高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

米国株OP取引の実践的解説

シリーズで、米国株オプション取引を、世界一分かりやすく解説していこうと思います

完璧な大当たり!やったね!…と喜びも束の間、天から爆弾が降り注ぐ!!

こういう超デンジャーな銘柄の取引では、いつも以上に決して粘らず速やかな決断が重要になる……永久に忘れないようにしたい、いい教訓です

仮想通貨投資が危ない理由:税金が重すぎる

仮想通貨投資で最も気をつけるべきと思われる点についてまとめました

我流投資に向いている人・向いていない人

自分の目指すべき投資家スタイルをまとめてみました

2018年3月31日土曜日

なんと!既に日本に!!4.3倍もの!!!超高倍率商品が存在した!!!!


こないだ注目した米国市場初の4倍ETF、こちらは対象とする商品(連動元の原資産)がなんとまさかの為替相場とかいう非常につまらないもので、「ハイテク株4倍」「ダウ工業株4倍」等の魅力あるレバレッジ商品を期待していた所をもろくも裏切られてしまい、あまりのショックに全米が涙したと言われていますが、実はなんと!


常に未来を生きていると話題の我らが日本(単に日付変更線の位置が理由かもしれませんが)、なんとなんと、4倍など取るに足らぬわと鼻で笑うぐらいの高倍率商品を、実はとっくの昔から我々は持っているのであるという、とんでもない情報をキャッチいたしました!


それがこちら、楽天日本株4.3倍ブル型投資信託!!

楽天日本株4.3倍ブル公式サイトより



以下に示すザイの記事が全てをまとめてくれていたので、まぁ私があえて今さら重ねて述べることは特にないんですけどね。

日本株の4.3倍の値動きをする投資信託が新登場!(ZAI ONLINEより)


既に登場から2年以上も経過しています。

(なお、4.3倍ほどではないにせよ、3倍を超える高倍率の商品は、SBIと野村から、もうずっと前に出されているようです)


しかもその対象は、為替相場のようなつまらない(←ボックス圏移動が基本で、極めて大きく動いたり、どちらか片方が成長し続けたりするとは考えにくい、という点において、です。FX取引自体は結構面白そうですけどね)ものではなく、日本株


まぁもちろん、対象が大きくなればなるほど値動きは小さくなるものですから、特定のセクターを対象としたETFとかよりは確実に動きが小さくなると思われるので、個人的にはそれらよりは魅力に欠けるように感じますが、それでも為替なんぞよりは、遥かにレバレッジをかける対象として良いように思います。


日本株が成長し続ける限り、際限なくもの凄い速度で成長するわけですからね!

・・まぁ「際限なく」ではないでしょうが、少なくとも為替相場が一方へ伸び続けるよりは、遥かに大きい伸び代があることでしょう。


・・・が、当初4.3倍ETFと思っていたんですが、これは投資信託ですか・・・。


そもそも投資信託は個人的に興味の対象外なので適当な物言いでめちゃくちゃなこと言ってたら申し訳ないんですけど、投信ってETFと比較して何か優れている点ってあるんですかね・・??


投信自体の買い・売りの自由度も劣る気がしますし、必要経費もETFより基本高い気がしますし・・・。

ETFという、投信の上位互換に思える商品がこの世に生まれた時点で、投信はもうお役御免であるような気が少ししちゃいますが・・・。


あぁ、一応、本当にめちゃくちゃ凄いアクティブファンドの運営する投信であれば、世の中のありとあらゆる指数のリターンを大幅に上回ることが可能(一方ETFは、何かの指数なり価格なりに連動する商品なので、原則、リターンはその対象とする指数程度に落ち着く)、って点はありますか。


あるんですかね、そういう最強投信って?


個人的には、バフェットさんでも市場に劣後することがあるこの世の中、そんな都合いいものはないと断言して構わないと思うので、結局確実に引かれることになる経費類のより小さいETFが、株と同様に取引所で自由に売買できるという点も含め、投信より遥かに優れているように思います。


ただ、レバレッジ型ETFにどんなものかあるか調べていたら、「これ応用すれば最強なんじゃない?」と思える、結構面白そうな商品が目に付いたので、いつかちょっと取り上げてみようかと思います(流し読みなので、多分言うほど最強でも何でもないと思いますが)。



・・・と、正直「投信かぁ」と思ったのですが、こちらは「日本株の4.3倍に連動する」というパッシブなタイプのようですし、事実上ETFと大して違いはないんじゃなかろうか、という気もするので、せっかくですからこの4.3倍投信をちょろっと見ておくとしましょう。


こちらはYahoo!ファイナンスより、この投信のデータです

Yahoo!ファイナンスより
 
どうやら1万円でこの投信はスタートしたようですが、現在の価格は9895円・・・。

まぁ、4.3倍レバレッジなら、よくやっている方なのでしょうか・・・。


しかし、この1年のリターンは73.28%と、これはさすが4.3倍と言える年利ですね。

そして最大損失率は、-16.33%・・・あれ、意外と小さいですね。


分配金は0ですが、この手の商品は分配金ではなくキャピタルゲインを狙うものでしょうから、問題ないでしょう(むしろレバレッジ型商品で分配金を出すものなんて、価格調整が複雑すぎて、多分存在しないですよね)。


そして、チャートを見るに、2月頭の急落の前までは、1万5000円オーバーしていたようですね。


ふむふむ、まぁ、言うまでもなく当たり前の話でしかないんですけど、日経が好調な時は、かなり強い商品になると言えそうですね。



最初に貼った公式ページから、各種データをもう少しだけ見ておくとしましょう。

全てはリンクに用意されている、目論見書に細かく書かれています。


気になるのはやはり経費全般ですね。

信託報酬は、年1.2204%ですか。

交付目論見書7ページより

例の為替4倍ETNの経費率は年1.50%でしたから、これはもう全然、むしろETFより安いレベルで、文句なしですね。


しかし、購入時手数料、これが購入時のみとはいえ3.24%って、それマジ・・・?


