高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

米国株OP取引の実践的解説

シリーズで、米国株オプション取引を、世界一分かりやすく解説していこうと思います

完璧な大当たり!やったね!…と喜びも束の間、天から爆弾が降り注ぐ!!

こういう超デンジャーな銘柄の取引では、いつも以上に決して粘らず速やかな決断が重要になる……永久に忘れないようにしたい、いい教訓です

仮想通貨投資が危ない理由:税金が重すぎる

仮想通貨投資で最も気をつけるべきと思われる点についてまとめました

我流投資に向いている人・向いていない人

自分の目指すべき投資家スタイルをまとめてみました

2018年2月28日水曜日

ちょっとずつ・やばい気配が・ひたひたと(季語なし)…何だか市場全体も冴えませんねぇ


いやいや、そんな日々のちょっとした値動きでごちゃごちゃ言うのも詮無きこと・・というのも当然なんですけどね、せっかくボラの激しいポジションを抱えているわけですし、ごちゃごちゃ言い続けるとしましょう。


さて、先日から目をつけている、疑惑の総合商社と言って差し支えないMDXG (MiMedx Group)、私は暴落期待でプット買いポジションを保有中なのですが、今日も今日とてV字型チャートを描いており、思うようには下がらないなぁと思っているのがお昼頃の現状です。


※これまでチャートは取引所謹製・Nasdaqのものを使わせてもらっていましたが、20分遅れ・無駄に重い・特に見やすいわけでもない、ということで、今後はGoogle検索結果でトップに表示されている、Google Financeの簡易チャートを使わせていただこうかと思います。

Google製品を無断で使うとAdsenseに怒られるかもと思って避けていたのですが、出典をきちんと明示すれば、常識的な範囲内の引用であれば恐らく問題ないのではと思っています。

怒られたら変更しましょう。


https://www.google.com/search?q=NASDAQ:MDXGより

12:00時点のMDXGオプション板

な~んかホントこのパターンですよね、昨日もそうでしたが。

株価は思うように下がらず、反発してしまっています。


一応インザマネーの私のプットですが、極めて大きいボラで非常に高値がついていることもあり、この程度の株価のダウンではプットの価格はアップせず、むしろ株価は上り調子であることもあり、下げ圧ボラと時間価値両方の消失に負けて、プット評価額は軒並み前日比同値とかマイナスになってしまっています。
(行使価格10ドルプットがマイナスであるように、私のプットもずっとマイナスでした。画像ではたまたま前日比同値になっていますが)


でも、一応まだ株価自体は前日比マイナスの状況ですし、こっからまた下がっていく予感しかしませんからね。

大体不調な株ってこういう動きで、微妙に買い方に期待を持たせながらも日々ジリ下げしていくような気もしますので、例によって気長に構えましょう。



MDXGはとりあえず今日も恐らく放置ということで、他に目を向けたいのですが、何か、お昼少し前ぐらいから突如として市場が全体的に真っ赤、VIX(恐怖指数)も久々に上がり始めており、不穏な気配です。


以前手を出して、粘りすぎて失敗した米国小型株ブル3倍ETFの、TNAも、下がり始めています!

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TNAより

12:01時点のTNAオプション板


む~ん、これ、素晴らしいプット買いのチャンスなんちゃいますのん?・・と思えてなりませんが、どうなりますか・・・


こないだから言っている通り、MDXGで既に下げ方向期待のショートポジションを抱えていますので、次に手を出すならリスク分散も兼ねて、急騰・上がり方向期待のトレンド銘柄のロングポジション(コール買い)がいいかな、と思うのですが、そんなのも特に何の根拠もないこだわりですし、自分がいいと思う方に賭けるのがやっぱりいいのかもしれません。



どうすべぇ、と色々考えていたら、アッーー!!


あれから10分ぐらいで、MDXG、まさかの株価プラ転!!


12:12時点のMDXGオプション板

昨日はさすがにプラ転までは上がらなかったというのに、なんちゅう動きを見せてくれるんや・・なんちゅうもんを・・・


もちろんこの程度の上がりはまぁ想定内で、この先の下落は特に変わらず期待していることに変わりはありませんが、やっぱり、目の前で予想と逆の動きをされちゃうと、若干不安にもなりますね。


でもまぁ待ちましょう。

MDXGの現況が、ネガティブな空気優勢であることは全く変わっていません。


・・ま、見方を変えると、市場が真っ赤に燃え盛りつつある時に1人だけプラ転ということで、やっぱりMDXGは市場全体の動きとは独立に動くものと考えていい、って気もしますね。

つまり逆転の発想で、今から別の銘柄、例えば3倍ETFなんかを下落期待でプット買いしたとしても、一応分散効果はあると言いますか、MDXG株とはそこまで高い相関では連動しませんので、1つのカゴに卵を盛ることにはならないだろう・・・と都合よく考え、3倍ETFのプット買いをするのもいいかもしれないな、なんて気がますます強くなってきました。



小型株3倍ETFのTNAもいいんですけど、個人的に、本日既に寄り付き直後からずっと下げていた、金鉱株3倍ETFのNUGTなんかが非常に気になって目に付きました。

5日チャートを見ても、これは明らかに下げトレンド突入では・・?と思えてなりません。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:NUGTより
12:14時点のNUGTオプション板 

まぁ、そんな素人の短絡的直感が当たるわけはないんですけど、このNUGT、株価(ETFなので正確には「株価」ではありませんが、意味は通じるかと思います)の絶対値がTNAに比べて低いこともあり、当然オプション1枚の価格も低くなっていますから、オプション買いにより手を出しやすい、ってのもあるんですよね。


この日は株価マイナス10%超も記録していたNUGTのプットオプション、今週金曜満期・行使価格22ドルのやつなんて、上の画像時点で、前日比+1171%ですよ!


1日で10バガー(正確には12.7バガー)達成!!!


夢がありすぎでしょ、常識的に考えて・・・


しかし、さすがに満期が3日後というのは、あまりにリスキー・・・

明日もし一気に反発上げが来たら、恐らく即紙くず化で一発アウツ・・・

多少満期を延ばそうとも、下げトレンドが来ずに上がり始めてしまったら、3倍ETFはガンガンに上がっていっちゃいますから、結局アウツ・・・


夢はありますが、本当にハイリスクで、実に悩ましいですね。

個人的には、下がると思うんだけどなぁ・・・



・・と、うだうだ悩んでいたら午後1時になりました。

NUGTは、なんと!


13:00時点のNUGTオプション板 

ちょっと戻し上げが来ていました。


さっき、「1日で12.7倍?飯食ってる場合じゃねぇ、突撃ぃ~!」と同じプットを0.45ドルとかでジャンピング買いしていたら、わずか45分で評価額はあっさり0.255ドルに転落、一瞬で投入資金が半額近くになってしまうという巨額損!!


