Amazon.comより |
自宅ではないんですけど、油断や不注意があったわけでもなく、「えぇ~盗まれたのが信じられない!」という状況だったんですが、ごくたま~に使っていた古いタブレットが1つ、盗まれていました。
まぁ特別アメリカが泥棒が多いというのは、何となくはそうかなという気はしますが統計データを見たわけでもなく、日本でも学生の合宿みたいなので、携帯や貴重品が根こそぎ奪われたみたいなニュースもたまに見ますし、その辺について根拠もなくあーだこーだ言ったり深追いするのはやめましょう。
ともかく不幸中の幸いで、被害は古~いタブレット1つ、今中古で探したら多分5ドルぐらいのものだけだったんですが、個人的にはコンピュータ派なのでタブレットはほとんど使わないものの、あれば便利なシーンもあるので、この機会に失われた古いやつを新調すべく、1つ買っておこうかなと思った次第です。
さて、何かいいタブレットはないかなぁ~と探してみたら、我らがAmazonのFireが、最新型の、一番安いモデルで、何とわずか39.99ドルという衝撃の値段であることを発見!!
えぇ~っ、最新のタブレットが3999円(分かりやすく1ドル100円)って、安っっ!!
と思わずにはおれず、米国Amazonはほとんど全く使ったことがなかったのですが、こんだけ安いなら、仮に何かの間違いでAmazonのパチモンのAwazonのFiveとかが送られてきたとしてもいいや、買おう!とおもむろに購入意欲に火がついてしまった次第です。
しかし、今画像を撮ろうとAmazonにアクセスしてみたら、どうやら割引セールが終わっていたようで、当時あった10ドルOFFがなくなり、49.99ドルになっていました。
Amazon.comより |
私が見たときは期間限定セール中で、定価の49.99ドルからさらに10ドルOFFだったわけですね。
(まぁ実際そう表示されていた(
購入履歴の画面より |
セール中に画像を撮っておけばよかったですが、ともかく、表示されていた10ドルOFFは本当に時間限定セールだったようで、めちゃくちゃいいタイミングで購入できた気がします。
これはナイスタイミングで入ってくれた泥棒さんに感謝しないといけませんねぇ。
さて、私は画像にあるFire 7を買ってみたんですが、2018年2月時点での現行モデルには、他にもFire HD 8と、Fire HD 10があるようです。
私は、タブレットはほとんど使いませんし、こういうものに限っては大は小を兼ねず、小さいほど良いということもありますので、一番小さく、また安いFire 7にしました。
なお、タイムセール中は、Fire 8が20ドルOFF、Fire 10が30ドルOFFとかだった気がします。
ちなみに、日本で購入可能なFireと比べてみたんですが、日本版Fire、高すぎぃ!!
私が約3999円で買った同じFire 7、こちらまさかの8980円って、物売るってレベルじゃねーぞ!!
・・いやまぁセッティングやローカライズ等あるでしょうし、海外製品の日本版というのはそんなものなのでしょうか。
これだけの価格差があると転売ヤーが捗る気もしますが、まぁ個数制限や為替や輸送や税関やなんだで、そうそう簡単なものでもないのかもしれませんね。
とにかく、日本では黒1色しかないということもあり、私は何となく黄色を選んでみることにしました。
しかし、当時あった期間限定10ドルOFFの他に、値段に関して目に付いて非常に気になったのが、上記商品ページの画像にもある、Special Offersです。
スペシャルっていうぐらいだから、スペシャル版の方が高いのかと思いきや、何と、+Special Offersの方は、Special Offersなしよりも、15ドルも安いのです。
・・これは一体・・・??と思い、説明ページをクリックしてみると、どうやらこういうことのようです。
Special Offers付きのFireやKindleは、スペシャル価格での提供の代わりに、スリープモード中、スポンサーからのスクリーンセーバーが表示されます
Special Offers付き製品を購入後でも、オンラインから、Special Offersの解除は可能です
なるほど~、安い価格で提供する代わりに、スリープ中に広告を表示させてもらいますよ、って話だったんですね!
これは上手いビジネスモデルです。
・・が、スリープ中にずっとスクリーンセーバー表示って、ちょっとあまりに鬱陶しすぎやしないか?