1000万円分買ったら、その瞬間即30万円程が蒸発してしまうって、投信はこういう費用もかかるんですね・・・。


まぁでも4倍の倍率ですから、日経が絶好調なら、そんな程度の額は1日で取り戻せるレベルであることでしょう。


もちろん、前回見た為替4倍ETNの目論見書にもあった通り、こちらでもこの商品のリスクは、具体的な値動きの例とともに、しっかり述べられています。

交付目論見書2ページより

その辺はもう語るまでもない話ですね。

高倍率レバレッジ商品は、潜在リスクに十分注意が必要です。



なお、今さらですが「日本株」と言っても具体的には何を指標に?というのは、目論見書1ページ目に述べられていますね。
 
引用すると、

わが国の株価指数先物取引およびわが国の短期公社債を主要投資対象とします。
株価指数先物取引の買建額が、原則として投資信託財産の純資産総額の概ね4.3倍程度となるように調整を行います。

・・とのことで、日経平均指数先物の4.3倍の値動きになるよう調整を行う、という感じでしょうか。


ただし、まぁアクティブ投信ですから、乖離することもあるようですね。

こんな但し書きが続いています。

ただし、追加設定、解約等による純資産総額の大幅な増減の影響等のため上記のような運用が困難と判断した場合、概ね4.3倍程度とは異なる一時的な調整を行うことがあります。

うーん、まぁ、しょうがないとはいえ、こういうあやふやな逃げ道があると、何か、いざって時に「一時的な調整です」でメチャクチャなことされそうで、まぁもちろんそんなことはないとは思いますが、仮に万一メチャクチャなことをされても文句を言えないというのが、個人的にはどうも気にかかる感じがしちゃいます。


関連して気になるのは繰上償還、いわゆる手切れ金を返す代わりに取引停止状態になる、という時の条件ですが、こちらは目論見書6ページに、

受益権の総口数が3億口を下回ることとなった場合、または、この投資信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意の上、この投資信託契約を解約し、信託を終了させることができます。

とありますね。

うーん、これまた、具体的な条件なしに「やむを得ない事情」「受益者のため有利」と、何とも漠然とした物言いですか・・・。


こういうのはハッキリさせておいていただきたいですが、まぁ私は多分この商品を買うことはないので、一々文句を言うのもやめておきましょう。


なお、現時点での償還日、つまり信託期間は、最初に出したザイのページにもありましたが、2019年6月14日までとなっています。

しかし、ザイの2番目に挙げられている「SBI日本株3.7ブル」は、信託期間が2018年2月5日までとなっていますが、普通に今でも取引されているようなので、この信託期間というのは、よっぽど酷いパフォーマンスじゃない限り、延長されるものなのかもしれないですね。


良いパフォーマンスで来年以降も続くよう、日経が好調なことをお祈りしましょう。



・・あれ、あと気になった点ですが、Yahooファイナンスでは最大損失率は-16.33%となっており意外と小さいじゃんと思っていたことを既に上で書いていましたが、目論見書の収益率推移を見ると、2016年は-38.75%も下がってるじゃないのよ!


交付目論見書5ページより

あ、Yahooの出している損失率は、多分「この1年での」って感じなのかもしれませんね。

・・いや、正直、2月から余裕で-30%超下落している気がするので、「この1年」でもなく、「2017年の1年間」なのかもしれません。


・・・っていうか、言っちゃなんですけど、日本版Yahooファイナンス、何かデータも少ないですし、そもそもチャート!・・あの、全くインタラクティブじゃないチャート、低機能過ぎて正直泣けてくるレベルです。

やっぱり、ドラッグで表示範囲を変えられたり、マウスポインタでポインタ上の株価を示したり、そのぐらいの機能は欲しいですよね。

正直、Yahooファイナンスは、自分なら絶対使いたくないぐらい酷い・・・。

まぁ、米国版Yahoo Financeがむしろ無料で使えるとは思えないぐらい高機能なだけかもしれないですね。



話が逸れましたが、まとめとして個人的な意見を言わせていただくと、私は米国株オプション買いの方が日本株4.3倍よりも遥かに大きな変動を見せるため、ボラマニアとしてはこの「楽天4.3倍日本株投信」には心動かされませんが、国内証券のみの利用で米国株オプションは触れないけれど、ボラの大きい商品で夢を見る枠も一部あっていいかな、と思われるような方には、こちら結構いい商品なのではないでしょうか。


もちろん、長期での運用にリスクが伴うのは、至る所で散々言われ尽くされている通りですね。

米国株投資家の方であれば楽天証券をお使いの方も多い気がするので、やっぱり日本株にも期待したい、あるいは結果の見えている選挙等、特定の条件で日本株が伸びることが大いに期待できるような場合には、この4.3倍投信を買ってみるのもありかと思います。


個人的には、金融取引なんて全て米国が一歩先を行っており、日本はアメリカより周回で遅れをとっているとばかり思っていたのに、昨年末に4倍のETFが出たばかりの米国市場に比べ、日本市場にはもうずっと前から遥かに高倍率のレバレッジ商品がずらっと並んでいたということで、新鮮な驚きでした。

何事も、知らないのに印象だけで決め付けるのは良くないですね。


この4.3倍ブルが世界一輝けるように、日経の伸びを大いに期待したい限りです!

