高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

米国株OP取引の実践的解説

シリーズで、米国株オプション取引を、世界一分かりやすく解説していこうと思います

完璧な大当たり!やったね!…と喜びも束の間、天から爆弾が降り注ぐ!!

こういう超デンジャーな銘柄の取引では、いつも以上に決して粘らず速やかな決断が重要になる……永久に忘れないようにしたい、いい教訓です

仮想通貨投資が危ない理由:税金が重すぎる

仮想通貨投資で最も気をつけるべきと思われる点についてまとめました

我流投資に向いている人・向いていない人

自分の目指すべき投資家スタイルをまとめてみました

2018年4月30日月曜日

配当が株価に与える影響


前回の記事で触れた、Investopediaの配当に関する記事を、早速読んでみようかと思います。

まだ詳しく読んでませんが、割と面白そうな内容な感じがしますね。

どんなお話でしょうか。



配当が株価に与える影響(Investopeidaより)

配当は、様々な面で株価に影響を与え得る。配当実績がその株の人気に対して主だった役割を果たしている一方、配当の発表と支払いも、市場価格に特定のかつ予測可能な影響を持つ。


配当再投資の生み出す利益の将来性が、投資家に対し、株を購入して保有し続けることへの奨励になっているのは当然である。この動機づけは純粋に経済的であるように思えるかもしれないけれど、その企業の収益性についての根底に根ざした信念というものが、株価に最も大きな影響を与えるものとなっているわけだ。配当が、投資家の思考に対しどのようにプラスの影響を与えるかを理解するには、まず株式市場の仕組みと、それから配当の仕組みの基本とについて理解することが、その一助となろう。

市場心理

株式市場は、何百万人もの投資家による意思決定の、集合的な結果である。株価は発行会社の価値に基づいているが、株式市場における価格変動は、主に人間の心理によって紡ぎ出される。もしある投資家が、とある企業の将来は明るいと考えた場合、その人は最大利益を得るために、できる限り早く投資したいと考えるものだ。十分な数の投資家が同じように感じた場合、投資の増加は株価を上昇させ、それによって投資家の予測を満たすことになる。逆に、ある株が沈む運命にあると考える株主は、損失を避けるために、速やかに売却することになる。

十分な数の株主が同時に売買した場合、他の投資家は、何か重要な情報を逃してしまったのではないかと考え始める。特に、個人投資家の持つ基本的な考え方というのは、一般的に、他の人は自分よりも多くのことを知っているに違いないというものであり、ゆえに、彼らをして横に倣えが義務だと思わしめるものとなる。こういったメンタリティーは、しばしば、それまで中立的であった投資家に突然、利益を逃したり損失を被ってはたまらないと緊迫状態へ飛びつかせることになり、結果、その影響をさらに悪化させるものとなるのである。

原則として、投資家の集合的意見がポジティブである時、株価は上昇する。コンセンサスが楽観的ではない場合、株価は下がる。市場には見かけ上複雑な性質があるが、ほとんどの投資活動は、まさに、投資家達が、周りが何を考えているのかを予測しようとする累積的な効果に帰着される。基本的に、投資とは、決してつまらないものなどではない財務的な結果を伴った、1つの大きな推測ゲームなのである。

配当の仕組み

投資家にとって、配当は、ポピュラーな収益源となる。発行会社にとって、配当とは、株主のサポートに感謝し、追加の投資を促すために、利益を再分配する方法である。配当金はまた、その企業の成功のアナウンスとしても役に立つ。配当は企業の内部留保から捻出されるため、実質的に利益を生んでいる企業のみが、一貫した整合性のある配当を出すことになる。収益性の錯覚を生み出すために配当を出す企業もあるが、これは普通の事ではなく、例外である。

配当はしばしば現金で支払われるが、追加株式の形で発行されることもあり得る。どちらの場合も、各投資家が受け取る取り分は、現在の株式所有状況に依存する。

ある企業が100万株の発行済株式を有し、50セントの配当を宣言した場合、100株を保有する投資家は50ドルを受け取り、この企業は合計50万ドルを支払う。もし10%の株式配当を発行したとすると、この投資家は10株の追加株式を受け取り、この企業は合計10万株の新規株式を分配することになる。

配当が支払われると、合計額は企業の内部留保から差し引かれる。「内部留保」とは、企業が、他の用途に使用されていない、時間とともにに蓄積した利益の総額を指す。基本的には、企業が配当や資金調達プロジェクトのために使うことができる、内金として有する金額である。

配当心理の効果

一貫性のある配当を支払う株は、投資家に人気がある。配当は、普通株式では保証されていないが、多くの企業は毎年一貫した ―時には増加する― 配当を、寛大に株主に支払っていることに誇りを持っている。こういった企業は財務的に安定していると認識されており、そしてそういう財務的に安定した企業というのは、良い投資 ―特に配当支払いから最も利益を受けがちなバイ・アンド・ホールド投資家にとって― に役立つものとなる。

企業が一貫した配当実績を示している場合、その企業は投資家にとってより魅力的となる。より多くの投資家がこの株式保有の恩恵を受けようと買い進めるにつれて、株価は当然上昇し、そのことによってその株は強いという信念が強まっていく。企業が通常より高い配当を発表すると、大衆の感情は、空高く舞い上がる傾向にある。

逆に、伝統的に配当を支払っている企業が通常よりも低い配当を支払った場合、あるいは配当が全く支払われなくなった場合は、その企業が困難な時期に直面している兆候だと解釈される可能性がある。実際は、利益が資金調達などの他の目的 ―事業拡大のような― に使用されている可能性があるが、市場の認識というのは、常に、真実よりも強力なのだ。多くの企業は、配当スキップを暗い前兆とみなすかもしれないような投資家が不安になることを避けるために、一貫して配当を支払うよう努力している。

配当宣言と分配の効果

配当金が分配される前に、その企業はまず、配当金額とそれが支払われる日を宣言しなければならない。また、配当を受け取るための株式を購入可能な最後の日、つまり配当権利落ち日も発表する。この日付は、通常、記録日の2営業日前であり、会社が株主名簿を参照する日である。