まぁそんなもんですよねぇ~。

本当に難しいです。

トレンドなんて私には読めませんし、そもそも多分誰にも読めないので、やっぱりこういう短期爆発期待の投機的投資は、愚か者の行いと言わざるを得ないのかもしれませんね。



・・・ま、今日は様子を見ましょう。

新しいトレンドの出端でエントリーしなくても、「明らかにこうなった」と見えてから入るのでも十分でしょう、恐らく。


待つことはとてつもなく重要ですね。


「焦ってエントリーしない、閉じる時は無駄に粘ったりしない」というのは、本当にオプション買いでは鉄則です。


本日現地時間火曜日は、引け後、昨日注目し始めたWTWの決算報告も予定されていますしね、それを見てどうするか考えても十分でしょう。


・・・ということで、 引けを迎えました。

WTW以外の注目銘柄をまずは振り返っておきましょう。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:MDXGより
引け時点のMDXGオプション板


https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TNAより
引け時点のTNAオプション板


https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:NUGTより
引け時点のNUGTオプション板


https://www.google.com/search?q=NASDAQ:OSTKより
(3ヶ月チャート)
引け時点のOSTKオプション板

米国市場はこの日、最後まで全体的に冴えませんでした。


しかし、私的には、特にMDXGが思ったほど下がってくれていないので、「しっかりしてよ!君の下がりはこんなものじゃないはずだろ?」と思わずにはおれない限りです。

まぁ、割と長いこと前日比プラス圏で動いていたのが、最後かろうじて前日比マイナスで終えてくれたのは良かったかな、って感じですけどね。


危うくエントリーしかけた3倍ETFも、とりあえずこの日はめちゃくちゃに大きく下がり続けることはありませんでした。

でも、何となく、またちょっとやばい気配がひたひたと・・・。


VIXも、順調に上がってきていますよ・・・

https://www.google.com/search?q=INDEXCBOE:BVZより
(VIXチャートは、Google検索結果でもリアルタイムじゃないようですね)


ただ、あまり下がらなかったのはNUGTの方であって、TNAは結構ズルズル下落、適当に目安にしていた株価70ドルも割りましたし、やっぱりこれは、クラッシュ来ちゃいます・・・???



まぁ、市場の心配なんぞをするより、自分のポジションの心配をしろ、って話ですね。

満期まではまだ2週間以上ありますが、これ、油断してると思いの外一瞬で過ぎ去っちゃうんですよね。

やっぱり本当に、引っ張るのはいけないでしょう。

・・とか言って、もう1回大きな下がりが来るまでは粘りに粘って引っ張ると思いますが・・・。



まぁその辺はもう待つしかないので座して待ちましょう。



さて、本日引け後に決算発表がなされるWTWはどうでしょうか。

この日も株価は続落し、この冴えない市場気配にあって、何とか引け間際まで守っていた株価70ドルも、最後の最後に陥落してしまっていました。


引け時点のWTWオプション板


さぁ、決算直後の時間外取引の様子やいかに?!


私は爆上げ予想ですが・・・?!




https://www.google.com/search?q=NYSE:WTWより

・・キターーー!!

まぁ、まだ分かりませんけど、決算発表一発目の報告内容は中々良かったみたいですね。

この後も動きがあるでしょうが、また明日以降、注目してみようと思います。


ひょっとすると市場の冴えなさに引っ張られるかもしれませんが、好決算でどこまで伸びるのか、見ものですね!

2018年2月27日火曜日

ウォウ~どんぴしゃ大当たりで、1日で+100%超!…粘ります!


先週金曜日、決算延期~全く無意味な電話会見で投資家の失望を買っていたMDXG (MiMedx Group)、私は確実に下落していくと考えプットオプション買い1点張りのややリスキーなポジションを取ったのですが、週明け早速下落が来てくれましたね。


寄り付き直後はなぜか前日終値比プラスだったんですが、すぐに下落、取引開始後1時間と経たないぐらいで、株価は-16%超の、6.52ドルにまで沈んでいます。

10:24時点のMDXGオプション板

これはナイスですね!

私の保有する3月限・行使価格7.5ドルプットは、この時点で評価額1.575ドルとなりまして、私の買値0.75ドルから、率でいうと+110%、一気に2.1倍に!

このプットは100枚=1万株分の購入でしたので、この時点で含み益は8250ドルですね。


このすぐ後には、株価はさらに下がり6ドル割れも間近な所まで到達、このプットはさらなる値上がりを見せ、最高で2.00ドルでの取引も成立していました。


金曜日0.75ドルで買ったものが、月曜日2.00ドル!!


1営業日で+166%、すなわち、2.66倍!!!


しかも、完全に偶然たまたまではなく、ある程度狙ってのこの上がり!!

いやぁ~、凄いですねぇ~、まぁ、利確しない限り、全ては幻なんですけど・・・。


そう、粘ってはいけないと散々自分に言い聞かせるかのように言ってきたというのに、息をするかのごとく当たり前にこの株価の下がりを完全スルー、さらなる下落に期待して、ネバネバ引っ張ってしまったのです!!


結果・・・


それから1時間と経たず、株価は反発上げであっさり7ドル超え・・・

11:19時点のMDXGオプション板

こないだ身を以って学んだことは、一体何だったんだー!!


手持ちのプットの評価額も、この時点で1.425ドルと、あっさり+100%割れです。


・・まぁそれでも十分な上がりなんですけど、やっぱりどうしてもこんな所では区切りをつけたくないと思えてしまいますねぇ・・・。


大丈夫、今日これ以上下がらなかったとしても、きっとまた続落していってくれるはず!



・・という期待から1時間・・・

12:19時点のMDXGオプション板

あひいぃぃーーん、さらに株価上がってるうぅぅ~~!


・・・まま、こんな日もある、大丈夫だ!


その証拠に見よ、こんなニュースも配信されていたのです!


米国司法省が、MDXGの業務実態を調査:ブルームバーグ(ロイター)(NYタイムズより)(←どこが報じてるんだよ、って感じですが)


そう、あまりにも怪しい話が目白押しすぎて、ついに司法省が動いた!

さらに、SECの調査も始まるだかなんだかで、MDXG、あなたは今や疑惑の総合商社なんだよ!!!


よし間違いない、下がりますよ、こんな企業は。

ちょっとぐらいの反発はあって当たり前、もう少し長い目で見れば、落ちていく一方なのは確定的に明らか・・・。

よって、ちょっとした値動きであーだこーだ言うのはやめましょう。


ブログ記事を軽量化したいと言っていたばかりですしね。


とにかく今日は絶対に様子見!明日以降のさらなる下がりに期待です!!




さて、そんなわけで下落期待のMDXGはもう放置なので、他に何か注目企業がないか、今回はトレンド的な、上がり期待の方向で探してみましょう。


個人的に今一番気になっているのはこれ、ここしばらく非常に右肩上がりで好調な(チャートは最後に載せようと思います)、WTW (Weight Watchers International)です!

12:21時点のWTWオプション板

まぁ今日は前日比プラスとマイナスを行ったり来たりなんですけど、右肩上がりトレンドなのは間違いなく、そして何より決算報告が現地時間27日火曜日の市場終了後に控えているのです。


決算前に飛びつくことはしませんが、もし好決算なら、またしばらく右肩上がりが続くのは間違いないように思うので、思い切ってトレンドに乗っかるのもありかな?・・などと思っています。


この企業はその名の通り、体重管理・健康的な体重減少を指導するオンラインアプリ、ミーティング、個人コーチなどを主要ビジネスとしているようですね。

Weight Watchersウェブサイトより

まぁ、経済が発展して日々の生活に余裕ができた後は、より長生きしたいと思うのが人類共通の願いですから、特に肥満が社会問題化しているアメリカにおいて、このビジネスは将来的にも伸び代は間違いなくありそうです。