2018年3月30日金曜日

FB事件余波の最大の被害者爆誕…?約26億6130万円の損失ですか…


まずは米国市場全体の概況ですが、3月ラスト取引となった現地時間木曜日29日のこの日は、ここ最近の微妙な動きから一転、割と気持ちのいい終わり方をした感じですね。


下がって欲しかった私にとっては残念な動きになってしまいましたが、まぁ市場に活気がある方が絶対いいですしね、あんな小額の投資程度を生贄に市場が救われるのならば、安いもんです。


さて、本日は下落方向で割と目を引く企業があり、調べてみたら、最近のFacebook (FB) の個人情報スキャンダルに関係していたみたいです。

それがこちらAcxiom Corp (ACXM)、寄り付き後1時間程経過したぐらいで、-30%超と爆沈垂直落下しています。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:ACXMより(5年チャート)
10:38時点のACXMオプション板

ディープアウトからインザマネーに突入した来月満期の行使価格22.5ドルプット、前日比+7800%のメガトンアップ!!

1日で資金が79倍になったとは、ヤバイですねぇ~・・・と思ったんですが、よく見たら建玉 (Open Interest) は0、こちら世界中で誰も保有していない商品でした。


建玉が存在する中で最大のアップは、5月満期の行使価格20ドルプットですか、でもこれも+2180%で、1日で22.8バガー達成!!

夢がありますねぇ~。


私も、実は言ってませんでしたが、FB関連銘柄で近々お逝きになるものがあるんじゃないかと思っていたので、今日あたりこのACXMのプットでも買っておこうかなぁ~などと考えてたんですけどねぇ~!

わずか1日遅かった・・・!


まぁそんな後だしジャンケンはともかく、この下がりの理由は、既にもう最初からサラッと言っていますが元凶はFB、例の個人情報がうんたらのスキャンダルがあったため、その禊を対外的に示すべく目的でか、個人情報分析のスペシャリストとして契約を結んでいたこのACXMとのパートナーシップを解消することにした、と発表がなされたためのようです。


参考:個人データ分析企業が、FBから打ち切られ撃沈(CNBCより)


要約を抜粋しますと、

  • サードパーティデータ(第三者によって集められた過去のデータ)を提供するAcxiomの株が、FBがそのビジネス部門を閉鎖するとアナウンスしたことを受け、沈んだ。

  • 結果、ACXMは2019年度の予想収益を2500万ドル引き下げた。
     
  • FBのアナウンスは、数百万人規模のユーザープロファイルが外部機関によって刈り取られていたというニュースを受けての、データ収集業務に関する自浄作用を示す行為の一環であった。
・・・というわけで、ACXMにとってはあまりにも痛い突然のパートナーシップ解消となりましたが、調べてみたらACXMは日本法人もあるみたいですね。

公式サイトより
ターゲット・オーディエンス・・・。


こんなこと言ったらGoogleとか他の広告媒体の人にブチ切れられそうですけど、ぶっちゃけ、広告に関する情報分析とかって、意味ないとまでは言いませんが、何というかめちゃくちゃこじつけというか、それっぽいこと言ったもん勝ちな感じはしちゃいますよね。

マスを対象にしなきゃいけないので仕方ないとは思いますが、何というか、弱者を対象にビジネスしているんだろうなぁ、という気がそこはかとなくしてしまいます。


私ぐらい情強になりますと、広告なんて、例えば・・・・・・・・と、抱腹絶倒の会心の面白例え話を書いてみたんですけど、それを書くのは、私自身が貼っている広告の広告主様およびGoogleの不利益に繋がることに一瞬で気付けちゃいましたので(情強なので)、出すのはやめておくことにしました。


まぁ、広告・情報分析なんて意味ないと思っているのは、現代の高度に数値化された理論的な広告科学を知らないからだけで、実際は私のような自称情強連中が冷めた目で見るより遥かに優れたものなのかもしれません。

事実FBやGOOGLがここまで成長しているわけですからね、広告は21世紀の希望、輝かしい未来は広告とともにあり!・・というのは疑いようのない事実であることでしょう。


・・・と、ディスりとリスペりとで差し引き0、これできっと全く問題ない記述になっているに違いありません。

ダメ押しでもういっちょ、広告ビジネスはやっぱり確かなもので、将来性は抜群だと思いますよ!

好き嫌いをなしにすれば、冗談抜きにそう思います。



ともかくACXMの方は、絶望的状況になってしまっていますが、投資家として気になるのはこの先どう動いて行くか、ですね。

来週以降、特に目覚ましい動きを続けるのでもない限りあえて取り上げることはないと思いますが、しっかりチェックしておこうと思います。



さて、他の銘柄では、気ままに色々と適当に見ていたら、おっ!