配当の宣言は当然、投資家に株式の購入を促す。投資家は、権利落ち日前に株を購入すれば配当を受け取れることを知っているので、プレミアムを支払うのもやぶさかではないわけだ。これにより、権利落ち日までの間、株価が上昇することになる。一般的に、増加額は配当金額にほぼ等しいが、実際の価格変動は市場活動に基づくものであり、運営主体によって決定されるものではない。

配当権利落ち日には、新規投資家が配当を受ける資格がなく、それゆえプレミアムを支払う意思がないという事実を考慮に入れて、取引所が、株価を、配当金の額だけ下げることになる。しかし、もし市場が権利落ち日の株価についてとりわけ楽観的であれば、その際の増加額は実際の配当金額よりも大きくなる可能性があり、その結果、この自動減額にもかかわらず純増となり得る。配当が小さい場合、通常の取引による株価の増減のために、株価の減額は気付かれないことさえある。

多くの人々は、配当金を回収する目的のみで、特定の時期に特定の株に投資する。投資家の中には、権利落ち日の直前に株を購入し、記録日の直後に再び売却する者もいる ―正しく行われれば、相当の利益が得られる戦略である。

株式配当に関する注記

株式配当は、発行時に投資家の資産価値が実際に上昇することはないが、現金配当と同様に、株価に影響を持つ。株式配当の宣言後、株価はしばしば上昇する。しかし、株式配当は、企業価値はそのまま安定している傍ら、発行済株式の数が増加するため、普通株式1株あたりの簿価が希薄化し、株価はそれに応じて減額される。

現金配当の場合と同様に、小規模な株式配当は容易に気付かれないまま終わることもある。200ドルで取引されている株に2%の株式配当が支払われる場合、その株価を196ドルに下げるだけであり、これは通常の取引の結果でもあり得る下落であろう。しかし、35%の株式配当はで、1株あたり140ドルに下落し、これはさすがに見落とすことはないであろう。

---


割と基本的な話のみでしたが、割と本質を突いている所もあった気がする、結構いい記事でした。


結局、最後の段落にある通り、「配当額は小さすぎて、株価の自動下落に気付かないことが多い」っていうのが、(私の思う)問題の根源かなと思います。


通常、配当は四半期あたり大きくても1%かそこらなので、この程度の額だと小さすぎて下落したかどうかなんて気付かないため(1日で1%以上株価が動くなんてどう考えても普通にあり得る)、配当はラッキーボーナスみたいなもので、自分の資産が増えたと感じてしまいがちなのではないかと思います。


・・・ですが、前回から繰り返し述べているように、実際は配当を受け取った直後、株価は取引所によって下落させられている=自分の資産は、配当を受け取ったのと同額分が株価でマイナスされるので、総資産としては実は変わっていない、というのは重要なポイントかと思います。

(それを「タコ配当」というのは語弊があると思いますが、原則、配当を出したら同額株価が下がっているのですから、正直、自分の足を食べているのに近いように感じます)


ただもちろん、(前回も似たようなこと書きましたが)実際の株価の動きには心理的な影響もあるでしょうね。

株取引をやっているのはまだ大多数が人間ですから、やっぱり、心理的なアレで、高配当優良株の株価が下落していたら戻そうとする力が働くことが多く、結果、配当を出したことでの株価自動下落は、速やかに(またはその内)、まるでそんなのなかったぐらいにまで回復する、なんてこともあるかもしれません。


まぁでもそれも「そうなるかもしれない」程度の話で、少なくとも私自身はそれを根拠に高配当銘柄に配当金目当てで投資しようとは思えない感じです。



あと記事の他の部分について、「一般投資家は、基本的に、『他の人は自分より何か詳しい話を知っているに違いない』と思っており・・・」という所は、個人的には実にそうだと思えましたね。


特に初心者の人は、「私が知らないだけで、絶対に何か決定的な、素晴らしい投資法があるに違いない」と思って色々そういう『絶対的』情報を探してしまいがちだと思うのですが、断言しますが万人にとって完璧な、常に最高な聖杯投資法なんて存在しませんよ。


巷では高配当投資が絶対の経典・黄金律のように持て囃されている向きもありますが、初心者の方は鵜呑みにされないように、どうかご注意していただきたいと願ってやみません。


もちろんその投資法がこの先ベストにならないとは100%断言はできませんが、全く同じように、それがベストであるというのも、絶対に、間違いなく、100%断言できません


個人的には、高配当投資がベストになる確率は直感0.01%未満ぐらいな気がしますが、まぁそれは個人の意見です。



原則としては、「リスクを取ったら、それに応じてリターンが増えることもある(絶対に増えるわけではないのがミソ)というのが、絶対に未来永劫成り立つと断言して構わない、ギリギリのラインの投資絶対法則ではないでしょうか。

それ以上具体的な話、投資法・特定銘柄に関する話なんかは、株式市場というのはあまりにも多くの要因が絡む複雑系ですので、誰にも予測などできやしません。


以前も書いた気がしますが、来週、いや下手したら3日後の天気すら正確に予想できない人類が、なぜ株式市場のこの先を見通せるというのでしょうか?


経済アナリストにも、バフェットさんにも、トランプさんにも、神様にも絶対にできません。


どのぐらいのリターンが欲しいか、どの程度のリスクが許容できるか、それは個々人によって完全に違います。

それを考慮して、自分自身にとってどんな感じの取引法がベストなのか・・・それはもう、あなた自身が頭を使って考えないと見つからないことでしょう。


・・・えぇ分かります、「誰か強い人の意見を聞きたい」「正しい人に、正しい方向へ導いて欲しい」というのは、我々凡人なら誰もが持つ、共通の願いというか思いなんじゃないかと思います。


でも、残念ながら、投資においてはそれは通用しないんです。


なぜなら、その人の資産・性格・リスク許容度・希望スタイル・その時の相場状況・・・などによって最適な投資法は変わるわけで、強い人が「これ」と示せる、未来永劫成り立つ最高究極奥義などは存在しないからです。


あなたがバフェットさんと全く同一割合のポートフォリオを作成しても、彼の資産には決して届かないわけです(そもそも資産規模と運用規模が違いすぎて、ミニスケール版でも作成できないと思いますが)。


何が今の自分にとって最適なのか?


