今最もホットな投資先である仮想通貨。
色々な不安要素から直接コインに手を出すことはできなくても、もし株式市場でその恩恵に与れるものがあるのなら、ぜひ投資してみたいと思うのが人情です。
今回は独断と偏見で、今注目の米国市場・仮想通貨関連銘柄13選を紹介してみようと思います。
添付チャートは、全てNasdaqの1年チャートを引用させていただいています。
仮想通貨関連銘柄の紹介(2018年1月)
1. OSTK (Overstock.com)
OSTK・1年チャート |
個人的には、この企業が仮想通貨関連銘柄で一歩抜きん出てるのではないかな、と思います。
会社自体はよくあるネット通販企業なのですが、このOSTK、2014年に、アメリカで初めてビットコインでの支払いを受け付け始めた大手企業であり、今なお対象仮想通貨を広げ続けているようです。
4年も前から仮想通貨を使った取引に着手、これは正直、先見の明がありますね。
昨年末には、 子会社である、世界で初めてSEC(アメリカ証券取引委員会)に承認された仮想通貨取引所・tZEROを通してICO(※)を行い、最初の12時間で100億ドルを調達するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
※ICOとは、IPO(新規株式公開)のコイン版ですね。新しい仮想通貨を公開し、資金を調達するというものです。
私個人的には、このOSTKが要注目・一押し銘柄であるように思っています!
(参考:公式プレスリリース)
2. GBTC (Bitcoin Investment Trust)
GBTC・1年チャート |
その名の通りBitcoinを投資対象とした信託のようですが、価格が上がりすぎたのか(1970ドル!)、1月22日に、91分割の株式分割を行うようです。
昨年末から乱高下が激しいものの、これも中々勢いがありそうですが、調べてみたら割とネガティブなニュースも目につきました。
(以下のリンク参照:・・・ですが読んでみると、「この信託はビットコインの値動きの66%程度の連動しか示さないので、これを買うならビットコインを買う方がよい」みたいな、割と荒い主張でした)。
分割後も勢いを保てるのか、要チェックかもしれません。
(参考:GBTC株式分割のお知らせ;なぜビットコイン投資信託は悪い投資なのか?)
3. SQ (Square)
SQ・1年チャート |
SQはメジャーな銘柄なため、日本語でもいくらでも情報があるので、そちらを参考にしていただければと思いますが、簡単に言えば、モバイル決済アプリを提供するSQで、ビットコインの購入が可能となった、といったニュースが仮想通貨との関連性ですね。
しかし、2017年ずっと絶好調だったSQは、11月末に突如大きく下落を見せたのは記憶に新しい所です。
この急落の主な要因は、単に「アナリストの評価レートが下がった」だけのようなので特に問題はないと個人的には思いますが、最近戻しつつあるものの、まだ急落前の水準には戻っていませんね。
どうなるか固唾を飲んで見守りたいと思います。
(参考: 携帯アプリでビットコイン購入可能に、米スクエアの株価急伸;ビットコイン関連のスクエアが急落 投資判断引き下げで)
4. RIOT (Riot Blockchain)
RIOT・1年チャート |
上記Nasdaqのチャート画像、仮想通貨企業だというのにHealthcareセクターってのが笑えますね。
個人的にはまだ何も実態がなさそうであまり信用ならないため、余程のことがない限り手を出すことはないかな、と思います。
値動き自体はかなり気になりますけどね・・・!
(参考: バイオ企業が名前を変え、株価急騰)
5. MARA (Marathon Patent Group)
MARA・1年チャート |
6. DPW (Digital Power)
DPW・1年チャート |
7. SRAX (Social Reality)
SRAX・1年チャート |
8. TEUM (Pareteum)
TEUM・1年チャート |
9. LFIN (Longfin)
LFIN・全期間チャート |
まあ、団栗(どんぐり)とは大変失礼な物言いだったかもしれませんが、この先爆発的に上昇する銘柄も中にはあることでしょう。
ただ、最後のLFINだけは、もう低位株とは呼べないですね。
12月に上場したばかり、生まれたての新しい企業ですが、 株価・時価総額だけから判断するに、この企業は他より一歩先を進んでいるのかもしれません。
せっかくなので何かニュースはないのか調べてみたのですが、大して何もなく、バッシング記事が目についただけでした(以下のリンク参照:まぁ、馬鹿げているけれど、馬鹿になって飛びつくのもいいかもね、という内容かもしれませんが)。
まあ、新しいものは、いつだって最初は素直に認められないものですしね。
どの企業もこの先どうなるかはまだ分かりません。今後を楽しみに注目したいです。
(参考:LFIN株のラリーは、ご覧の通り馬鹿げたものだ)
10. XNET (Xunlei)
XNET・1年チャート |
11. CNET (Chinanet Online)
CNET・1年チャート |
どちらもまだ本格的にブロックチェーンのビジネス化には至っておらず、こちらも噂先行の感がありますが、要注目かもしれませんね。
(参考:特になし。どちらもまさに乱高下真っ最中ですが、噂先行のもののようです)
12. ARKW (ARK Web x.0 ETF)
ARKW・1年チャート |
仮想通貨を対象とするETFが先日申請を取り下げたというニュースもありましたが、こちらは、
- クラウドコンピューティングとサイバーセキュリティ (22%)
- Eコマース (21%)
- ビッグデータと機械学習 (19%)
- ブロックチェーンとP2P (9%)
- デジタルメディア (8%)
- モバイル (7%)
- ソーシャルプラットフォーム (7%)
- IoT (7%)
を取り扱うETFということで、一部ではありますが仮想通貨の盛り上がりにも連動するのではないかと思われるETFです。
チャートは、ビックリするほど右肩上がりですね。
トレンドワード詰め込みまくりという感じですが、 トレンドが続く限り伸び続けるETFかもしれません。
(参考:ARKW公式ページ)
13. KODK (Eastman Kodak)
KODK・1年チャート |
恐らく既にほとんどの方がご存知でしょうが、コダックコインを今月末、1月31日に立ち上げるというニュースを受け、株価が1日で2倍以上になりました。
急騰は火曜日に始まりましたが、先日金曜日、もう信じられないぐらいエントリーしたくてしょうがなかったんですが、多分、もう1歩2歩下がってから急騰の第2波が来るんじゃないだろうかという素人考えのもと、全力で我慢しました。
月曜日は市場がお休みですしね。はやる気持ちを抑えて、ちょっとだけ様子見した方がいいのではないかと考えた感じです。
もし大きく上がってしまっても、飛びついて暴落するよりはマシですしね。
しかし、火曜日以降、もし良さそうな動き(ってどんな動きなのか知りませんが)をしていたら、思い切って飛びついてみようかと思っている次第です。
どうなるコダック、君の第2章は光り輝いているぞ!!
(※コダックは6年前に一度倒産しています)
(参考:コダックが仮想通貨に参入、「コダックコイン」誕生へ-株価2倍超に;コダックのWikipedia)
・・・以上、この先が気になる仮想通貨関連銘柄13選でした。
「銘柄研究」とラベルした割に、研究といえる内容ではなく、紹介程度に終始してしまい恐縮です。
また別の機会にでも、追って詳しく企業ごとに見ていけたらと思っております。
個人的最注目は、やはりOSTKとKODKですかね。
2018年、仮想通貨や上記関連銘柄がどのような動きを見せるのか、本当に楽しみですね!
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