ついに、Dropbox (DBX) で、オプション取引が始まったようです!!

11:42時点のDBXオプション板
早っ!

正直、1週間はかかると思っていました。

上場から1週間と経たず、しかもいきなり週1オプションが取り扱われるものなんですね。

さすがはDBXです。

この日の動きも、それを祝してかは分かりませんが、あっさり株価34ドル突破と、またまた結構なアップをしています。

 
・・・うーん、しかし、何度も言ってますが、このまま素直に上がり続けるような気はしない!

よって、今の内にプットを仕込むのもいい気がしますが、ひょっとするとまだIPOの熱狂はしばらく続くかもしれませんし、難しい所ですね。

が、間違いなくホットな銘柄ですし、来週以降の動きによっては、また小額でエントリーしてみても面白いかもしれません。

まぁ、とか言いながら、結局多分しないとは思いますけど・・・。



さて、市場も好調なようで、私の保有する米国小型株ベア3倍ETF・TZAのコールは残念な状況になってますし、今日はもういいかな、と思ってたんですが、残り2時間を切った所で、気が付けば恐怖指数 (VIX) はダダ下がり、他の指数も絶好調で、市場はオールグリーンぐらいに活況なのが目に付いたので、最後の最後、3月も終わりだし、ちょっと遊んでみようかなという気になりました。


TZA株価は一貫して前日比マイナスなんですけど、寄り付きからしばらくずっと、特にお昼以降、さらに下がり続けているわけです。

よって、残り2時間の状況なのですが、きっと今一歩大きく下がるだろうという予想の元、保有コールを一旦売って、株価が下がってコール価格も下がったら買い直そう、そうすれば差額分、現金の儲けゲットだぜ、という寸法です。


こちらが午後2時時点のオプション板・・・

14:00時点のTZAオプション板

株価は-4.34%の11.69ドル、保有する4月限・行使価格11.5ドルコールは前日比-37.26%と壊滅ですが、引けに向けてきっとさらに下がることでしょう。


現在このコールはBid 0.63にAsk 0.70、よし、真ん中よりちょっと相手方有利な条件を提示すれば売れるに違いない、0.66ドルで指値売り注文だ!

注文チケット

・・送信後、0.1秒で即約定!!


14:01時点のTZAオプション板


おほぉ~、マジか、正直約定しないと思ってた、そんならやっぱりもう少し高い金額を提示するんだったーー!!と思いきや、直近取引価格が0.67ドルになってますね。


レポートを確認した所、取引所の温情でしょうか、指値価格より1段階高い、0.67ドルで約定していました。


20枚の売却でしたから、合計20ドルも高く売れた感じですね、往復手数料が浮いた感じです、やったぜ!


さて、その後株価は11.6ドルを割って、当然コール価格も下がり、画像は撮りませんでしたが、0.62ドルとかそこらで確実に買い戻せる状況になっていました。


0.62ドルで買い戻せば、この、ポジションを全く変えないただ売って買い戻しての回転取引から、差し引き1枚0.05ドル、オプション1枚は100株分なので、20枚で合計100ドルも、現金を吸い出せることになりますね!


そんな感じで午後3時頃、確実に安く買い戻せた感じなのですが、当然粘りますとも。

きっと今日も、引けに向けて市場はガン伸び、それに伴いベアETFのコールはガン下がりしてくれることでしょう。


・・・という話の流れから明らかかもしれませんが、当然、世の中そんなに都合よく話は進まないものなのです・・・。


引けまで残り20分を切りました、TZAはどうなっているかというと・・・

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより
15:43時点のTZAオプション板
ひぇっ・・・!

コール売却時より、あっさり株価が伸びとるぅ~!!


無念なり、安く買い戻すつもりで、しかも実際安く買い戻せるタイミングはあったというのに、欲張って粘った結果、また案の定の展開です!!



くぅ~敗れました、これにてTZAコールポジション、完結です!

・・って感じで、どうせもう暴落のターンは終わり、市場は急回復していくに違いないという気もしたので、この際コールポジションは買い戻さず週末を越すのもいいかなと思ったんですが、やっぱり間違いなくキナ臭い市場の気配ですから、ここまで粘っておいていきなり暴落が来た時にコールポジションなしでは悔しすぎるので、やっぱりポジションを戻しておこう、と考え直しました。


しかし、同じポジションをわずか2時間弱で、売却時より既に10%ぐらい値上がりしちゃってますから、これを買い直すのはあまりにもシャクに障る、よって、苦肉の策で、一段階高い行使価格の、価格が安いコールに行ってみるとします。


実は先ほどの瞬間からも結構粘りに粘り続けていたのですが、株価は少し下がってきてしめしめと思っていたのも束の間、さらに株価が上がりを見せ始め、ついに株価11.80ドルになってしまいました。

15:55時点のTZAオプション板


もう引けまで残り5分、ついに腹を括って、この上がりに上がっている状況で、コールの買い注文を出すことにしました。

注文チケット

正直、判断が悪すぎます!!

でもまぁ仕方ないですね。

やっぱり、週末何があるか分かりませんしコールノーポジよりはどうしてもポジションを取っておきたかった、粘ってしまって敗れはしたけど、それは結果論だ、というお話です。


さて、注文送信後、株価はさらに上昇気配にあることもあり、ほぼBid-Askの真ん中の0.53ドルで出した買い注文は通りません。

15:56時点のTZAオプション板
 
それでもAskには結構近いから、ちょろっと株価が下がれば約定するんだけどなぁ・・・と思うも、もう引けまで一刻の猶予もありませんよ!