インターナショナルという名前が入っている通り世界展開しているようですが、今の所、日本は対象外ですね。

ビリーズとかライザップとかみたいに、その内日本上陸もするかもしれません(・・・って、調べたらライザップは日本の企業だったんですね)。


でも、やっぱり、こういうまともなビジネスって、あくまでも常識的な成長しかしないようにも思えるんですよね(必ずしもそうとは限らないですが)。


個人的にはやっぱり、「まともではない」とは言いませんが、爆発的なバブル的伸びがあるかもしれないビジネス・トレンドの方が夢に溢れているように感じます。


ということで、相変わらず、仮想通貨関連銘柄のOSTK (Overstock.com) なんかにも注目しているわけです。

12:25時点のOSTKオプション板

しばらくずっと話題には出していなかったのですが、なぜまたOSTKかといいますと、こちらも、決算報告が間もなく予定されているんですね。

一応、28日に予定されているようですが、まだ確定ではないようで、多少ずれるかもしれません。


ともかく、個人的には火曜水曜今週と、WTWとOSTKには要注目かと思っています。


もちろん、新規仮想通貨コダックコインが延期になったまま何も動きのないKODKなんかも気になるんですが、まぁ気になる銘柄なんて挙げようと思えば無限にあるので、とりあえず上記2社を今週は取り上げて追って行こうかと思っています。




さて、午後4時となり引けを迎えました。

オプション板と、5日チャートを(WTWのみ、3ヶ月チャートで最近のトレンドを)振り返っておしまいとします。


Nasdaqのチャートより
引け時点のMDXGオプション板


Nasdaqのチャートより
引け時点のWTWオプション板


Nasdaqのチャートより 
引け時点のOSTKオプション板


うへぇ、MDXGは、その後お昼時点の株価よりまた下がっていたのに、最後の最後上がってきて、あの時とほぼ同値で終了!

寄り付き後の下がりに調子に乗って「どんぴしゃ大当たり」などというタイトルにはしたものの、何とも後味と幸先の悪い、凶兆しか感じられないパターンでしょうか。

ま、総合的に考えて、落ちる可能性の方が高いので、耐えて待ちましょう。


・・でもまぁ、やっぱり、どんなに下がっても1日中下落を続けることはないように思うので、明らかに「これはめちゃくちゃ下がったな」と思ったら、一旦手仕舞って、その後の反発後にまた買い直すデイトレ的なことをしてもいいかな、とも思えましたが・・・

・・いや、やっぱり、そんなのはチャートを後から振り返ってしか言えないことなんですよね。


底だと思ってプットポジションを閉じたら、そのままずるずる下がって「売らなきゃ良かった・・」なんてことはあまりにあるある過ぎて耳からタコさんウィンナー噴射レベルなので、後からなら何とでも言えるんだよなぁ・・って話なんですよねぇ、結局。


まぁでも、十分な利益が既に乗っている状態なら、そういう直感にかけるのも悪くはないかな、って気もしますね。

失敗しても、さらなる利益を乗せ損ねるだけで、実際の損失を被るわけではないですからね(精神的には大損ですが)。


ま、あーだこーだ考えながら、楽しんでやっていければ何よりかな、って思います。

とりあえずMDXGには、さらなる下落を期待したい限りです!

2018年2月26日月曜日

米国株OP取引の実践的解説9:高配当戦略なんて全く目じゃない、オプション売り取引


(前→その8:売り取引をより詳しく / 次→その10:オプション売り取引の続き

米国株オプション取引の解説シリーズ、ここ最近見ていたオプション売りについて、具体例を使って見てみようと思います。


タイトルにて高配当株を比較対象に挙げましたが、保有ポジションから定期的に資金を得られるという点において、オプション売りと高配当株ホールドは近い所のあるものかな、と思います。


そして、「高配当戦略なんて目じゃない」と挑戦的なことを書きましたが、実際個人的には、目じゃないを通り越して、全く違いすぎる、お話にならない、比較するのもおこがましい、どこをどう見てもオプション売りの方があらゆる点で素晴らしいと思えてなりません。


どんな理論やお題目よりも実例を示すことほど説得力のある話はありませんから、具体例を見てみましょう。


こちら、AMZN (Amazon.com) のオプション板、2月16日(第3金曜)に撮っておいた画像になります。

2月16日引け時点のAMZNオプション板

AMZNには、週1オプション、すなわち毎週満期のオプションが存在します。


枠の大きさの都合でごく一部しか示せていませんが、この日満期を迎えた2月16日限のオプションと、翌週2月23日限のオプションを示してあります。



さてここで、豊富な資金が潤沢にあって、その資金を元に安定して定期的な収入を欲しいという欲張りさんはどうすべきか・・・


高配当株ではなく、オプション売り取引に、その最終解答はあったのです!


何をどうすればいいのか、その一例をお示ししましょう。


オプション売り取引で、毎週の収入!


オプションにはコールとプットが存在します。

詳しい説明は以前の解説記事を参照いただければと思いますが、オプション売り取引に、特に何もポジションを持たない状況、いわゆるノーポジから入る場合、原則として、プット売りから入るのがいいかと思います。

その理由は、こないだから何度か書いている通り、コール売りは潜在的な損失が無限大であり、ノーポジで入るのは危険だからということが第一にあると言えましょう。

他にも、オプション売り取引を毎週行う上で唯一気にするべきことは、「対象株が暴落しない」こと、すなわち、オプション取引の対象とする株を選ぶ上では、「株価が横ばいか上昇で勝ち」のプット売りに安心して入れるような銘柄を選ぶのが良い、というのも、逆説的にプット売りから入る理由の1つと言えそうですね。


そんなわけで、実例の1つ目には、現在凄まじい強さを誇る王者AMZNを選んでみました。


さて、上の画像を撮った日は、2月16日です。この日にプット売りに入るとしたら、私ならどうするでしょうか。


以前、オプション板の見方として、

「オプション買い取引では、アウトオブザマネーであればあるほど危険、インザマネーであればあるほど安全」

などと示しましたが、オプション売りでは当然その真逆、アウトが安全、インが危険(かどうかはともかく、権利行使に至る可能性が高い)となります。


プットの場合は上に行くほどアウトオブザマネーになっていきますから、一連のプットオプションが並ぶ枠内の上であればあるほど安全ということになりますね。


言うまでもなく、枠内の上に行けば行くほど、プットの値段も安くなっていきますから、売却しようとしている立場からすると、儲けが小さくなります。


すなわち、上にあるプットほど、ローリスクローリターンになるということですね。



さて、AMZNに限らず最近は若干市場が不安定な気もしたので、あまりリスクを冒して攻めるのも危険であるから、私ならそうですね、行使価格1440ドルのプットを売るでしょうか。


プットの価格を見ると、Bid 16.45のAsk18.00、評価額(BidとAskの平均値)は17.225ドル、直近取引価格 (Last) は17.09ドルとなっていますね。


まぁ、ここはキリ良く、17.00ドルにて、このプット1枚の売り注文を出したとしましょう。

この価格なら、恐らく取引成立するのではないかと思います。

よって、無事約定したとします。



・・はい、これで、来週AMZNの株価が1440ドルを割らなければ、あなたは1700ドル、すなわち約18万円丸儲け、1週間で18万円もの収入をゲットしたことになります!!



