高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

米国株OP取引の実践的解説

シリーズで、米国株オプション取引を、世界一分かりやすく解説していこうと思います

完璧な大当たり!やったね!…と喜びも束の間、天から爆弾が降り注ぐ!!

こういう超デンジャーな銘柄の取引では、いつも以上に決して粘らず速やかな決断が重要になる……永久に忘れないようにしたい、いい教訓です

仮想通貨投資が危ない理由:税金が重すぎる

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2019年6月30日日曜日

Kさんブログコメントの続き

すっかり更新もご無沙汰になってしまっていたこのブログですが、Kさんブログに投稿していた日経OPの解説的コメントが、いくらなんでも人のブログのコメント欄で長すぎだろうということで、用意してあった続きのコメ3つ分(livedoorブログはコメント800字制限があり、これが意外と面倒なんですよね。まぁ、制限がなかったら無限に長文を垂れ流していたかもしれないので、逆に良かったのかもしれません)だけ、とりあえずコピペして残しておこうと思います。


字数制限により現時点で用意してある分の以下のコメはめっちゃ中途半端に終わってますが、この続きも、またその内更新するかもしれません。


名前も口調も何もかもこのブログの私と違うのは、まぁご愛嬌ということで・・・


以下用意してあったコメントのコピペ、電撃ソニック団のこちらの記事のコメ14番の続きですね。


-----1コメ目-----
これ書いてるのはまだ日曜時点、月曜の先物すら始まってないから、よく考えたら市場が動く前にまだ1回分コメがあったか

とりあえず前回の説明から顕然と明らかな話として、「行使価格の低いプットの方がリスキー、だが当たればデカい」ということがあるね

BBA氏の買ったプットの行使価格の方が低いから、それだけリスキー、しかし当たればデカいってこったな

OP取引に入る上で、この原則というか感覚は大切だ

これは純粋に行使価格が低いプットほど現在の日経価格から遠くなり、その帰結として建値が低くなるからに他ならん訳だが、まぁその前にコールも見ておこうか

BBA氏ライス氏ともに【行使価格22250円のコール】をエア購入していた

ライス氏の買値は5円、BBA氏は1日遅れで既に1円値下がりしていたため買値4円だが、まぁどっちでもほぼ差がないから4円で話を進めるか

前回書いた通り、コールの場合は行使価格と買値を足した数字が日経の目標上昇価格となる

22250+4=22254円

つまり、満期時点で日経が22254円であれば、BBA氏は同値売却が可能になるので負けはなく、これより上回れば、日経が1円上がるごとに評価額が1円ずつ(最低1円で、満期までの残り時間に応じて更にボーナスがつく)上がっていくという寸法だ

これは凄いよな?建値4円の資産が、日経が1円上がるごとに評価額1円アップってことだから、日経が例えばそっから40円上がったら、一瞬で10バガーになる訳だね

日経が+40円なんて、率にして+0.2%程度だから、マジでそんなの余裕のよっちゃんの動きで、なくはないね

だが勿論、それは『日経が22250円ぐらいにまで上がったら』の話であり、そこまで上がらなかったらこのコールはあと4日で紙くずとなる。現在21310円の日経……まぁ、無理でしょうな

ま、これはあくまで万が一日経がいきなり爆上げした時に備えてのヘッジポジションであり、負けて元々、単なる保険だしね

(入りきらんかった、連投ゴメン



-----2コメ目-----
だが、もしも日経22250円とかホンマに到達して、このポジをもし本当に持ってれば、もうヘブン状態だな

木曜までに例えば日経が23000円になったら、BBA氏の4円コールは確定750円以上、残り時間次第で800円とかになってるから、夢の200倍、投じた4000円が80万になるってことだね(あれ、1枚だとやっぱ意外とショボイな)


ってことで、コール買いのポイントは、先ほど最初に話した「低い行使価格がリスキーなプット」とは真逆で、こちらさんは「行使価格が高いほどリスキーだが当たればデカイ」訳だね

コールは上昇期待ポジションであり、以前書いたが行使価格ってのは「予想価格」「日経上昇目標価格」なんだから、ゴールが高ければ高いほどハイリスクなのは明らかだな


とりあえずエア練習する上では、以上のポイントを抑えておけば、何やってるか・何を取っ掛かりにすべきかの大体の感触は掴めると思う


改めてまとめると…

OP板を開いたら、【行使価格+OP価格】(=コールの場合。プットは、OP価格を引く)を計算する

⇒そのポジションの「目標日経価格」が、大体いくらかの目安がつく。その目標価格は今の日経とどのぐらい離れてるかな?

⇒満期までに日経がその目標価格を超えるか、超えなくてもそれなりにそこに近付いていってくれれば爆益ターン開始、しかし全然届かないままグズついてしまうと紙くず化ルート突入


繰り返しだが、行使価格が高いコールほど日経の上昇目標価格は高くなり、行使価格が低いプットほど下落目標価格は低く遠くなる

つまりコールなら低い行使価格、プットなら高い行使価格が安全な訳だが、当然、安全圏へ行く程にOP価格は尋常じゃなく値が嵩む!

最初はやっぱりなるべく安全に攻めて欲しいけど、x1000の日経OPでは、中々値の張るOPは手が出せないのが現実か…


そしてこれもおさらいだが、リスキーなOPはリスキーだが、それは同時に建値が低いことも意味しており…
(もう1コメだけ続く…



-----3コメ目-----
…例えば1円で買ったOPだったら2円になるだけで2倍、10円になったら10倍(当たり前)と、破壊的爆益が待ってるからね、文字通りハイリスクハイリターンな訳だ

どのOPを買うかは、どれだけのリスクを冒せるか・どれだけのリターンを目指すか次第だが、原則として、あまりにハイリスクのものはマジで普通に容赦なく紙くず化するからね、そこまで攻めんでもデカイ利益は得られるんで、予算の許す限りなるべく安全に攻めて欲しい限りだ


連投に連投でいい加減鬱陶しいが、あと触れておくべき点としては、具体的なOP価格変動の目安として使える「ギリシャ指標」と呼ばれるものとかもあるんだけど、それはあくまで目安というか絶対的なものでもないんで、まぁその辺はまたの機会としよう

それよりもやっぱり、根本のOP価格の構成要素だけ改めて触れておきたいね

ずっと書いてる通り、OP板を眺めて、どれを買おうか考える時にまず第一手で見るのは【行使価格+OP価格】な訳だ

そして、これが、満期における日経株価の目安と言っていた

つまり、こうなる


行使価格+コール価格=満期時点の日経価格

行使価格-プット価格=満期時点の日経価格


こっから、各種OP価格を主役にすると、こうなる訳だ


コール価格=満期の日経価格-行使価格

プット価格=行使価格-満期の日経価格


結局、前ちょっと言ったけど、OP価格ってのは日経と行使価格との『差』で導かれるものな訳だ。この意識は本当に大切だね

↑は満期時点の話だが、一般化して言える以下の関係も、覚える必要はないけど、意識しとくといい点かもね


コール価格=現在の日経価格ー行使価格+時間価値

プット価格=行使価格-現在の日経価格+時間価値


時間価値とは、残り時間に応じて付く時間ボーナスで……と、無駄に回りくどい説明で、言いたい所まで辿り着かんかったが、4連投はまぁ流石にやめよう。尚も続く…