どうする?!



・・粘りに粘るも、株価は一向に下がらず全く約定ならず、むしろなおも微妙に株価は上がり、あーっと、気付けばいきなりAskが0.59に上がって、さらに約定は絶望的状況になったぁー!!

時刻は残り1分、さすがの私もこれには白旗、さらなる価格アップで確実な約定を狙います。

残り59秒、注文チケット

ぐわぁーーっと、どこが「確実な約定を狙います」だーっ!!

Ask 0.59に対し、提示価格は0.55ドル、これでは全然無理むりむりのカタツムリだー!!


・・・まぁ、混乱してたわけじゃないですが、ついさっきまでAskは0.56ドルでしたし、いけるんじゃないかと思ったんですけどね。

しかし残念ながらこれでも約定しないので、残り30秒程の時点で、0.56ドルにまで買値を吊り上げました(画像を撮る余裕なし)。


結果・・・


無事約定、セーフ!

15:59時点のTZAオプション板


・・まぁ、「ちょっとデイトレしてみよう」などと余計なことをした結果、無駄に高い行使価格のコールを割高で買い直しただけなので、全くセーフでも何でもないんですけどね。


・・・ま、楽しかったですし、取引ゲームを遊んだと思えば、今回の下手こいた取引もいい経験でしょう。


色々グダグダ言うほどの金額でもなんでもないですしね、実際。





そんなわけでその後即引けを迎えました。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより
引け時点のTZAオプション板


ま、気まぐれの思いつきで本当にしょうもない取引をやっちゃいましたが、一応コールポジションは維持されているので、4月は急落スタートを期待したい限りです・・・!


他の保有ポジション、3月末の状況はというと・・・


https://www.google.com/search?q=NASDAQ:MDXGより
引け時点のMDXGオプション板


https://www.google.com/search?q=NYSE:WTWより
引け時点のWTWオプション板
 

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:PTIより
引け時点のPTIオプション板


何とかMDXGだけ首の皮一枚(まぁそこまでヤバくはないですけど)繋がっている状態、その他2つは絶望的!!


まぁ今更ですけど、WTWは有望そうですが特に根拠もありませんでしたし、「有望そう」程度なら他のFANG銘柄の方が遥かに強くて堅いですから、そっちにしておけば良かったですね。


PTIは、急騰バイオの伸びは、どんなに期待できるニュースでも続かないものということをすっかり忘れていました。

それなりに利益が出ていたポジションを建てた直後、すぐに手を引いておくべきでしたね。


まぁこれらは反省材料として活かしていきたいと思いますし、今後に活かせればこの失敗で失われることとなった資金も報われることでしょう。

 

さて、その他の注目銘柄、本日FANG+はこぞって復活ですね。

3倍ブル/ベアETFのFNGU/FNGDは、最近の不調でついにベアのFNGDの値段が勝っていたのですが、本日3月末の時点では、ブルのFNGUが上という形で終えることが出来たようです。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:FNGUより

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:FNGDより

FANG+、またあっさり上がっていく気がしますけどねぇ~。


個人的注目銘柄はどうだったでしょうか。


昨日も見ていた王者AMZNは寄り付き後、崩壊の序章かとも思われる下がりでしたが、徐々にアップで気付けばプラ転、何とか最後まで持ち堪えました。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:AMZNより
引け時点のAMZNオプション板

しかし、下がって上がってでどっちつかずのほぼ横ばい、時間価値とボラの消失のダブルパンチで、コールもプットも軒並み大幅ダウン・・・


オプション買い取引は、当たれば最高ですが、これが怖いんですよねぇ~。


両建てで安全を期しても共倒れ・・・まぁ必勝取引なんてないのでそれもやむなしですが、それでも私はオプション買いで攻めるのは悪い作戦ではないと思います。


AMZNのオプション・・・買うべきか否か・・・。



一方NVDAは気持ちよいアップ、コールは軒並み大幅上昇ですね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:NVDAより
引け時点のNVDAオプション板

う~ん、昨日宝くじ的に来週満期のディープアウトコールを買っていれば、余裕の2.2倍とかでしたか・・・。

まぁ、タラレバの結果論ですね。


逆に下落を予想しているTSLAは本日アップ、TSLAプットを買っていたら撃沈していたわけですしね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:TSLAより
引け時点のTSLAオプション板


・・ま、あまり奇を衒わず、堅い銘柄で攻めていくのもいいかもしれないなぁ、っていう気になっちゃいますね、最近のイマイチな取引を鑑みるにつけ。


ただ一応どの取引銘柄も、基本割とそれなりの利益を出せている瞬間はあったので、やっぱり「欲張らないことを気をつける」というのが、私には永遠の最重要課題かとも思うんですけどね。



最後に最近の注目銘柄を見ておしまいとしましょう。

バフェット氏に背信議決を突きつけたUSG、結局ずっと高値圏維持ですね。

https://www.google.com/search?q=NYSE:USGより
引け時点のUSGオプション板

まぁ背信議決とは言いつつ、むしろバフェット氏がバックについたままになる選択をしたということですから、この先どうなるかは分かりませんが、投資の神の名を汚さぬよう、この先もしっかりした経営で順調に伸びていくことを願わんばかりです。


一方一気に株価半額未満にまで落ち込んだタンカー企業NAPは、今日は無事に微アップ、4ドル台復帰したようです。

https://www.google.com/search?q=NYSE:NAPより
引け時点のNAPオプション板

こちらは、残念ながら上がり目はない気がしますが、そう思ってるとあり得ないぐらいの超絶大アップを突然見せるのがこの手の銘柄ですので、バカにしているとバカをみるのは自分かもしれませんね。

エントリーは、さすがに難しいように思いますが。


さて、問題は仮想通貨関連銘柄・LFINです。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:LFINより
引け時点のLFINオプション板


また-48%超、落ちすぎぃ!!