さっそく答え合わせをしましょうか。

こちら、先週金曜日、2月23日のAMZNオプション板です。


2月23日引け時点のAMZNオプション板

・・・はい、AMZNはこの日、株価1500ドルで取引を終えました。

余裕も余裕、16日に売った行使価格1440ドルのプットは、満期であるこの日を待たずとも、とっくのとうに紙くず化していたことでしょう。


結果論ですが、もし先週時点で割と強くAMZNの伸びを確信していたなら、もっと下の方にあったプット、例えば最初の画像の一番下にあった行使価格1462.5ドルプットを売っていれば、1枚売っただけで2800ドル、30万円の収入をゲットできていたことになります。


さらにいえば、行使価格1500ドルのプットであれば、(画像にはありませんが理論上)50ドル以上で確実に売却できたことになるので、1週間で5000ドル以上丸儲けになっていました。


割と凄まじいですね。


オプション売り取引最大の難点=エントリーに大きな元手が必要


ただし、オプション売り取引の唯一にして最大の弱点は、元手資金が結構な大きさ必要になるということが挙げられます。


米国株オプションは1枚あたり100株を取引対象にしますので(これは、1枚1000株分の日経平均オプションとは完全に違う点なのでご注意ください)、プットを1枚売るのに、対象の株を100株購入するだけの余力がないとエントリーできないシステムになっています。


最初の例に挙げた行使価格1440ドルのプット1枚売りであれば、1440 × 100=14万4000ドル、ただしプットの売り上げ分は必要資金から引いて考えることができるので、プットの売り上げ利益1700ドルをマイナスして、14万2300ドルの余力資金が口座内にないと、このAMZNプットを売ることができないんですね。


なお、これはSEC(アメリカ証券取引委員会)かCBOE(シカゴオプション取引所)かが決めているルールなので、証券会社によらず、これは絶対だと思います。

(もちろん現物口座ならば、です。信用口座であれば、信用枠で実際の余力資金以上の取引が行えるわけですが、それは信用枠の使用なので、オプション取引のルールではありません。証券会社ごとのルールですね。

 オプション取引であれば現物口座でも凄まじい破壊力のリターンは出せるので、私は、破滅への第一歩である信用取引には絶対に手を出しませんし、これを読んでいる方も手を出さないことをオススメしたい限りです)


話が逸れましたが、14万2300ドルと大量の資金が必要ではあるのですが、リターンは1700ドルだったのです。


率で考えましょう、週率約1.2%のリターンです。


いいですか、年率じゃないですよ、1週間で元手の1.2%の現金をゲットですよ!

単純計算で、年率60%以上です。


どんなに超高配当でも、年利5%かそこらが現実的にあり得る範疇の高配当株と比べて、全くお話にならない、比べるのもおこがましいレベルのリターンになることがお分かりいただけたでしょうか。


恐らく多くの方が、「そんな上手い話があるわけがない」と思われることでしょう。


しかし、事実は事実です。


むしろ、勇気を出して行使価格1500ドルプットを売っていれば、1500 × 100=15万ドルからプット売却で得た資金5000ドルを引いて、14万5000ドルの元手で、1週間で5000ドルの収入を得たことになります。


週利3.4%!年利170%とかそのぐらい!!


ただまぁこれはAMZNがとても調子よく上がった週の素晴らしいタイミングの例なので、毎度こう上手くは行かないでしょう。



「じゃあ上手くいかなかった時はどうなの?どうせ破産するとかいうのがオチなんでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。


最初の例で、仮に先週金曜日にAMZN株価が1440ドルを割っていたとしたら、行使価格1440ドルのプットを1枚売っていたあなたは、AMZN株を100株、1440ドルで買わされるだけです。
 

もちろん、AMZNが大暴落していきなり株価1000ドルとかになったりしたら、1440ドルで買った株が1000ドルになったということで大損ですが、AMZNがそこまで落ちることは恐らくないでしょう。


ただ、AMZNが暴落することはあまり考えにくいですが、適当な銘柄でプット売りをして、突如暴落を食らうことは大いにあり得るお話です。

その意味で、最初上の方で、「暴落の危険性が小さい、強い銘柄を選ぶこと」というのをオプション売り取引エントリーの銘柄選びの条件に挙げたのでした。



ちなみに、この「損失」の面においては、オプション売りも高配当株も条件は全く同じです。


例えば高配当のXYZ株を14ドルで買っていて、いつの間にか株価が10ドルまで下がってしまったとしたら、資産が約30%下落していますから、配当をそれまでいくらもらっていようと、トータルではマイナスになってしまう可能性が高いでしょう。


株価1400ドル超えのAMZN株が1000ドルになってしまった時、同じく約30%の下落を食らいますが、条件は同じということですね。


高配当戦略もオプション売りもどちらも対象株価が大きく下がればマイナスなのは全く一緒、それなのに、オプション売りの方は、毎週、配当など相手にならないぐらいの利率での収入ゲットが可能です。


私個人的な意見では、高配当株のホールド・配当再投資が、オプション売りに比べて勝っているポイントは、一切、何一つありません


3ヶ月に1回・・?超高配当銘柄であっても、3ヶ月も待って1-2%かそこら・・・?


正気ですか?オプション売りなら、ほぼ勝ち確の安全取引でも、1週間でそのぐらいの現金ゲットですよ?


あえてオプション売りの難点を挙げるとすれば、最初から言っている通り、オプション売りには結構な額の元手が必要(=大体対象の株を100株買える資金)、そして、国内の証券会社での扱いがないことの2点でしょうか。



ちなみに、そうは言っても、私はオプション売り取引は多分しばらくやらない予定です。

永久にやらないかもしれません。

それは、以前も書きましたが、「オプション買い取引に比べて、資金効率が悪すぎるから」の1点の理由によります。


オプション売りは安定して毎週の高収入も可能なのですが、それでも上のAMZNの例ですと、週1%とか、最高のパターンを引いて週3%とかです。


オプション買いなら、5分で+10%とかも余裕ですからね。


せっかちな私には、高配当株はいうまでもなく、オプション売りでさえも、ちょっと性に合わないのでした。


しかしそれは各人の性格次第でしょう。


私はやっぱり、自分には物足りないのでオプション売りはやらないと思いますが、高配当株投資をされている方には、そんなものに投資するぐらいなら、オプション売りの方がいいのでは・・・?と思えてやみません。


でもそれも各人の性格次第でしょうね。


あくまで、私はそう思う、というだけの話に過ぎません。



最後、AMZNプット売りに話を戻すと、2枚目の最新のオプション板画像で、もし売るならどうするか見ておきましょうか。

そうですね、私なら、最初に挙げた例と全く似たような感じで、やや安全に、しかし過度にリターンは下げず、「行使価格1490ドルのプットを、16.20ドルとかそのぐらいで売却」ですかね。


これで、来週金曜日、AMZN株が1490ドルを割っていなければ、それだけで1620ドルの現金丸儲けです。

株価完全横ばいでも結構な利益というのも、凄まじい点ですね。


逆にもし割ってしまったら、行使価格である1490ドルでAMZNを100株買わされることになりますが、繰り返しですが「AMZNを1490ドルで買う」というのは、今現在、別にそこまで悪いことでもありませんので、予想が外れてもそれだけの話なんです。


もちろん、市場全体がクラッシュしてAMZNが一気に1200ドルぐらいまで落ちちゃうと大損ですが、これも繰り返しですが、それぐらいの市場クラッシュが来た場合、高配当株だってのっぴきならない下落をマークしているでしょうから、高配当株をホールドしている方だって大損ですしね。


あ、ちなみに、残念ながら株価が下がってプットの権利を行使されてしまい、AMZN株を買わされた場合ですが、そうしたら今度は満を持してコールオプション売りに移行です。

それに関しては、もう長くなったこともありますし、また次回以降触れようと思っています。



最後に、AMZNだけではあれなので、他の強そうな企業、今回は、

・もう1人の王者GOOGL

・株価は高いけれどボラも大きく、オプション売りにうってつけそうなTSLA

・時価総額ナンバー1、本当の王者はこの人、しかし株価自体はAMZN・GOOGLより遥かに低いのでオプション売りもやりやすいAAPL

・・・の3社をピックアップしてみました。


これらの、2/16~23の動きを見て、私なりの取引例(あくまで想像上、ペーパー取引ですが)をお示ししましょう。

なお、取引例は、23日の画像(=答)は一切見ず、16日時点の画像だけ見てフェアに考えています。

まぁ、どうせアットザマネーから2-3段階低い行使価格のを売るだけなんですけどね。

【GOOGL】
2月16日引け時点のGOOGLオプション板
→行使価格1090ドルプットを、9.20ドルで売却(1枚売るのに、10万8080ドル必要)。

1週間後、どうなるかな?