それを見つけられるのはあなただけ・・・



私は、それを探す上で、他人の意見というのはマイナスにしかならないと個人的には思っています。

(まぁマイナスは言いすぎですが、少なくともプラスにはならない)

だって、何度も言いますけど、その他人とあなたとは、資産も、性格も、年齢も、リスク許容度も、取引スタイルも、(直接アドバイスを受けているのでない限り)その意見が出された時の相場状況とも、何もかも全てが違うんですから!!


だから私は誰の意見も聞かず完全に我流で投資を進めており、この通り最近は撃沈していますが、それでも私にはこのスタイルが一番合っていると思っており、恐らく近い内に爆益を掴むことでしょう。

・・・というのは流石に分かりませんが、少なくとも誰かの考えた手法じゃない、自分で考えたことを実践するというのは、とても楽しいです。



何だか何を言いたいのか分からなくなってきましたが、絶対成功する投資なんて絶対に存在しないので、初心者の方におかれましては、どうかありもしない必勝法を外部に求めるようなことはせず、自分の内面に、「自分にはどんな取引が合ってるかな?」と問いかけ続けるようにしていただきたいと願ってやみません。


市場で戦うのは自分自身ですよ!


誰かの意見を鵜呑みにせず、自分を確立することこそが、投資で成功する第一歩になるはずです。


卑しくも投資をしようというチャレンジャースピリッツがあるのなら、誰かの意見をぶった斬ってやる!ぐらいの気概で攻め続けようではありませんか。


『化けの皮を剥がしにいこうぜおい  さあ勝ちにいこうぜ!』

2018年4月29日日曜日

高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??


煽りっぽいタイトルにしてしまいましたが、配当に関して個人的にずっと疑問に思ってることがありまして、今回問題提起することで、「何か間違ってる所があるのかなぁ?見落としている点があれば詳しい人に教えて欲しいな」と思ってまとめてみた次第です。


私自身、財務情報等は一切読まず、投資の知識もからっきしなので、間違っている話が多々あると思われます。


間違った解釈、誤った情報、どんなことでもご指摘ドシドシ大歓迎です。



さて、お猿さんに例えたのは何も高配当をありがたがる方を煽っているというわけではなく、まさにこの故事成語が配当そのものを見事に言い表しているのではないかと思ったためです。


それはズバリ・・・「朝三暮四」


「朝三暮四」とは?

 Weblio辞書より―
 ちょうさん ぼし てうさん- [5] 【朝三暮四】
〔「列子黄帝」などに見える故事。狙(そ)公(=猿回し)が猿にトチの実を朝に三つ,暮れに四つ与えると言ったら猿が怒り出したので,朝に四つ暮れに三つやると言ったところ猿が喜んだというもの。狙公橡(とち)を賦(くば)る〕

①表面的な相違や利害にとらわれて結果が同じになることに気づかぬこと。


つまり、お猿さんに、トチの実を「朝3つ、夕方4つあげる」と言ったら「少ないウキー!」と怒ったけれど、「じゃあ朝4つやろう。その代わり夕方は3つにするけどねと言ったら喜んだ、というお話ですね。


この話、高校の漢文の授業で習った時のことを今でも覚えているんですけど、近くの席にいた友人が、この授業が終わった時に私の方に近付いてきて、


友「え、よく意味分からんかったんだけど」


ウ「朝3つじゃなくて、朝4つにすることで、多くもらえたとお猿さんが勘違いして喜んだ、ってことだろうね」


友「いや、合計7つで、もらえる数は一緒じゃん」


ウ「そうなんだけど、朝、最初に多くもらえるようになったから、目先の数の多さで多くもらえたと思い込んでしまってる、ってことでしょ」


友「いやだから、朝増えてもその分夕方は1つ減ってるんだから、トータルでは増えてないじゃん?それなのに多くもらえて喜ぶっておかしくない?」


ウ「いやだから、もらえる合計は一緒なのに、最初に多くもらえたからそれに満足して喜んでるお猿さんは浅はかだね、って、そういうことっしょ」


友「はぁ?意味分からん!猿バカすぎてイラつくわ~!!」



・・・とブチ切れていた友人の表情を、とても鮮明に覚えています。

あまりにも印象的過ぎて、私なんて今でも週2ぐらいでこのイベント思い出してますもんね(どんだけ他にイベントない人生だよ)。


その後も、周りの人を巻き込んで、「いや、よく考えたら、このお猿さんは、昼過ぎに自分の命が尽きる可能性を考慮したのかもね?夕方もらえる前にこの世を去れば、トータル1個増えるし」「一理ある」「いやいや、このバカ猿がそんなこと考えるわけなくね?」などなど、喧々囂々、お猿さん議論をし尽くしたのもいい思い出です。



まぁそれはともかく、「配当金を受け取ってありがたがっているのは、実はこのお猿さんと同じなんじゃない?」というのが、私が常日頃感じているけれど、特に巷では論じられていないように感じるポイントなわけです。


どういうことか、順に説明してみましょう。


配当というのは、本質的には自分の資産を切り崩しているのと同じ


初心者の方がよく勘違いしているのではないかと思われる点に、「配当金を受け取ると資産が増える」というのがあるように思います。

なぜそう思うかというと、私自身、株取引を始めた直後はそう思っており、配当利回りの高い銘柄を順に並べて、何を買おうかな~、などと考えたりしたものだったからです。


でも、それは実は違うんじゃないかと思うわけです。


理由は単純です。


配当金というのは、一見、株主が受け取れる企業からのボーナスみたいに感じるわけですが、そうじゃないんです。

当たり前ですが、大量に存在する株主に配当金として支払われるそのお金は天から降ってくるものなんかではなく、言うまでもなく、その企業が負担しているわけです。


すなわち、その企業は配当を出した分の現金が失われることになりますので、その企業の持つ価値=時価総額も、確実に失われることになるわけです。


どのぐらい失われるのでしょうか?