うーん、何ともはや、落ちるとは思っていましたが、ここまで一気に崩落するとは・・・。


プットを買っておらずやや悔しいですが、まぁ既にIVがあり得ないぐらい高すぎるので、株価の下落から想像するほどのプットの上がりはないのが、幸か不幸か、って所ですかね。

もちろんそれでも、最短の来月満期ので+259%、1日で3.6倍とかのアップですか・・・


「必ず下がる、ほぼ100%絶対」という確信はあったので、満期まで時間は十分あるわけですし、適当にプットを買っておいてもよかったですね、本当に結果論でしかないわけですが。


さて最後、IPOしたばかりのDBXはどうなりましたかね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:DBXより
引け時点のDBXオプション板

まぁ、本日の高値からはちょっと落ちていますね。

うーん、このプットも、結構堅いと思うんだけどなぁ~。


まぁ、エントリーしなかった人の意見など、当たっても外れても、所詮戯れ言ですね。


やはり、強い確信があるならば態度で示す、それが、投資家たる者の取るべき姿勢かな、と思います。



・・・そんなわけで、金曜日は祝日、ついに第1四半期があっさりと終わり、戦いは激動の4月へと移行していきます。


まぁ、別に激動でも何でもない気もしますが、まだ本当に世界的に市場が不安定さを残していることは否めませんからね、ボラ好きな私としては、大変楽しみです。

色々考え、あれやこれや楽しみながら4月もがんばっていこうと思います。

2018年3月29日木曜日

買うならNVDA・GOOGL、売るならTSLA・TWTRですかね。まぁ買いませんけど


不安定な米国市場が続いています。

現地時間水曜日、この日28日はそれ程でもなかった気もしますが、投資家心理を反映すると言われる恐怖指数 (VIX) は、お昼頃の時点で結構なアップを見せています。

https://www.google.com/search?q=INDEXCBOE:BVZより

でも、VIX自体も寄り付き後、何度か一瞬マイ転していたりと、「不安定さ自体も不安定さを見せている」状況ともいえる気がします。


まぁ、そんなわけで、今日は動きの大きいホット銘柄も大したものがなく、な~んも話題がありませんでした。


タイトルではFANG+銘柄から適当に名前を挙げましたが、これも全くな~んも根拠はありません。

ただの個人的な好みの問題です。


でも正直、どんな分析や理論付け・理由付けをしようとも、結局この先どうなるのかなんて正確には誰にも分かりませんから、最後は好みで動いても構わないというか、最終的には自分の信念で動く他ないとも言えるんですよね。


その企業を運営しているのは自分(またはアナリスト・アドバイザーとかにも当てはまりますが)ではないし、市場に参加しているのは自分(そのアナリスト)だけではありませんから、自分(アナリスト)にはコントロールできない不確定要素が多すぎる、よって、予想の類なんて当たるわけがない(無論、必ず外れるわけでもない)・・・究極的にはそれが結論でしょう。


だからって分析・調査を一切しないでいいとはなりませんが、「予想しても当たる時は当たるし外れる時は外れる、それが株式市場だ」ぐらいに気楽に構えるのが一番かと思います。


そんなわけで無責任に自分の意見を述べてみると、とりあえず私は、最近のFANG系銘柄の下落には大した理由もなく、市場に必ず存在するランダムな動きの一環なんじゃないかと思いますが、個人的には、この先上がり目がありそうなのと、下がり目しかなさそうなのとには分けられそうに思います。


繰り返しますが、根拠は特になく、私の直感です。

ただこれも繰り返しですが、根拠があるっぽい説明も、しょせん一個人(一機関)の意見に過ぎないので、あらゆる意見は素人の直感と同じぐらい眉唾ものだ、と考えるのが一番賢明な姿勢かと思います。


さて、FANG+指数の10銘柄、割と超短期の予想ならドンピシャで当たることもある(ただし完璧に外れることもあるし、どっちつかずの微妙な形になることもあるので注意が必要)私が、ずばりカテゴライズいたしましょう。


私なら買う:GOOGL、NVDA、AMZN、NFLX、BABA

私なら保留:AAPL、FB、BIDU

私なら売る:TSLA、TWTR


一番堅いのを選ぶなら、NVDAの買い・TSLAの売りでしょうか。


NVDAはやっぱり、割と落ちても即急回復してここまで来た気がしますし(まぁFANG銘柄全般的にそうなのですが、中でも特に)、将来性も問題ないとしか思えないので、この下がりで買うならNVDAでしょう。


一方TSLAも、割と長いこと仕手株レベルで急騰急落をしてきた感じですが、まさに今は急落フェーズに突入、ごく短期目線の話ですと、絶好のショートタイミングかと思います。