2月23日引け時点のGOOGLオプション板
 →売ったプットは紙くず化!プットを売却して得た資金丸儲け!!
 
1週間で920ドルゲットだぜ!(週利+0.85%)



【TSLA】
2月16日引け時点のTSLAオプション板
→行使価格330ドルプットを、3.60ドルで売却(1枚売るのに、3万2640ドル必要)。


2月23日引け時点のTSLAオプション板
 →紙くず化!プットを売却して得た資金丸儲け!!

1週間で360ドルゲットだぜ!(週利+1.10%)

※なお、GOOGLプットを売るぐらいの余力資金があるなら、TSLAプットなら3枚売ることができますので、週1080ドルゲットできていたことになりますね。何枚売るかは余力と自信次第!


・・・しかしTSLAはボラが高い印象でしたが、AMZNと大体同程度なんですね。まぁ、AMZNも最近上がりすぎだから、ボラが高くなっているのかもしれません。



【AAPL】
2月16日引け時点のAAPLオプション板
→行使価格167.5ドルプットを、0.57ドルで売却(1枚売るのに、1万6693ドル必要)。


2月23日引け時点のAAPLオプション板
 →紙くず化!プットを売却して得た資金丸儲け!!

1週間で57ドルゲットだぜ!(週利+0.34%)

※AAPLプット売りに必要な最小の元手は1万6000ドルちょいですが、リターンも、わずか57ドルぽっちです(もちろん、2枚売れば114ドル、10枚売れば570ドルですが)。

 この通り、株価が小さくなると、1段階アウトオブザマネーになるごとにプットの価格は激減してしまうパターンが多く、やや危険を冒しても利は小さくなることが多いです。

(しかしそれでも、週利0.34%=年利17%とかですから、高配当銘柄が勝負できるような利率ではありません)

  売る枚数を重ねても無駄に手数料が増えてしまうわけですし、 個人的には、プット売りをするならやっぱり大型株(株価が大きい、という意味で)かな、という印象があります。もちろん、必要になる資金は甚大になりますけどね!!


 たださらに言えば、もっとボラの激しい低位株であれば、株価が小さくとも大きな利益を上げることが可能です。

 でも、ボラの激しい低位株なんて、超大暴落する危険性がメチャクチャ高いことと同義ですから(下手すると倒産する)、それは非常に危険な取引でしょう。

 まさにハイリスクハイリターン、私なら、そんなのでリスクを負うなら、オプション買い取引にするかな、って気がします。



・・・なんだ、この週は全部好調に値を上げていましたので、全勝でしたね。

もし株価が行使価格を割れていたら、「○○株を行使価格で100株買わされた。今週以降の株価回復に期待するとともに、今度は行使価格○ドルのコールを×ドルで売って今週の利益ゲットを狙います!」って書くつもりだったんですが、当てが外れてしまいました。


とりあえず今回の結論としては、こんな感じですね。

アウトオブザマネーのプットを売れば、毎週1%の収入を得ることも可能!!


自分がやるとは言っていませんが、少なくとも高配当株ホールドよりは、大変オススメに思います。

2018年2月25日日曜日

アドセンス:自動広告でさらに便利に!設定も楽ちん!!機械学習!!!


Google Adsenseに承認されてちょうど1週間が経過しましたが、連日、アドセンスをさらに便利に、最適化するためのヒントのメールが、ほぼ毎日ペースで送られてきています。

Google Adsenseからの受信メール

2月22日に受信したメール、「小さな変更で大きくな違いを生み出しましょう」という件名ですが、あのGoogleでもタイプミスをするのか!・・と、ちょっとほっこりとした気持ちになりましたね。


まぁそんな揚げ足取りはともかく、気になったものとしましては、前回アドセンス承認の記事をアップしたちょうど次の日ぐらい、2月20日に、最適化の例として、自動広告に関するメールが送られてきたことが挙げられます。


自動広告とは一体・・・?


Adsenseのヘルプから、紹介文を抜粋させていただきましょう。

以下、Google Adsense管理画面にある「ヘルプ」から、一部抜粋です。

自動広告について

自動広告とは、コンテンツを収益化するためのシンブルで革新的な方法を提供する広告フォーマットです。(以下略)

メリット

自動広告には次のようなメリットがあります。
  • 高品質なコンテンツの作成に専念できる。自動広告では広告の掲載と最適化が自動的に行われるため、手作業にかかる時間を節約できます。
  • 増収が見込める。レイアウト、コンテンツ、既存の Google 広告に基づいてページを分析し、新たな掲載場所を特定できます。
  • 使いやすい。掲載したい各ページに同じコードを 1 つずつ設置するだけで、自動広告を表示できます。残りの処理は自動的に行われます。

自動広告の仕組み

自動広告では、Google の機械学習技術を使用して次のことが行われます。
  • ページ構成を把握する。
  • ページに掲載されている既存の Google 広告を検出する(他の広告ネットワークからの広告は検出できません)。
  • ページのレイアウト、ページ上のコンテンツの量、既存の Google 広告といったさまざまな要素に基づいて、自動的に新しい広告を掲載する。
サイトに変更を加えた場合は、その変更が自動的に検出され、ページの再分析が行われます。

・・・ということで、前回の記事で私は「設定が難しすぎぃ!」と悲鳴を上げていたのですが、まさにナイスタイミングで、「全てGoogleが自動で処理いたします」という素晴らしい設定が出てきてくれました。


正直、「そんなのあるなら最初から使わせてよ!何で最初の数日間は解放されてなかったのさ、意地悪なソシャゲか!!」・・・とか思ってたのですが、実は調べてみると、この自動広告のシステム自体が、まさに2月20日頃に新しく始まったサービスだったんですね。


不満を感じていた矢先に、ピッタリなサービスが現れる・・・めちゃくちゃいいタイミングで始められたのかもしれません。


Google Adsense・自動広告の設定 (Blogger)


そんなわけで早速自動広告を設定することにしました。


正直、解説の必要もないぐらいに単純極まりない、数クリックでの簡単設定です。


まずは当然、Adsense管理画面にアクセスです。

Google Adsense管理画面より


左側「広告の設定」カラムに、「自動広告」があるかと思います。


私の画面は既に自動広告設定済みなので、未設定の方とは見た目が違うかもしれませんが、設定変更は常に可能で、最初にやる設定と同じ画面で同じことが可能かと思います。


その設定変更は、右側メイン画面、白枠内の右端、鉛筆というかペンというかのアイコン「全般設定の変更」をクリックして可能です。


Google Adsenseの自動広告、全般設定の変更より

クリック後、このような、「どのタイプの広告を表示させるか」の選択画面になります。


アドセンスの使用歴や規模によって種類は異なるでしょうが(私のアドセンスは、誕生後1週間の弱小ブログなので、表示されている広告の種類は恐らく最小でしょう。人によってはもっとあるのでは・・・?と思いますが、同じかもしれませんね)、全てON(つまみ右側、青がON)にすれば問題ないでしょう。



実は自動広告を設定後、正直手動で設定していた頃とあまり違いは感じないのですが、ヘルプの紹介文にある通り、何せこの自動広告は「Google の機械学習技術を使用」して、常に最適な広告が表示されていくわけですから!