言うまでもありません、配当を出した分の価値が失われることになりますので、配当の支払い名簿が確定した日、すなわち配当権利落ち日に、その企業の株価は、配当総額を発行済み株式数で割った値、つまり当たり前ですが、株価が、配当で支払われた金額と同額分下落することになります。


本当にそうなの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば下のInvestopediaの記事なんかでも、その旨ははっきりと述べられています。


参考:配当が株価に与える影響(Investopediaより)


せっかくなので、面白そうな記事ですし、また後日この記事も読んで紹介してみようかと思っています。


・・が、ひょっとすると、「それはその執筆者がそう思ってるだけじゃないの?そんなの信じないよ」という慎重派の方がいらっしゃるかもしれません。


そんな方のために、明白な数値での証拠をお示ししましょう。



こちらYahoo Financeの株価データです。

参考として、AT&T (T) の最近の配当権利落ち日前後の株価推移を抜粋してみました。


はいどーん!

Yahoo FinanceのHistorical Dataより

右の方にある「Adj Close**」という項目、下の注を見ると、これは配当 (dividend) と株式分割の両方で調整された、調整済み終値である」となっていますね。


そして、2018年4月9日にあった0.5ドルの配当を境に、それ以前の調整済み終値が、全て実際の終値より-0.5ドルされているのがお分かりいただけるでしょうか。


念のためもう四半期前の、前々回の配当の前後も見ておきましょうか。

Yahoo FinanceのHistorical Dataより

2018年1月9日にあった、これまた0.5ドルの配当を境に、それ以前の調整済み株価は全て、さらに-0.5ドル、合計すると調整前の株価より-1ドル低く調整されていることがお分かりになるかと思います。


つまり、まさにこのデータがはっきりと示している通り、株価は、配当金が出されるのに伴って、確実に配当と同額分下落しているということですね。


すなわちYahoo Financeでは、「配当が出た分を考慮すると、これまでの累積で、実際にはこれだけ株価が増加していました」というデータを、調整済み株価終値として、ご親切にも教えてくれているわけです。


・・・ちょっとややこしいですかね?


とりあえず分かりやすく端的に言えば、配当が出されると、それと同額分、株価は自動的に下がっている、というお話です(何の説明にもなってませんが)。



「いやいや、配当権利落ち日でも、株価が上がることだってあるじゃん」と思われ方もいらっしゃるかもしれませんが、それは単に、その日、たまたまその銘柄が配当で失われた額以上の株価アップをした、というそれだけです。


もし配当がなかったら、その日その銘柄の株価は、もっとより大きく上がっていたでしょうね。


ちなみにTは高配当ですから、軽く見た限り、配当分の下落があった日に、「(調整前の)前日終値より株価が高くなっていた」日は、ほぼ全くありませんでした。


これは、「株価が、配当を出した分下落している」 ことの間接的な証明とも言えますね。

(株価が配当分下落しているからこそ、権利落ち日の株価は、前日比(=調整前の前日比)ほぼ間違いなく下がっている、ということです)


一応、めっちゃ遡って見てみたら、2008年の7月にそういう例もありました。

せっかくなので、具体例として、見ておくとしましょう。

Tは2008年7月8日が配当権利落ち日だったようですが、具体的には、調整前の前日終値32.68ドルだったのが、0.4ドルの配当を出した権利落ち日、終値32.96ドルをマークしていました。

つまり、0.4ドルの配当を出してもなお株価が前日比0.28ドルもアップしていたということですが、これは単に、「もし配当を出していなければ、この日株価は0.4+0.28ドルアップして、33.36ドルになっていたはず」というそれだけなんです。


誰が何と言おうと、配当を出したら、企業はその分の現金が失われますから、株価はその分下がるわけです。



・・ということで、ちょっとややこしい具体例が長くなりましたが、一般論に戻りましょう。


このことから言えるのは、「配当を受け取って喜んでいても、実はバックグラウンドではひっそり株価がその分下がっている」ということ・・・

つまり、自分の総資産を見ると、配当を受け取ったと同時に保有する株価がその分下落しているわけですから、資産価値としては何も増えていないということなんです!


分かりますかね、これはつまり、配当として現金を受け取って喜んでいたら、その現金は実は自分の口座から引かれていた、というのと全く同じ状況なんです!!


翻って最初のポイントに戻りますと、配当金をもらって現金収入を喜んでいたけど、実はトータルでは自分の資産は何も変わっていなかった、これは、朝三暮四のお猿さんと全く同じ状況なのではないでしょうか!!!


実は正直、さらに言うと、配当金には税金がかかりますから、トータルでは「+配当金-配当金と同額の株価-配当にかかる税金」ということで、配当を受け取ることで実質損してるとも言えるんですよね。


というわけで、私は、高配当を受け取ってありがたがるというのは全く本質をとらえた行為ではなく、実は大きな見落としをしているのではないかと常々感じているわけです。


もちろん、高配当企業への投資がダメだと言っているわけではありません。

高配当を出せる企業というのは、体力の十分ある、安定した大企業であることがほとんどですから、そういう企業に長期投資するのは、必ずしも間違いではないでしょう。

私自身はそれがいい戦略とはあまり思えませんが(単に私自身の性格に照らし合わせて、です)、少なくとも、「その理屈は絶対におかしい」と断じることはできません。



しかし、多くの初心者の方が実際に勘違いしている(ような気がする)点、「配当利回りが大きければ大きいほど、得られる現金が大きいんだから、資産が大きくなりそう」という側面に関しては、少なくとも理屈の上ではそれはおかしい、と言えるのではないかと思います。


なぜって、繰り返しですけど、配当は出された瞬間、自動的に株価がその分下がるんですから!


その株・株価は、あなた自身の資産ですよ!!


