bloombergより)


記事内では、20ものハリボテ企業が挙げられていました。


順に見てみたら、既に上場廃止処分を受けて、OTC取引へと移行している銘柄ばかりが目につきます!

やっぱそんなもんでしょうねぇ、もうブームの最盛期から4ヶ月程度も経っちゃってますしね。


既に正義の鉄槌を食らって退場処分を受けていた企業はもう今さらなのでどうでもいいわけですが、例えばDNA Dynamicsという、いかにもバイオ企業ブーム時にそれっぽい名前つけたんやろな、としか思えないコチラさんなんて、見た瞬間笑いましたよね。

https://www.google.com/search?q=OTCMKTS:DNADより


株価0.0039ドル!!

なんじゃこりゃ~、1セント未満、すなわち日本円で考えれば1円未満の株なんて、存在したんですね!

そんなの本当に取引可能なの?って気がしますが、今日も元気に444万株もの出来高があったようで、 0.0002ドル=0.02セント、すなわち約0.2銭上がっただけで+4.32%とか、もうそれ株式の体をなしてないじゃんとしか思えないものの、お笑いレベルとしては中々どうして、侮れない高さがあります。


記事によると、どうやら本業は携帯ゲーム企業みたいですが、ビットコインATMの特許を購入し、www.medicalmarijuana-x.comというドメイン(既にリンク切れですが、医療用大麻に関わるページだったんでしょうか)を取得したという、お手本のような、話題っぽいものだけを追う、流行乗っかりミーハー企業!!


ここまで行くと、クソダサを通り越して、清々しいまでに、ある種の潔さ美しさ信念みたいな何かを感じてしまいますね!


しかし、どうせなら「AI自動運転手術用ロボットクラウドネイティブビッグデータスマートマイニングして操作する3Dプリンタから発射されるドローン水素水オンデマンドでお届け」・・ぐらいまでやってくれれば役満、そこまではっちゃけてたら、私なら100株ぐらい買ってやってもいいかなぁ、と思ったんですけどねぇ~(=所要金額・約40円)。


DNAダイナミクス携帯ゲームビットコインATM医療用大麻だけじゃ、ちょっち食指が動かされるには弱い気がしちゃうかなぁ~。

(いやでもやっぱりこのデタラメなパワーワードの羅列、本当恥も外聞もないというか、自分で言ってて噴き出さないんだろうかと、正直感服しますね)



まぁしょうもないDNADの話が長くなりましたが、OTC市場に移行している株はもう対象外なので、やはり気になるのは、まだNasdaqに上場している オプションが取り扱われていて、プット買いで暴落(上場廃止)にヤマを張ることが可能、という条件を満たした銘柄ですね。


一応、以前まとめていた仮想通貨関連銘柄注目記事で挙げていた銘柄以外(具体的には、LFIN、RIOT、MARA、DPW、SRAX、XNETとかは既に名前を出していました)から注目してみましょう。


残る新顔15程度の企業から、該当したのはわずか1つ、それが、Seven Stars Cloud Group (SSC) です!

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:SSCより
引け時点のSSCオプション板

なるほどなるほど、本日株価は2.97ドル、そして、来週満期のオプションはさすがに1週間で即暴落はならないかもしれないので、より安全に来月5月限のプットに注目してみると、アウトオブザマネーの行使価格2.5ドルプットが、今なら0.40ドルで買えるかな、って所ですか。

これを0.40ドルで買った場合、最高のシナリオで、来月の時点で既に上場廃止処分を食らっており株価0.1ドルとかになっているなんて状況(他の上場廃止株を見ても、さすがに即倒産まではないでしょうね)がありますが、その場合、このプットの価格は2.4ドル以上で売れることが確定なので、投入資金は6倍程度になりますね。

上場廃止までいかなくても、株価が例えば1ドルになっていたらこのプットの価格は1.5ドル以上になるのでそれでも驚異の4倍程度、株価2ドルを割るぐらいの微妙な下がりであっても、プット価格は0.50ドル以上になるので、+12.5%、正直、相当勝ち目・期待値の大きい取引なんじゃないかなと思います。


ただしもちろん、株価が2.5ドル以上を推移し続けてしまうと、このプットはぐんぐん紙くず化へと近付くことになります。

最終的に満期時点で2.5ドルを割っていない状況ですと完璧紙くず化で価値0、すなわち投入資金全スリの涙目敗走顔真っ赤状態・・・

さらにいえば、例えば株価が2.2ドルとかで満期を迎えたとしても、この行使価格2.5ドルプットの価値は0.3ドルになっていますから、投入資金は3/4すなわち-25%と、結構な負けで終わってしまいます。

つまり、残り時間にもよりますが、このプットを今買った場合は、株価2.1ドルを割ってくれるのが目標、2.1ドルさえ割れば、例え残り時間0でも理論上利益を出せる感じですね(入札価格は0.05ドル単位なので、株価2.09ドルとかで満期を迎えると厳しいかもしれませんが、時間価値がそれなりにある状況ですと、株価2.1ドルに近付くだけでも結構な利益になるでしょう)。