よって、どう考えても、選択可能なタイプは全てONにし、あとはGoogleのAIに最適な表示場所や表示タイプを選んでいってもらうというスタイル一択でしょう。

私は、もう一切自分では何も触らず、GoogleのAIに任せようと思います。

日々、人間が眠っている間も機械学習を続けてくれる結果、ガンガン賢くなっていってくれることが期待されますからね!


なお、私が一番気になるのは、「関連コンテンツ」タイプです。

これは、自分のブログのオススメ記事と広告とが一緒に並べて表示されるというよく見るタイプのやつですが、間違いなくこのタイプが広告のエースでしょう。

実際圧倒的なクリック率を誇るとされていますし、そんなデータがなくても、直感的にこの広告が一番優れていそうなのは明らかです。


ただしこのタイプ、ある程度のアクセス数や収益を上げているブログでないと設定可能にならないようで、自動広告の選択肢にこれが出てきた時はときめいたのですが、ONにしても、どうも私のブログではまだ表示されていない気がします。

まぁ、表示可能になったらGoogleのAIがすかさず表示させてくれることでしょう。


一応ヘルプを見たら、「現在のところ、モバイルでのみご利用いただけます。」とありますが、モバイルでも表示されていなかったような・・・?


「関連コンテンツ」ヘルプより

ま、もう全てGoogleにお任せします。

間違いなくド素人の私よりGoogleの方が賢いので。



さて、表示広告を設定し、「保存」をクリックしたら、これでほぼ設定完了です。


簡単すぎぃ!!


完了したら、このようなコード画面が出てきます。

自動広告のコード

あとはこのコードをコピーして、説明文にあるように、ブログの<head>タグ内に貼り付ければ完了です。


説明文には「どのページにも同じコードを貼り付ける必要があります。」とあって、 「えっ?全記事のheadタグにいちいち貼らなきゃダメなの?」と思ったんですが、さすがにそんなわけはなく、ブログの全ページに広告を貼るのであれば、ブログメイン画面のheadタグに貼ればOKです。


私はBlogger使用ですので、Bloggerの例を出そうと思いますが(どのブログでも基本似たような感じだと思います)、
管理画面から「テーマ」をクリックし、「HTMLの編集」ボタンをクリック、出てきたHTML編集画面で、

/head

とでも検索すれば、(ひょっとすると/headerとかが途中にヒットするかもしれませんが)headタグの終わり、</head>にすぐに辿り着くと思います。

Blogger管理画面、「テーマ」→「HTMLの編集」より
まぁ<head>タグ内ならどこでもいいと思いますが、中途半端な場所だと下手に他の重要な要素の途中に割り込んでエラーを起こしてしまうかもしれないので、タグの終わり、</head>の1行上にでも貼り付けておけば完璧かと思います。


そんなわけで、非常に楽な設定で、今後は世界最強のGoogle人工知能が私の広告を最適化し続けてくれるはずです。


これは恐らく、月間1億円ももう目と鼻の先なのでは・・・。


なお、現在は、収益を受け取ることができるようになる8000円に到達するのに、数年かかるぐらいのペースですかね。


・・・ま、そこまで収益化は考えていませんし、今後はAIが学習し続けてくれますからね、のんびり進めていきましょう。




なお、Googleアドセンスの管理画面の画像キャプチャは貼っても大丈夫なのかな?と思ったのですが、規約を読む限り、問題ないと思われます。


こちらの記事が大変参考になりました。

Googleアドセンスの収益や管理画面キャプチャは公開して大丈夫か調査してみた(自営でイエイ!より)

収益の正確な額の公開も問題なかったんですね。



今後はもう広告に関しては完全放置するかと思いますが、Adsenseから送られてくるヒントやGoogleアナリティクスの有効活用なんかは、興味があるのでじっくり学んでいこうかと思っています。


個人的には、小手先の広告最適化なんかよりも、内容の面白さとそれに付随するアクセス数とが圧倒的に影響の大きいファクターかと思うので、やはりいい記事を書くのが最大の収益化アップに繋がるものではないかと思います。

楽しんでやるのが何よりかな、って感じですね。

2018年2月24日土曜日

場中の謝罪会見(核心には一切触れない)で、株価はどう動く…?!


先日から触れている、週の頭、決算報告の直前になって、突然「内部監査の必要性」から報告を延期したという疑惑のMDXG (MiMedx Group)、取ってつけたかのようなその場しのぎ対応で、この日現地時間金曜日の午前10時30分から、カンファレンスコールでの会見が予定されています。


この会見で、株価と、それに連動して動くオプション価格がどうなっていくのか、非常に興味深く見ものです。


寄り付き後は前日比プラスで取引を始めており、会見が始まるまでは動きはどうでもいいかなと画像も撮らずに気楽に構えていたのですが、午前10時少し前に、おもむろに株価が下がってくる気配を感じました。

9:55時点のMDXGオプション板

この時点で株価は9.03ドルですが、徐々に下がってきています。


3分後、ついに前日比同値にまで下がりました。

9:58時点のMDXGオプション板

・・これは・・やはり誰しもが下落を予想している、いわゆる「嵐の前の滑り台」なのでしょうか・・・そんな言葉はありませんが・・・。


午前10時になり、株価はマイ転していますね。

10:00時点のMDXGオプション板


さらに15分経過、株価はなおも下がる・・・!

10:15時点のMDXGオプション板


5分後、さらに下がり続け、ついに私の狙っている3月満期・行使価格7.5ドルプットは、前日比同値の評価額にまで値上がりしています。


10:20時点のMDXGオプション板

まぁ、電話会議が終わるまでプットを買うつもりはないので、この時点の値動きはどうでもいいでしょう。



さらに5分経過、会見まで残り5分です。

株価は、一応、下げ止まっていますね。

10:25時点のMDXGオプション板



勝負はこっからです!

さぁ、午前10時30分ぴったりとなりました。

10:30時点のMDXGオプション板


株価はどう動いていくでしょうか?!


1分経過・・・

10:31時点のMDXGオプション板
株価は上がってますね。


2分経過・・・

10:32時点のMDXGオプション板
なおも株価は上がっていますね。


3分経過・・・

10:33時点のMDXGオプション板

うおォん、これはまるで株価アップのバーゲンセールだ!

前日比プラスも目の前の上がりっぷり!!


4分経過・・・

10:34時点のMDXGオプション板

キョエエェェーー、ついにプラ転!

まさか、そんないい内容の会見をしているとでもいうのかぁーー!!


・・や、しかし、それから1分経って、いきなりまた下落、マイ転!

10:35時点のMDXGオプション板


・・・と思いきやさらに1分、あっさりプラ転!!

10:36時点のMDXGオプション板

理解不能!!