自動運転車の事故・株価若干上がり過ぎ・悪地合いと、様々な条件からしばらくズルズル落ちていっても不思議ではない気がしちゃいますよね、やっぱり。

まぁ、自動運転の事故は、TSLAだけではなく、自動運転車でも使われる高性能GPUを開発するNVDAにも悪影響があると言えるので、TSLAだけを悪い方に見るってのも、正直偏った見方かもしれないんですけどね。


そして本日特に注目銘柄を挙げるなら王者AMZN、こちらさんも、また絶妙にダメージを食らってましたね。


明日満期のプットなんかは、お昼前、株価がついにあっさり1400ドル割れしていた時なんかには、また前日比20倍とかの1日20バガーを楽に達成していたように記憶しています。

(画像は撮りませんでしたが、せっかくなら撮っておけばよかったですね。引け時点では、結構株価は回復してしまっているので、その恐るべし値上がり率も、若干影を潜めてしまっています)

まぁ満期直前オプションはリスキーすぎて現実的じゃないので、そういう超アップも夢物語でしかないのかもしれませんけどね。


ともかく、日中の底よりは幾分回復しましたが、多くのハイテク銘柄でやはり今日も結構な下落でした。


AMZN1400割れは、振り返れば買い場だったわけですが、まぁまだ分かりませんね。


現物株であれば、そのぐらいの価格なら買っておいてもいいんじゃない?って気がします。

しかし、私自身は買うならば果敢にオプションで攻めたいので、オプション買いは割とシビアなタイミングでいかないとあっさり撃沈してしまうこともあり、AMZNに限らずNVDAもTSLAも、少なくとも私自身は、エントリーするにしても、もうちょい様子見すべきかな、って気がしています。

そう言ってたら永久にエントリーできませんし、多分様子見のまま次のトレンドに移行しちゃう気もしますけどね。



とりあえず、特に語ることもない日でしたので、さくっと引け時点の様子、本日はその個人的に注目の、AMZN、NVDA、TSLAから見ていくとしましょう。


まずはやっぱりFANG+ブル3倍ETFのFNGUから・・・

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:FNGUより

FANG+軍は今日も惨敗・・・

TWTR他、上がっている銘柄もあったんですけどね。

全体的に、非常に冴えないです。


本日の冴えない筆頭、AMZNからチャートとオプション板を見ておきましょう。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:AMZNより
引け時点のAMZNオプション板

日中の底からは40ドル以上も回復したわけですが、それでも今日も株価前日比-4.38%と、ちょっと元気のない日が続いているAMZNです。


しかし、オプション板には全項目を表示させてかなり低めの行使価格まで載せましたが、底からは回復したとはいえ、まだ楽に+400%以上、すなわち前日比5倍超えのプットが沢山存在します。


株価自体が高いと、紙くず化していたのがインザマネーに入った場合、その後の価格変化は凄まじいものがありますから(ちょうど今日みたいに、日中で株価が40ドル動くとかは余裕なので、紙くず化に近かったものが数十ドルとか上がることになり、やばい上昇率に)、株価の高いAMZNやGOOGLみたいな銘柄のオプション取引は、夢いっぱいかもしれませんね。

(例:表示した行使価格1390ドルプットとかは、昨日まで評価額1.5ドルとかだったわけですが、この時点でも評価額は前日比約4倍、そして本日底値の株価1386ドルとかなっていた時は、ちょうど今インザマネーに入っているプットの価格と同じぐらい、つまり20ドルは楽に超えて25ドルとかになっていたので、 上でもちょっと触れた通り、実際前日比20倍ぐらいに超アップしていたわけです)



続いて個人的一押しNVDAは・・・

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:NVDAより
引け時点のNVDAオプション板

うーん、辛うじて戻しつつあるかな、という気はしますが、分かりませんね。

もし現物株を取引するのであれば、私なら今の内に買ってもいいんじゃないかなという気はしますが、もちろんどうなるかは分かりません。

コール買いは、もう少し待って情勢を見極めたい感じですね。



そしてダダ下がりのTSLAは、FANG+軍の足を引っ張っていますね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:TSLAより
引け時点のTSLAオプション板

しかし、ショートの絶好のタイミングとは思いますが、一直線に永遠に下がり続ける株はないので、いきなり反発上げがあるかもしれませんし、結局は運次第という感じかもしれません。


結局超短期的にどうなるかなんて誰にも分からないので、「自分なりに、仮に目先で外れても、長い目で見れば当たる確率の方が高いと思う」という対象に投資するのが最善策である、というのが結論でしょうね。


私は、TSLAに関しては、超長期はともかく(電気自動車?火星旅行?)、中短期的には懐疑的な立場なので、ちょっと反発することはあっても、割と長い満期のプットでも安全に買っておけば成功する確率は高い(爆益にはならずとも、それなりの利益程度には落ち着く確率は高い、という意味で)のではないかと思います。



まぁ個人的な予想は当たるも八卦当たらぬも八卦なのでその辺にして、保有銘柄を振り返っておきましょう。


本日FANG+は確実に沈みましたが、小型株ベアのTZAは、行ったり来たり、最終的には完全横ばいな感じでした。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより
引け時点のTZAオプション板
 