結局、『自分の資産を切り崩して、現金化した』・・・つまるところ、配当というのは、それ以上のものではないように思います。

(例えば年4%の配当を出す企業なら、3ヶ月に1度、株価の1%の現金が振り込まれますが、これは、実は『自分の保有株(無配企業)の内、1%の株を自分で売って現金化した(もし1000株保有しているのなら、10株売った)』ということと、資産価値的にはなんら変わらない話です。

 もちろん、保有株数を変えずにいられる・わざわざ手数料をかけて取引をしないで済む、などの違いはありますが、本質的には、という点で)


でも、そうであるならば、プロの人を含め、割と多くの投資家の間でここまで配当が重視されるのはおかしい(誰が言ったか忘れましたが、著名投資家が、「配当のない株はハンバーグのないハンバーガーみたいなものだ」みたいなこと(うろ覚えなので適当ですが)を言っているのを聞いたことがあります)気がしますし、多分、私が何か勘違いか見落とししているのではないかと思います。


というわけで、優秀な読者諸兄におかれましては、もし私の上記の主張におかしな点があれば、ご指摘いただけると助かります


そうですね、まぁ、例えば(単なる今思いついた例えです。多分全然間違いなので、鵜呑みになさらぬよう)、「配当に出す分の資金はその企業の課税対象の利益であり、配当に出さなかったら法人税として消えるだけだから、経費として配当に用いれば節税につながる。企業は節税・株主は現金を受け取って嬉しい、Win-Winだ」みたいな見落としが、もしかしたらあるのかもしれません。
(繰り返しですが、ただのでっち上げの例なので、多分間違っています)


あとは例えば・・・・あれ、何かめっちゃそれっぽい、凄く説得力のありそうな例が浮かんでたんですけど、忘れちゃいました。

思い出したら追記しておきます。


・・・あ、思い出しました、「配当を出すことで株価が下がることを知らない人も多いだろうし、仮に配当を出して株価が下がったとしても、『おっ、株価下がってんじゃん』と株を買う人の需要、つまり買い圧の方が高くなり、実質、配当を出して下がった分より、株価は上がることが多いんじゃないの?」っていうのは、もしかしたらあるかもしれませんね。


まぁ「多くの投資家が配当日に株価が自動で下がることを知らない」かどうかの真偽はともかく(実際私は、権利落ち日は、「もう配当を受け取る権利を取ったからこの銘柄には用済み」と思う投資家が多数いて、投げ売りされるから株価が下がることが多いのではないかと思っていました)、「権利落ち日は株価が下がるから買いのチャンス」という感じで、買い圧が高まるのは、ひょっとしたらあるかもしれません。

そういうのを考慮すると、株主は、仮に配当分の株価が下がっても、受け取った配当と、下がった株価を元に戻そうとする謎の圧力で上がる株価とを合計すれば、トータルでは利益になることが多い、なんて説は、まぁあり得なくはないですね。



ですが、そういう異論や、見落としている理屈があろうとなかろうと、ともかく、「配当が出されたらその分株価が下がる」ことは否定しようのない、紛れもなく間違いない厳然たる事実です。


つまり繰り返しですが、配当金を受け取るというのは、実は「自分の銀行口座から現金を引き出す」のとなんら変わらないわけです。


自分の口座から現金を引き出して、「現金儲け♪」なんて思えますか?


そこを見落としている方(少なくとも私は、投資最初期は気付いてませんでした)は、絶対に意識された方がいいのではないかと思いますね。



それでなくとも、正直ぶっちゃけ、「3ヶ月待って1%とかそこらの現金もらって何が嬉しいの?」・・・というのがありますし、私は、「高配当であること」を投資対象選定の第一要因にするのは、あまりいい戦略じゃないのではないかな、と思います。


あぁあとついでに、どうにも配当で腑に落ちないと思う点としては、「配当が出されたら、実は株価がその分下がっている」というのとも関連するわけですが、その企業が自分以外の株主、世の中に大量にごまんといるどこの馬の骨とも分からん輩に現金を配ることで、その企業価値を減らしていることについては何も感じないの?っていうのがありますね。

正直、自分が得る小銭より、誰か知らん人にバラ撒かれる損失の方が遥かに大きくないですかね・・・??


全員が全員受け取った配当金でその株を買い戻せば、企業価値は元に戻るような気もしますが、絶対にそんなことはなく、バラ撒かれた配当金は、どこぞの知らぬおっさんの生活費に消えることの方が多いでしょう。

つまり、あなたの持っていたその企業の企業価値の一部が、配当を出すことで、どこぞのおっさんの生活費に変わってしまったのです!

(・・・しまってますよね?理屈としておかしいかな?)


一方、無配当企業であれば、そんな無駄金をバラ撒くことはせず、(良い企業であれば、という但し書きがつくかもしれませんが)自社の利益になるようにその余剰資金を使ってくれることでしょう。

私なら、自分を含め、株主とかいうただその企業の株を買っただけで実際の業務をしているわけではない人にお金を配るぐらいなら、もっとその企業の成長に直接役立つ形で使って欲しいと思えます。



ということで、高配当投資戦略は流行っており、それ自体が間違っているとは決して誰にも言えないけれど、私にはそこまで良い戦略には思えない、というお話でした。


・・・ただ、この主張、実はちょっと声を大にしては言い辛いんですよね。

なぜならば、米国株ブログ界の英雄・GE坊やさんが、まさに高配当銘柄をポートフォリオにずらーっと勢揃いさせているから、というのがその理由なわけですが・・・


でも、彼は、不特定多数に無責任に「高配当戦略が良い」などとは決して言っていないですしね。

彼自身、「坊やのこの体たらくを反面教師に、屍を乗り越えていけ」とおっしゃっています。


高配当投資には一考の余地があるのでは、というネガティブな意見は、畏友・GE坊やさんを否定しているわけではない(もちろん、あらゆる高配当投資を実践されている方を否定しているわけでも、当然ありません)ことにご注意いただければ幸いです。

そうではなく、単に、「配当は、株価を切り崩しているだけだ」という事実は、絶対に知っておいた方がいいのではないかな、と思ったまででございます。

(あと、多分上記主張には間違いもあるので、その間違いを私自身知りたい、という目的)




私自身そうだったので分かりますが、株式投資のごくごく初心者は、他に何を見ればいいか全く分からないので、とりあえず配当利回りの高い銘柄に手を出しがちかと思います。


でもちょっと待って!


それは、ひょっとすると資産を大きく形成する上では、ベストな戦略ではないかもしれませんよ!!


盲目的に利回りのみに目をやるのではなく、きちんと理論と事実とを把握して、自分にとってベストなやり方を見つけるのが、何より大切です。

しっかり自分の頭で考えに考え抜いて株取引という戦場を戦い抜くようにしましょう!!

(もちろん、考えに考え抜いて、高配当投資がベストである、という結論になる方も間違いなくいらっしゃるであろう、ということも、併記しておきます)

2018年4月28日土曜日

AMZN、+400%!私も突撃!即+30%!!…からの即-30%!!ワロタ!!!