・・まぁ、常識的に考えて、まだあいさつ程度でしょうから、株価も似たような所で様子を探っていると考えるのが自然でしょうか。



さらに1分経ち、株価は一気に9ドルにも到達していますが・・・

10:37時点のMDXGオプション板


その後は一進一退、しかし5分後、若干ですが一気に下がりました。

10:42時点のMDXGオプション板

しかし株価自体はまだ前日比プラス圏を維持していますね・・・


ここからは、せっかくなので、現場の声を一部お届けしましょう(Twitterや掲示板より、適当に引用抜粋)。

【10:41頃】
「誰か実況頼む!俺は別の会見を聞いてて手を離せないんだ」

「今のところポジティブ」

【10:45頃~】
「何かめっちゃ練習してきて台本通り喋ってるだけみたいに感じるな。この数日間、ひたすら覚えてきたんだろうな」

 「冗談みたいな会見だ。決算が延期されたってのに、まるで何も問題はなかったかのような内容しか喋っていない!」

 「ただの業務会見だな。なぜ監査の必要性が出たのか、全く説明がなくてつまらんね。まぁ、このアップデートは、オールオッケーってことを意味してるのかもしれんけど」

「残念ながら、意味のある情報は一切ないな。こんな会見意味あんのか?監査については一切不明・・・」

「8.65ドルで三番底を付けた。疑いようもなく、間違いなく上がる、買った!!」



・・・と、非難轟々ですが、株価は開始から18分経過した時点で、なおも9ドルオーバーを維持・・・


10:48時点のMDXGオプション板

【10:48頃~】
「ここの製品使ってるけど、こんな嘘つきは必要ないな。財務状況はどうなってるんだ・・・」

「投資家はなぜ内部調査があったのかが知りたいだろ? 似たような、自社製品の説明の繰り返しなんかじゃなくてさ」

「これが彼らの話す全てなら、私はもう買わないかな」

「ワロタ。全てを無視する、ギャグみたいな会見だ」

「正しい戦略のものとはいえないね。投げ売ろう」


【10:52】
「キター」

「イッター」

「テクニカルアラート:売りのセットアップ」


・・・9ドルオーバーから、一気に株価が下がり始めました。

10:52時点のMDXGオプション板

程なくしてマイ転!

10:53時点のMDXGオプション板


・・・しかし、下がり続けることはなく、すぐに反発・・・

10:54時点のMDXGオプション板


さらに2分後には、プラ転も果たしています。

10:56時点のMDXGオプション板


会見の方は、そろそろ質問タイムに入ったようで、終わりも近いようです。

【10:55頃~】
「この質問、CNNのような、あらかじめ決められたスクリプトみたいな感じだな、クソワロ!」

「医療品の詐欺クラウドの風が吹き始めているようだ・・・乞うご期待」

「セルオフ」

「ショート勢よ、Pete (CEO) の辞任はどうなった?」

「Peteの話は良かったよ。落ち着いたものだった。ショートの奴らは事実を捻じ曲げているね」

「経営陣は、選んであった質問に、用意してあった答を述べただけだったな。廻るな急げ!(←「急がば廻れ」(Walk, don't run) の逆)」

「今まで聞いた中で最悪の会見だったな」

「株価を下げる材料もまたないけどね」

「マジで良くなかった、最後の2分で馴染みのうねりくねりがあっただけ、質問はなし、ハハハ」

「Cohodes(MDXGを激しく攻撃し続けているショート勢の一人)と何人かは、刑務所へ行くことになりそうだな」

「数週間は9ドル前後が続きそうだね」

「経営陣はパフォーマンスへの自信を繰り返し主張していた。調査から、悪影響を及ぼすような材料は一切なかったのだろう」

「いや、まだ投資対象なんかじゃないだろ?会見では何も明らかにされなかった。決算は?調査は?」

「今や外部監査の結果を待つことになってしまったな。数ヶ月か、数年か・・・数年かかるなら、株価は壊滅するだろう。数ヶ月ならなんとかなるかもしれない。ショート勢は終わるかもしれんけどね」

「8.65ドルで三番底を付けた、3度もだ、これは通常、非常に堅い底を意味する」



・・・というわけで、結局予想通り、重要なことには全く触れない、何の意味もない会見だったようです。


会見終了後の株価はといいますと・・・

10:59時点のMDXGオプション板
またマイ転!


しかし、1分後には、あっさり回復、また株価は9.00ドルをマーク・・・

11:00時点のMDXGオプション板


うーん、外野の声も、基本「会見は無意味だった」というものばかりですが、一部希望を持っている人がいたことからも明らかなように、なぜか株価はやや上昇気配、まだこの先すぐにどうなるかは分かりませんね。


ちなみにオプション価格の方は、会見が終わったというのに、全く値下がりせず!


ちょっとちょっと、数日前は、全く同じ株価9ドルで、目当ての7.5ドルプットは、0.45ドルとかで買えてたんですけど・・・?!


まぁ、やっぱり、この会見を終えてまだどう動くかは分からないけれど、何の意味もない会見だったようですし、さすがに近い将来また株価が大きく動いていく予感のする人が多いでしょうから、そのせいで高いボラが維持=オプション価格は高いままなのかもしれません。


会見終了を機にベースラインがガクッと下がれば一気に買いたかったんですが、株価がプラスだというのに、当初の予想よりプットは全然安くなってませんしね・・・。

 万一株価が上がり続けたら絶好の買い場になりますし、 私もちょっとだけ様子見に徹しようかと思います。



・・・と、戦は終わった、ふーヤレヤレと賢者モードに入っていたら、あぁーーーっっ!!

ちょっと目を離した隙に、株価めっちゃ下がってるうぅぅーー!!

11:26時点のMDXGオプション板

株価いきなり8.45ドルにまで下落中!

おーい、三番底くん、息しとるかぁ~?


・・・う~ん、しかし、重要な場面なのに油断しちゃいましたね。


でも、まだ、例のプットは0.70ドル、下手したら0.65ドルで買えるかな?・・というレベル・・・。

・・が、チャートを見ると、何だか底打ちしてさすがに反発しそうな気もする・・・。


うーん、どうすべぇ、と悩んでいたら、なおも下がりに下がる!!


あかん、何が「反発するかも」だ、こんな怪しい株、もう下落トレンドに決まってるだろ!判断力悪すぎぃ!!


・・・と一人でぶつぶつ反省しながら、ここまで下がったらもう手遅れになる前に、と即注文!

注文チケット

この時点で、Bid 0.70のAsk 0.80、平均値である評価額は0.75ドル・・・

よし、0.75ドルでの買い注文行ってみよう、と、ここまで来て若干ケチってAskにぶつけず日和見注文!


ただまぁ、これで約定することもありますし、様子見として低い値段からの買い注文は悪くないでしょう。


しかし、当然私の注文がBidにはなっていますが、残念ながら約定しません。

11:32時点のMDXGオプション板


株価はますます下がりを見せ、「プット爆上げで手遅れになる前に注文修正してAskにぶつけるべきか・・・?!」・・と悩んでいたその時!!


11:33時点のMDXGオプション板

まさかの約定!