うーん、まぁ様子見ですわね。

明日は今週最後の営業日ですが、多分明日も、どれだけ大きく動こうと様子見かと思います。

あぁでもデイトレ的に、必ず買い戻す前提で日中ポジションを回してみるのもいいかなと思っていますが、まぁ明日の様子次第ですね。


そういえば、最終的には、何だかんだVIXも落ち着いたようですね。

まぁ当たり前ですが、割とTZAとVIXは、似たような形の動きをしています(VIXは元々S&P 500オプションのボラから数字を取ったものなので、当然っちゃ当然です)。

https://www.google.com/search?q=INDEXCBOE:BVZより

うーん、自分本位な物言いですが、TZAのためにも、まだ市場には落ち着いてもらっちゃ困るんですけどねぇ。

まぁ、実際自分に出来ることは何もないので、流れに身を任せましょう。



さて、流れに身を任せるといえば、その他の保有銘柄、割と悪い感じではないけどいい感じでもないMDXG、そしてもう終わったものとして無視しているWTWとPTIはどうなっているでしょうか・・・

引け時点のMDXGオプション板


引け時点のWTWオプション板


引け時点のPTIオプション板

MDXG、PTI、アウトー!!

WTWも、一応微増したけれど、こんなのじゃお話にならない、アウトー!!


・・冴えませんね。

まぁMDXGはまだまだ希望がありますので、じっと待ちましょう。



あとは最近の注目銘柄です。


バフェット氏の判断に唾吐いたUSGは、急騰後完全に安定しています。

引け時点のUSGオプション板

まぁ、元々それほど大きく動く類の銘柄でもないでしょうから、もうしばらくは、少し上がったり下がったりですかね?

オプション買い専としては、対象外になってしまった感じですね。



一方先日大減配からの暴落を見せて、続落しているタンカー輸送のNAPは・・・

引け時点のNAPオプション板

あれ、今日は上がったと思っていたのに、気付けば結構落ちてる!

まぁ、とことんまで落ちて、気付けば上場維持のためだけに株式併合、そして気付けばまた今と同じ株価水準まであっさり戻ってきてまたまた上場維持ピーンチで再度併合・・・ってのがこの手の企業のあるあるパターンでしょうか。

まだまだ余裕で下がる気もしますが、プットは入札Askがメチャクチャすぎて、ちょっと買い辛すぎるのが残念ですね。



さて最後に昨日黙示録的な下げをしていたLFIN、今日は上がったと思っていたのに、気付けばまた落ちてる!
(あ、「今日は上がってんじゃーん」って思ってたのは、NAPじゃなくてLFINだったかもしれません)

引け時点のLFINオプション板

いやぁ~、仮想通貨のやばい空気で、これも、さらに黙示録的下落であっさり株価1ケタ突入とか、普通にありそうですねぇ~。


現在用意されているLFINオプションの最低行使価格は、表示されている20ドルです。

最短満期のこの最低行使価格プットでも評価額1.6ドルとかで、「ほぼ紙くず化しているボロプットを宝くじ的に大量に枚数を重ねる」戦略を取るにはちょっと高値過ぎるのが残念ですね。

しかし、正直、特に実績も実態もないのにブロックチェーンという名前だけで株価が上がっているようなLFIN、この先も必ず下がるとしか思えませんが、果たして・・・



あとは最後の最後に、今週IPOしたDBXですが、まだオプション取引は始まりませんが、株価は本日お昼前から急回復、30ドルに復帰です。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:DBXより

そういえば「オプション取引が始まらない」といえば、先週かその前ぐらいかに注目した、コムギだかの新製品で革命的なマイルストーンを打ち立てただかで株価300%アップだかしていたRKDA(もう記憶すらあやふやですが)、こちらも一向にオプションは取り扱われ始めませんが、今日も2桁%下がっていたのが目に付きました。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:RKDAより

結構、ズタボロに下がり続けています。

さすがに一気に株価が上がりすぎましたかね。

どこまで下がるのか分かりませんが、下がったら上がるものでしょうし、また上がり始めることを願っています。



あ、IPOといえば、本日も結構注目銘柄がIPOしていましたね。

それがこのBilibili、ご存知かどうかは分かりませんが、中国版ニコニコ動画って感じですかね。

https://finance.yahoo.com/quote/BILIより

今は、世界のNasdaq様に上場もすることになって大分改善したのかもしれませんが、初期は、「さすが中国!」としか言えないレベルの、めっちゃくちゃな無法地帯だったようです。

まぁそれはニコニコ動画も同じだったのかもしれませんけどね。

この先どうなるか、注目です。

個人的には、好きなタイプのビジネスですし、応援したいですけどねぇ~。

こちらも、早くオプションが取り扱われ始めることを願ってやみません。




さて、不安定と思いきやその不安定さも不安定というワケ分からん状況の米国市場ですが(ワケ分からん状況になってるのは私だけかもしれませんが)、気が付けば3月ももう終わりですか。

個人的にはイマイチな感じの取引が続いていますが、心機一転、春爛漫の4月からは、より良い形の取引をしていければと思います。


まぁまずは3月最終営業日の明日ですね。

個人的にはやっぱり、またもう一段階下落してくれると嬉しいんですけどねぇ~。

毎回同じことしか言ってない気もしますが、どうあれ楽しんで取引をやっていければと思っています。

いい形で3月を〆られることを祈りましょう!