MO?知らない子ですね・・・。


さて、+400%って、どこの世界線上のAMZNだよ?!と思われるかもしれませんが、当然、我々の存在するこの同じ世界線上の、Amazon.comです。


もう毎度おなじみ、最高で前日比+400%もの利益を叩き出したのはもちろん、AMZN株ではなく、AMZNオプションだという話ですね。



宣言通りコール買いに飛びついてみたんですが、どうなることでしょうか。

順に見ていこうと思います。


こちら寄り付き直後、AMZN株価は+110ドル以上・+7.5%と好調ですが、本日満期のオプション板を、現在の株価付近・それより低いの・高いのだけ貼っておきます。

9:30時点のAMZNオプション板

低めの行使価格

高めの行使価格

決算明け寄り付き直後ということで、株価は本当に凄く動いており、当然オプション価格も尋常じゃなく動きまくっていますが、ちょうど画像に収まった中では、2枚目の時点の行使価格1612.5ドルコールが、前日比+411.38%!!


ま、+400%は嘘じゃありませんよ、というお話でした。


しかし、流石に本日満期のオプションは本日即失効ですから、飛びつくにはやや難しいので、買うなら来週満期のコールですね。

9:32時点のAMZNオプション板

対象はやっぱり更なる上がりにかけてアウトオブザマネーを攻めたいですが、決算明けでボラが消失したというのに、これだけ株価が上がっているとなると、ディープアウトであろうとさすがに軒並みめっちゃ高いですね!

ちょうどぎりぎりアウトになっている行使価格1630ドルコールとかなら、1枚30ドルぐらい、すなわち3000ドルちょい払えば買えそうですが、微妙に株価は下がって来ていますし、流石に寄り付き直後は動きが激しくボラも高く、すなわちオプション買いにとっていい場面ではないので、もうちょい待ちましょうか。


さて、そうえいばMOとかいう決算でイマイチ大きく下がってくれなかった株のプットを保有していましたね。

えぇ忘れていたわけではありませんとも。

AMZNの落ち着きを待つ間、こちらも見ておきましょう。

9:32時点のMOオプション板

ふむ、株価は、画像ではマイナスですが、完っ全に行ったり来たり、この1秒後には前日比同値になったりしています。

私の保有するプットは、現在Bid 0.05 Ask 0.15で、まぁ1枚0.10で売れるかな?厳しいかな?ってぐらいなので、20枚売れば200ドル弱戻ってくるかどうかってところです。

うーん、売っておくべきにも思いますけど、決算で下がったばかりですし、まだ株価は下がる気がするんですよねぇ~。


ちょっと粘っちゃいましょうか。


・・・10分後、おっ?!

9:43時点のMOオプション板

ぐえぇー、上がっとるぅー!!

保有プットはBid 0.02 Ask 0.08になって、もう0.05ドルでも売れるかどうか、すなわち100ドルも戻ってこない状況になってしまった!!

何てこったい、もうこうなったら粘るしかねぇ!


うん、このチャートパターン、よくあるよくある、すぐまた下がってくれるでしょう。

https://www.google.com/search?q=NYSE:MOより

もうほぼ小銭しか戻ってきませんし、ここは粘りましょう。


さて、AMZNの方は・・・

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:AMZNより

下がってきてますねぇ!


しかし好決算のAMZNが伸びることなんて確定的に明らかですから、今の内にコールを買っておいた方がいいかもしれません。


オプション価格はどうなったかなぁ~、っと・・・

9:50時点のAMZNオプション板

おほぉ~、下がったなぁ~!

さっき30ドルでは絶対に買えなかった行使価格1630ドルコール、今は大体17ドルぐらいの評価額になってる感じですねぇ。


しかしさすがに株価1600ドルは割れないでしょう、そうですね、行使価格1625ドルのコールとかそこらを、1枚19ドルとかそこら、すなわち1900ドルぐらい出してもう買っちゃいますか?


・・・と、注文画面を開こうと、クリックしかけたまさにその時!!

先ほどのオプション板のわずか7秒後

うっわ、いきなりエグイぐらいの下げが来た!

株価1600ドル割れたばかりか、いきなり10ドルぐらい下がった?!


あり得ん、これは、注文を送信していたらアウツでしたねぇ・・・!


そしてさらに1分ほど経過、あっさり1590ドルも割れた・・・

9:52時点のAMZNオプション板

1枚19ドルで買いかけていた行使価格1625ドルコール、もう評価額14ドル台!


いやいや、しかしそうはいっても絶対AMZNはまた伸びる、昨日のFBのチャートを見てみたら、似たような感じで一瞬下がった後また伸びとったし!!


うーん、いつ飛びつくべきか・・・


・・と悩んでいたらその15秒後!!

先ほどの15秒後

おぅふ、1580ドルすら割れちゃうか?!


よし、決めた、ちょうど切りもいいし大分価格も下がってきてくれてるし、行使価格1600ドルコールを1枚買いましょう!

今ならBid 21.10Ask 22.95で、1枚22ドルつまり2200ドルで買えそうかな?

よし、注文行くべし!と注文画面を開いた瞬間!!

注文チケット

ぐわ、株価1589ドルに一気に戻って、Bid 23.15 Ask 25.50に大アップ!!

もう22ドルどころか下手すりゃ23ドルでも買えない!


やっぱり思った通り、この下げは千載一遇のコール買いチャンスだったんだ・・と、いざ注文へと突撃!!


・・・いくらで行こうか、真ん中の24.50ドルぐらいでいけるかなぁ~とか色々迷ってたら!!

1分後

はぁ~ん、株価1595ドルにいきなり上がった!!

コールは一瞬でBid 27.15 Ask 29.20ってそれマジ?!


いやいや多分また下がる、27.00ドルぐらいならまぁ出してもいいか、次下がったら27ドルで!と、注文送信クリックしようと構えていたら・・・!

30秒後

ぼえええぇぇぇーー、Bid 28.75 Ask 30.50、めっちゃくちゃ上がりすぎぃ!!


1-2分前まで22ドルで買おうかと思ってたものだぞ、何てこったい!!


えぇ~マジで、もうこれ何も考えずに飛びつかないと永遠に上がるパターンか?!