まぁ、先日0.45ドルで買おうと思えば買えていたプットですから、0.75ドルで買ったのは正直全然嬉しくも何ともないんですけど、まぁ過去は過去ですしね。


過去の値段を気にするというのは最低最悪の無意味な行為ですから、今0.75ドルで買えたその事実のみを見て、この先のMDXG株価の下落に期待しましょう。


・・そもそも、0.45ドルで買おうとした時も、同じ100枚の買いでしたからね。

当時買っていたとしても、購入したプットの枚数は同じですから、ただ単に購入後の手持ち資金が3000ドル少なくなっただけでしかないのです。

この先MDXGが大暴落すれば、戻ってくる資金の絶対額は、いくらで買っていようが同じ枚数持っているなら同じですから、同じ枚数買ったならば、特に買値など気にする話でもなかったわけです。


ってことで、株価が大きく下落さえすればこんなの誤差範囲、とにもかくにもMDXGの下落に期待ですね。





・・・さて数分後、さすがにこれは「予想通り!」としかいえない感じで、株価は下がっています。

11:40時点のMDXGオプション板

私の買ったプットは、Bid 0.80のAsk 0.85に値上がり、評価額0.825ドルで、0.75ドルで100枚=1万株分買ったこのポジションは、わずか数分で早くも利益率+10%の、含み益750ドルになっています。


よしよし、MDXGには怪しさしかありませんからね、こっからガンガンに下がってってもらって構いませんよ!


・・・と楽観視していたら、案の定!!

11:53時点のMDXGオプション板

ぐえぇぇーーー、株価、上がり始めてるぅぅーー!!


私のプットはBid 0.65のAsk 0.80に下がり、あっさり含み損突入・・・。


まま、ええわ、そんな短期の反発は関係ない、MDXGは下がるよ、まぁ見とりんしゃい。


・・・と強がっていたら、さらに25分・・・


12:17時点のMDXGオプション板

ガヒョーン、株価上がりすぎぃ!!


件のプットの直近取引価格は0.70ドル、今なら楽勝で0.70ドルでの購入が可能でした。


やはり、慌てて飛びついて、その瞬間が完璧に底でベストタイミング、なんてことは、極まれにはあれど、原則としてないもんですね。

慌てず、もっといいタイミングを待つことほど大切なこともないのかもしれません。

まぁ、待ってたらタイミングを逸することも稀によくあるのが、悩ましい点とも言えますが・・・。


まま、ええて、どうせ0.70ドルで買ってても、単に買値が500ドル下がって手持ち資金が500ドル増えてただけ、結局100枚買ってたことには変わらんからね、MDXGのさらなる暴落、見とけよ見とけよ~、と強がり続けます。


それから1時間・・・

あぁーーっと!!

13:14時点のMDXGオプション板

株価が突如急落して、一気に7ドル台に突入していた!プットの価格も一気にアップ!


これは僥倖、これにはさすがの私も思わずニッコリ。

まぁ、含み益なんでニッコリする意味もないんですけど、やっぱり含み益うんぬんではなく、自分の予想が当たるってことが嬉しいですよね。



恐らくさすがに一直線ストレートには下がり続けないと思いますが、中短期スパンで見て、満期まであと3週間ですが、その間に、驚くほど株価が下がっていくことを期待したい限りです。


まぁさすがに、ここからどんなに下がっても上がっても今日売ることはしないと思うので、後は様子見ですね。


他の注目銘柄、会見待ちの間に何かないか見ていたんですが、本日特に目に付いたのは、以下の3社でしょうか。


10:00時点のOLEDオプション板

10:00時点のLCオプション板

10:00時点のACIAオプション板

どれも悪決算による急落ですね。

以前話に出したこともあるソーシャルレンディング企業・LCは、たまたまこの日目に付いたんですが、実は昨日今日の決算発表ではなく、水曜日時点で決算報告がなされており、それからこの日もなお続落を続けているようです。


ディスプレイのOLED、光コンピューティング機器のACIAは、どちらも発表されたばかりの決算が悪かった、という感じですね。


まぁ、下落期待企業は既にMDXGにエントリーしているので、私は現状、もう1つぐらいエントリーするにしても、上昇期待のトレンド企業にしようかなぁ、と考えている状況なため、これらは注目してみましたが、まぁ値動きだけ横目で見ておく、程度にすると思います。



さて引けを迎えました。

最近の注目企業、すっかり数が増えてしまいましたが、適当に振り返っておこうと思います。


まずは当然、ポジションを持っているMDXG・・・

Nasdaqのチャートより
引け時点のMDXGオプション板
 
思ったようには極端に大きな下落は続けてくれず、プットの値段はあまり上がっていませんが、まぁいいでしょう。


ここから株価はさらに下がっていくと思うんですけどねぇ~。


株価の下落で保有プットが一気にインザマネー突入し、さらに株価5ドルとかに到達すれば、投入した7500ドルは、2万5000ドルとかになってくれます。

まぁそれでもたった3倍程度ですが、皮算用通りに行ってくれることを期待したい限りです(皮算用通りにいくためしなどないのですが)。



さて、同じ日から注目し始めたWMTUBNTは、この日は若干ですがアップ!

引け時点のWMTオプション板

引け時点のUBNTオプション板


WMTは、続落せずしっかり持ちこたえていますね。

悪決算に飛びついていたら、翌日は大当たりでしたが、そこからずっと反発中、やはり長くプットを持ち続けるのは絶対にダメですね。


一方UBNTは、個人的にMDXGと同様、めちゃくちゃ気になります。

予言しますが、これもまたその内、一気にガクッと下がる日が来ますよ。

いつになるか分からないので、そんなの情報量0の話でしかありませんけどね。



続いては昨日注目したTREE、SNAPは、どちらもほぼ変わらず・・・

Nasdaqのチャートより
引け時点のTREEオプション板



Nasdaqのチャートより
引け時点のSNAPオプション板


TREEは、寄り付き後からずっと結構なマイナスで、やっぱりねぇ~、とか思ってたんですが、最後の最後急回復!

かろうじて最終的には前日比プラスに届きませんでしたが、ほぼ同値にまで復帰・・・。

これも、プット買いに飛びついていたら、「えぇ~、マジかよ~」って状況になってました。

 難しいもんですね。

やはり、単純に悪決算→プット買い飛びつきというのは、必勝法では決してないということでしょう。当たり前ですが。


一方、大衆に多大な影響を持つインフルエンサーが「もう使いません」とツイートしたことで昨日大きく下げていたSNAP、本日は上がりましたね!

 ・・・とずっと思っていたんですが、最終的に結局また下がりました。

あれ~、「そういうしょうもないニュースで大きく下げた翌日は、やっぱり上がるもんですね。コール買いしても良かったかも・・」とか書こうと思ってたんですが、本当に思うようには行かないですね・・・。

本当に、市場の動きというのは難しいもんです。



さて最後に、本日先ほど出した銘柄の3ヶ月チャートと引け時点のオプション板を記録のために残しておいて、お別れとしましょう。


Nasdaqのチャートより
引け時点のOLEDオプション板


Nasdaqのチャートより
引け時点のLCオプション板



Nasdaqのチャートより
引け時点のACIAオプション板



とりあえず私はMDXGの下落頼み、そして週明け面白そうなトレンド銘柄でもあったら、もう1つぐらいエントリーしようかなぁ、などと考えていますが、無理にポジションを増やす意味も全くないですし、慌てないことが肝心ですね。

少なくとも下落期待のポジションを取るのは控えようかな、と思っています。

まぁ考えが変わるかもしれませんけどね。


今週はオプションの動きをひたすら追いましたが、もうある程度大体どうなるかは見尽くしたともいえる(大体似たようなパターン)ので、今後はもっと簡素に、取引結果だけを見るような形で記事の軽量化を図りたいなと思っています。

無駄に長すぎますからね。

もっと簡潔に行きましょう。


とりあえずMDXG、さらなる下落、頼みますよ!!