15ドル払ってでも解除したくなる腹立たしさ(電池も減るだろうし)なんじゃなかろうか?
購入後の解除も可能みたいだし、これはSpecial Offersがどれだけ煩わしい存在なのか、ちょっと試してみなきゃなりませんね!
・・・と、むしろさらに購入意欲が湧いたのでありました。
しかしそういえばよく考えると日本版にはSpecial Offersはないようなので、この49.99ドルの製品は、実は日本版と比較できるものではなく、実際はSpecial Offers分の15ドルを加えて、64.99ドルというのが日本版との比較対象なんですね。
つまり、米国版は現在の為替で約6900円、そして日本版は8980円ということで、まぁこれぐらいなら一応物売るってレベルかな、と納得がいきました。
Amazon.co.jpさん、不当に責め立ててごめんなさい。
そんなわけで早速注文です!
注文時の画像は撮っていませんが、実は、「Amazon Visaカードの申請で50ドル分のAmazonポイントプレゼント」というキャンペーンも用意されており、多分使わないだろうけどまぁ50ドルくれるなら申請してやらんでもないわ、と申請した結果、翌日にはあっさり50ドル分のポイントゲット・・・
ポイント反映後、まだ注文処理中だったこのFireの注文に適用させて、3999円どころか、実質無料でFire 7をゲットしました(というかむしろ1000円もらえたことになる)。
さらに言うと、Amazon Primeの6ヶ月お試し無料キャンペーン中だったこともあり、これも適用、送料も無料となりました。
(本当はPrimeで送料がどう変わるのか見たかっただけで、適用するつもりはなかったんですが、一旦クリックしたら、確認画面もなしに強制適用になってもう二度とキャンセルもできないという鬼畜仕様・・・無料お試しキャンペーンを使いたくない方は、ぜひご注意ください)
さらにさらに、Primeの配送オプション、「2日でお届け保証」ではなく、「No Rush」(急ぎません)の方を選んだら、Amazon Pantry(食料品・日用品)で使える6ドルのクーポンまでゲットしました。
今後も特にAmazon.comは使うつもりはないので、Primeは「無料キャンペーン終了後、延長はしません」というキャンセル処理を即行ったのですが、 さすがに色々もらえたので、このまま永久にバイバ~イはAmazonに申し訳ないこともあり、そのクーポンも使うべく、Pantryで日用品を購入しておいてあげました。
(なお、Pantry Primeは40ドル以上の購入で入ることができて(Amazon Primeとは別枠のようです)、これも1ヶ月無料お試しキャンペーンが用意されていたのでしっかり40ドル以上購入し、この注文にPantry Primeメンバーシップを即適用することで送料無料としました(そして注文確定後、また「お試しキャンペーン終了後、更新はしません」と即キャンセル)。
さすがにこちらはNo Rushによるボーナスクーポンはありませんでしたが・・・(そもそもNo Rushの選択肢がなかったような))
ということで、Amazonからしたら利用できるものだけキッチリ利用してはいサヨナラという最悪の客だったかもしれませんが、使ってみて思ったのは、まぁ、やっぱり、さすがのAmazon.comですね。
色々次も買わせようという誘い込み囲い込みがすごく、配送なんかも素早くてとても良かったです。
・・まぁ、私は多分もう使わないかな、って気がしますけどね。
・・・いやAmazonはとても素晴らしいサービスだと思うんですけど、私は物欲がないので、特にAmazonで買いたいものが無いんですよね。
単純にAmazonなしでも生活が成り立ってしまう、というのがその理由です。
Pantryは食料品なんかも扱ってるみたいでしたが、食品はさすがにまだスーパーの方が品揃え豊富で安いですしね。
さて、そんなわけで注文したFire 7、「2日で配送保証」を選ばなかったというのに、2日(いや、3日だったかな?)で無事に届きました。
まともなカメラすら持っていないので、超ショボ画質で恐縮ですが、開封の儀をお送りしましょう。
ジャーーン!!
大きさを比較するため、500 mlのペットボトルを並べてあります。
Fireは非常に小型、ほぼペットボトルサイズで、間違えて口をつけて飲んでしまわないか心配になりますね。
梱包のビニール袋の裏には、 ご丁寧に日本語での注意書きもありました(これは世界共通でしょうが)。
・・・画質悪すぎてほとんど読めませんね。
窒息する恐れがあるから、子どものそばに置かないでね、おもちゃじゃないよ、という、どうでもいい話が載っていました。
ということで、窒息する恐れのある恐怖のビニール袋を開け、さぁ、ついに、-1000円(1000円もらえた)のFire 7が、オープン!!