ダメ元で、29ドルとかで注文行っとくか?!


・・・と思って、あやうく送信しかけたその時!

1分後

あ、下がってきた・・・

・・・ちゃっぶなぁー、もうAskが27.25まで戻ってきた、29ドルで買ってたら撃沈していた!!


しかし、またどうせすぐ上がっちゃうに違いない、もう27ドルで買っとくか?!


と思ったら、またいきなり株価1590ドル割れ・・・

1分後

一瞬でもう25ドル台で買えそう、マジで行っとくか?!


・・と思ったらさらに下がって、買いに踏み切れない!!

1分後

もう24ドル台を超えて、23ドル台で買えそうだぞオイ!

15秒後

マジでガン下がりでいつ買っていいか分からん、買った瞬間含み損でもいいから、もう行くべき?!


・・・と思っていたら・・・


5秒後

あ、あが・・・


20秒後

上がってきてるぅ~!!

さっきまで23ドル前半で絶対買えてたのに、もう24ドル中盤じゃなきゃ買えなさそう!!

もう辛抱たまらん、 24.35ドルで、注文いけやおらぁん!!

(先ほどの注文チケット、送信ポチー)

9:59時点のAMZNオプション板

あかん、1590ドル復帰して、まだ上がっていきおる!!


このチャンスを逃したら終わる、修正だ修正!!!

注文チケット

時刻は午前10時まであと2秒、Bid-Askの真ん中より少し相手方有利のAsk寄り、ちょうどニコニコで語呂もいいし、25.25ドルに指値買い注文変更じゃい!!!!

10:00時点のAMZNオプション板

・・・が、ダメ!


株価が上がっていく・・・!!


とりあえず注文チケットを開いて、修正準備!!

1分後

もうBidが26.00かよ、マジで動きすぎぃ!!


やっぱりもう一段高く注文変更しなくちゃあかんか、どうしよっか・・・と思ってたら、株価がいきなりちょっと下がって、そのタイミングで約定、キターーー!!

10秒後、右下にオレンジのアラート画面出現

注文中の黄色三角形が、買いポジションを示す緑色の三角形に変わったぞ!!

10:01時点のAMZNオプション板

本当はもっと大量に画像を撮っていて、これでも大分省略した感じなんですが、とにかく株価もですがオプション価格もめっちゃくちゃに動く動く!!

画像撮って、注文送信しようとしたらもうBid-Askの範囲から外れてるなんてザラで、苦戦を極めましたが、とうとう約定しちゃいましたね。


幸い、約定直後からまた株価は上がり、即含み益状態・・・


こちら先ほどの約定直後から20秒ぐらい後の状況、私のコールはBid 26.15のAsk 27.00・・・

19秒後のオプション板

ふはは、もう25.25ドルでなぞ絶対に買えんぞ、相変わらず買い物巧者過ぎて自分が憎いですなぁ、ハッハッハ!!



さて、AMZNは無事に買えたので、記念にMOを見ておきまひょか・・・


10:02時点のMOオプション板

うーん、全然下がっとらん・・・


でもAMZNは好調だもんねー、もうMOなんて知らないもん!!

10:06時点のAMZNオプション板

株価また1600ドル突破!!

コールの値段はBid 29.80 Ask 30.75、今なら30ドル以上で売れますね!!


なお、画像は撮りませんでしたが、ここからさらに株価はアップ、この直後、件のコールは余裕で33ドル以上確定で売れる瞬間を目撃していましたので、25.25ドルで買ったものが、その30%にあたる7.575ドルアップ以上で売れたわけで、購入からわずか5分程度で+30%のアップ!!


さすがAMZN、余裕過ぎワロタ<笑>


もうAMZNは勝ったも同然、多分今日中に+100%はいくでしょう、さ、あとはMOだ!


おぅおぅ、お宅どうなっとんねん!

10:14時点のMOオプション板

・・・ちゃっべ、もろくそ上がってきてる!

うーん、目論見は外しちゃったかな?

そうとなればすぐさま自分のミスを認め損切りに走れるのがこの私だ、成行売り注文を出しておくとしましょうか。

注文チケット

まぁ、Bid 0.00 Ask 0.04なんで、ほぼ紙くず化、損切りに走れるどころか、遅すぎて損切りしたくてもできない状況になってるんですがそれは、って状況ですわね。

10:15時点のMOオプション板

私の成行売りが反映されてAskには0.01ドルが入りましたが、約定する気配なし!


・・・うん、20枚を最低約定価格の0.01ドルで売れても、手元には手数料差し引き10ドルも戻ってこないから、意味ないな。


ひょっとするとこの先突然の急落があるのがMOみたいな不調銘柄だからね、その時0.01ドルみたいなしょうもない値段で約定したら悔しいどころじゃないから、こんなしょっぱい注文はキャンセルしておきましょう。

「満期当日でアウトオブザマネー」という限界ギリギリこの期に及んでもまだ粘れる強心臓を持っているのがこの私だ、セコい損切りなどせず、来たる奇跡の下げを待とうじゃありませんか。


・・・うん、下がりつつあるね、よしよし。

10:23時点のMOオプション板

・・・いややっぱちょっと待って、私のプットは行使価格54ドルだから、もう満期当日でほぼ時間価値も0な状況、こっから株価が1.66ドルも下がってようやくスタートラインで、そこからもさらに下がってくれないとずっとアウトオブザマネーのままだから、最早まともな値段がつかない状況・・・


うん、無理やねこれは。


ってことで、やっぱり成行売り注文を出しておくことにしました。

取引のためならつまらぬプライドなど持たないのがこの私だ、靴でもなんでも舐めますから、もう最低の10ドルでもいいんで誰かお情けで買っちくりぃ~。



・・ま、MOはもうよし、時代はAMZNだ!!


はいは~い、AMZNさんにおかれましては、株価は千六百何十ドル万円??

10:27時点のAMZNオプション板

なんじゅ・・・1590ドルに下がっとるゥ~!!


なんと、+30%アップと栄華を極めた私のコールは、Bid 24.40 Ask 25.45で、評価額24.925ドル買値ニコニコドルは、あっさり含み損転落!!


んなアホな、AMZNはすぐ上がるって!!


・・・ほらみ、一瞬で、あっさり評価額26.45ドル含み益に復帰!!