なお、行使価格5ドルのインザマネーオプションですと、紙くず化の危険性はぐっと小さくなるものの(来月時点で株価が5ドルを超えない限り、紙くず化はしない)、最高のパターン=上場廃止で株価0.1ドルとかのパターンなんかを引けた場合、今このプットは2.3ドルとかで買える感じですが、株価0.1ドルの時このプットは4.9ドル程度になっていますから、大体2倍程度の利益、もちろんそれでも凄いですけど、アウトオブザマネープットを買って大当たりした時と比べると、かなり小さな利益に甘んじてしまいます。


まぁこの辺は、今まで散々似たようなことを述べてきた気がするので、今さらな話でしたね。


ともかく、このセブンスターズクラウドという、どことなく中二っぽさを感じる改名をした企業、記事によると以前はオンデマンド動画の配信事業をやっていたようですが、しかしよく考えると、他の企業より明らかに「仮想通貨!ブロックチェーン!!」的な流行りには乗っかっていない、硬派な一面も垣間見える気がします。


ということでやはり、次に正義のSEC&Nasdaqの鉄槌ターゲットとなりそうなのは、やっぱり以前も注目していた、あからさまに名前変更以外に何もないハリボテ企業筆頭・Riot Blockchainあたりではないかと思いますねぇ!


おあつらえ向けに、本日RIOTは結構な値上がりをしていましたよ。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:RIOTより
引け時点のRIOTオプション板

今回は全期間チャートを表示させてみましたが、もうこのチャートの形的に上場維持のための株式併合を繰り返してきたのが明らかな、ヤバさしか感じない企業なわけですが、本日はまたまたなぜか株価+12.84%の結構なアップ・・・


例によって特にニュースもない謎上がり、これは・・・来るか?!LFINパターン!!


RIOTはいっちょまえに週1オプションが扱われているのですが、これもゆとりをもって来月満期のを見てみましょうか。

一番リスクガン無視で攻めたとして、行使価格2ドルプットを、 今なら0.05ドル出せば買えそうかな、という感じなので0.05ドルで買ったとすると、めでたく上場廃止で株価が0.1ドルとかにいけばこのプットは1.9ドルまでアップ、30倍40倍が狙えるポジションですか。


もちろん来月第3金曜までに株価2ドルに到達しないと投資資金全額パー・大負けの危険ポジションですが、夢はありますね・・・。


まぁもう少し安全に行使価格5ドルプットとかでも、今なら1枚0.5ドル出せば購入可能、株価が0に近付けばこのプットの価格は5ドルに近付きますから、10バガーいけそうなぐらいですね。


うーん、RIOTは、LFIN・LBCCに続き、名前だけのハリボテ仮想通貨企業筆頭な気がしますから、最近の相次ぐ鉄槌の波に乗って、来るんじゃないかと思うんですけどねぇ~、上場廃止の動き!


LFINの取引が落ち着いて、なおも無意味に活況な感じだったら、ちょっと本格的にエントリーを考えてみたいです。


なお、本日はその他のオプション取扱いありの仮想通貨関連銘柄も、なぜか妙なアップをしていました。

引け時点のMARAオプション板

引け時点のDPWオプション板

MARAは株価+20%超、DPWは株価+44%超!!

無駄に景気がいいですね。

ただ、どちらも既に株価が低すぎるので、プット買いのうま味はあまりないんですが(インザマネープットしかないので)、まぁここからさらに株価が大上がりするようなことでもあれば、これらも結構面白くなっていきそうではあります。

今はまだ流石にエントリーしたくなる感じはしないですね。 様子見でしょう。



そんなわけで、個人的にはポジション保有中のLFINと、そしてやっぱりギリギリ生き延びているRIOTが、現状どうなっていくか非常に気になって仕方がない、というお話でした。


しかし、ニュース記事で挙げられていた企業、仮想通貨参入前は飲食やら電子タバコやら、本当にブロックチェーン技術とは全く関係ない感じなのに流行りに乗っかって名前だけそれっぽく変更してる感じのやりたい放題で笑えたわけですが、よく考えたら、どうせ上場廃止するなら、そもそもそんなやつらの名義変更や上場を承認しなきゃいいじゃないの!Nasdaqが悪いよNasdaqが~、としか思えませんでしたね、正直。

でもまぁ資本金や書類さえちゃんとしていれば、取引所側はあまり厳しい態度を取れないのかもしれませんね。あんまり条件を厳しくすると、本物の革新的企業が上場できなくなる可能性もあるかもしれないですしね。


・・まぁ、流行りものに名前を変えるだけのような企業が革新的である可能性はほぼ0な気もしますが・・・。



ともかく最近は仮想通貨関連企業の動きが激しく、そちらにかかりっきりなのですが、その他の保有ポジションは全く冴えない感じです。

まぁ、どれも来週が満期なので、来週勝負ですかね。


とりあえず明日のLFINの動向、個人的には要チェックです。

とっとと敗北を認めて、潔く上場廃止処分を受けておくれ~!!

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