1分後のオプション板

しかしさらに1分後・・・

10:29時点のAMZNオプション板

Ask 24.45・・・Askが25ドル台ですらなくなったああぁぁ~ん!!


何だよ、誰だよ「買い物巧者」とか言ってた買い物弱者は!!

今なら余裕で遥かに安く買えるじゃあないか!!


しかし常識的に考えて、AMZNが下がり続けるわけはないからね、またすぐに1600ドル台復帰しますとも。


座して待ちましょう。


~約10分後~

10:41時点のAMZNオプション板

余裕の底掘り、株価1573ドルコール評価額17.80ドル・・・


+30%の含み益から、わずか30分も経たず-30%の含み損・・・・




・・ハイ、というわけでね、いやはやついに連休が始まりますけれども、これやっぱり天気がいいことを願いたい限りですよねぇ~

「前半は全国的に好天、2日以降崩れる見通し」なんて言われていますけれども、いやこれ、私のAMZNコールポジションにそっくりでございましてね(ドッ   ワハハハハ)


・・・まま、そんな日もありますわね。

でも王者AMZNですから。


幸い満期まで1週間ありますし、こんなの想定内想定内、まだこっから伸びれば、私の完勝です!

じっくり待てばいいでしょう。



さて、お昼になりましたよ。

AMZNさん、頼みますよ!

12:02時点のAMZNオプション板

おっ、株価1593ドルにまで復帰!!

もちろんまだコール価格は買値には届いていませんが(この一瞬後、実はプラスにも復帰してましたけどね)、まぁ、こんな調子でAMZNオプションは来る時は一瞬ですから、チャート的にも、これは余裕で・・・

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:AMZNより


・・うん、上がる気は、正直あまりしませんわね。

(相変わらずGoogleチャートにありがちな、意味不明なスパイクが入ってますが、そんな値動きはなかった気がしますね)


しかしもちろんこんな所でコールを売るような愚行はしませんよ。

来週以降、きっとまた上がるでしょう!

決算は良かったですから!!


さて、MOくんの方は・・・

https://www.google.com/search?q=NYSE:MOより
12:05時点のMOオプション板 

・・・MO?知らない子ですね。

まぁ、ついさっき株価56ドルを超えていた時点で、もうこの子は知らない子になりました。


紙くず化して、親元を離れる時間がやってきたようです・・・


さようならMO、この2日間、君と過ごした時間は楽しかったよ。


さぁ他のホルダーの所へお戻り、ホルダーの皆さんは上がると喜んでくれるから、素直に上がるんだよ・・・



・・・ということで、その後予想通りの展開しか待っておらず、結局本日も絶望のまま引けを迎えてしまいましたね。

今週も、「一瞬結構な利益を出せたのに、粘った結果壊滅」という完全あるあるパターンを踏襲してしまいました。


ですがまぁ今回も、戦った上での結果ですからね、悔いはなし、この調子で続けていけば、ガツンと当たるパターンもあるでしょう。


そもそもAMZNはまだ終わってませんしね、めげずに前を向く次第です。


ではそのAMZNの引けの様子から・・・

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:AMZNより
引け時点のAMZNオプション板
完全寄り天・・・。


私のコールは、結局最終的にまさかの評価額12.25ドルで、買値からほぼ半額-50%!!

AMZNで-50%を叩き出す投資家とか、これ以上お笑いレベルの高いのも存在しませんね。

でもその分、+100%を叩き出せる可能性もあるから・・・(震え声)


まぁ、でも、AMZNは間違いなく伸びますよ。

ただし、それが、私の買った1週間後満期のコール期限に間に合うかは分からない・・・。


でも、上がれば一気に来ますから、大丈夫!


・・上がれば・・・


・・・上がるか?


すぐに下で触れますが、FBは、昨日の好決算が明けて、今日下がってたんですよね。

でもまぁ大丈夫!

AMZNですから!!


私は行使価格1600ドルコールを25.25ドルで買いましたので、株価1625.25ドルになってくれれば、どれだけ満期まで時間がない状況であっても負けはなしです。

なるべく早く上がってくれれば、そこまで届かなくても、十分な爆益を産み出せる可能性のある黄金ポジションですからね。




AMZNの来週に期待します!!

ちょっと、日本はゴールデンウィークだよ、何考えてるのAMZNさん、今上がらずにいつ上がるって言うんですか!!(全然関係なし)



さて、最後に今週の注目銘柄の引け時点のオプション板と5日間チャートを一気にズラズラっと貼っておきましょう。

https://www.google.com/search?q=NYSE:BOXより
引け時点のBOXオプション板

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:GOOGLより
引け時点のGOOGLオプション板

https://www.google.com/search?q=NYSE:TWTRより
引け時点のTWTRオプション板


https://www.google.com/search?q=NASDAQ:FBより
引け時点のFBオプション板


あ、忘れてた、MOは、言うまでもなく、惜しくもなく当然全て紙くず化しました。

https://www.google.com/search?q=NYSE:MOより
引け時点のMOオプション板

うーん、どうも最近はイマイチな日々が続きますね。


一応今週はどちらの取引も自分なりにいいと思ったタイミングで入ったので後悔はありませんが、やっぱり、反省はありますね。


反省点としては当然、「買いは焦らず、売りは粘らず」が鉄則なのに、「買いに焦って、売らずに粘って」で今の惨状になってしまったってことですね。


AMZNもMOも、もうちょっと買うのを我慢すればよりグッドなタイミングで入れた、そしてMOの売りも、本日朝一で、十分値段がついている時に売れば紙くず化は避けられた・・・と、そちらはやっぱり結果論ですね。


これまで、売らずに「もう少し我慢しておけば・・・」というシーンは何度もありましたし、あの程度の小銭で売りに急ぐぐらいなら、この待ちは悪くなかったと、紙くず化した今でも思います。


ただ、結果論としては、昨日決算を終えて、思うように下がらなかった時点で売っといても良かったかもしれませんね。


まぁ色々反省して成長していければいいでしょう。


来週はとにかくAMZN!!

今日買って見事にくすんだ土気色を放っているこのポジションが輝きだすことを心の底から祈ります!

がんばってAMZN、君こそ王者だ!!