袋みたいな箱を背面から開いたぞ、さぁ、どう出る!?
ジャジャーン!
中からはFire本体と、USB電源プラグ、そしてそれらをつなぐケーブルが入っているだけという、実にシンプル仕様になっていました(あと箱の中で位置を固定する適当な紙細工と、説明書っぽいミニ冊子も。読んでないので、ただの広告かもしれませんが)。
ちなみにこの電源プラグ、新品なのに既に妙な使用感がありました(擦り傷や、表面の状態から)。
まぁそんなもんはどうでもいいでしょう。
この画像にある通り、Fire 7は、ちょうど500 mlペットボトルの口ぐらいまでの高さですね。
とても小型でいいんじゃないでしょうか。
さて、ついに、いざ尋常に、袋から取り出して右上のスイッチをオーーン!!
Amazonのロゴが出た後(一瞬過ぎて撮れなかった)、fireと表示されています。
これは・・・・fireだ!!何か熱いものを感じざるを得ない!!!
・・・と思ったら、それは起動して、本体が熱を持ち始めたからだけでした。
(というのはウソで、起動しているだけではさすがに熱は持ちませんでしたが、充電を始めたら、実際上部裏面が結構な熱を持ちました。まぁ、かなり薄い製品ですし、そのぐらいの発熱は仕方ないのかもしれませんね)
さて、それからしばらくしたら、ついに「ようこそ画面」へ・・・。
ここでは、まず言語を選択するようです。
寄せて撮っても非常に見づらいというか全く読めませんが、ちゃんと日本語も用意されています。
ここはまぁ、日本語を選びましょうか。
さて、言語を選び唐突に日本人化したFire、いきなりWi-Fiへの接続を要求してきます。
都合よく天井の蛍光灯が反射してWi-FiのIDが隠れていますが、まぁ適当にWi-Fiを選びますわね。
しかし、若干電波の届きが悪い場所だったので、この次のソフトウェアアップデートが失敗、上手くいかないまま次の画面へと移行することになってしまいました。
これが、後ほど世紀の大惨劇へとつながっていくことになろうとは、この時はまだ知る由もなかったのです・・・(言う程のものでもありません) 。
さて、この後「あなたはウコンコウ水兵さんですか?」という確認画面(もちろんAmazonに登録してある本名が表示されていますが)・・
そして「はい」を選んだら、次はなぜかいきなり「請求先住所を入力」でクレジットカード番号の入力を求められましたが、私はまだこのFireが本当にAmazon Fireなのか信用できていませんからね、Awazon Fiveの可能性もあるので、無闇に個人情報は与えません。
まぁ、もう既にAmazonに登録してあるクレジットカード情報が表示されていたので、信じないも何も無いんですが(情報を消すのが面倒くさかったので、画像は省略しました)、とにかくこの端末で買い物をする予定も今の所無いので、このステップはキャンセルして、次へ行きます。
それが終わると、オプションの選択画面となりました。
上から「位置情報サービスを有効にする」「Wi-FiパスワードをAmazonに保存」「写真とビデオを自動保存」「バックアップと復元」ですが、とにかく相手がAmazonといえど無駄に個人情報を与えないようにと先祖代々言いつけられて育った私ですので、一番下以外は当然のようにチェックを外して続行です。
(まぁ、位置情報サービスは、盗難された時にむしろ役に立つかもしれないですね。いずれにせよ設定はいつでも変更可能でしょう)
と、「少々お待ちください アカウントの詳細を取得中」という画面になり、待たされます。
・・5分経過、意外と長いですね。
待ってる間、裏の画像なんか撮っちゃったりして。
(あ、一番下は、別に隠してるわけじゃなく、そのままでは上手く立たなかったので、同梱の紙細工をついたて代わりにしているだけです。スピーカーがあり、モデル番号、ASSEMBLED IN CHINAという表記などがある感じです)
・・10分経過・・
・・・15分経過・・・
・・・・30分経過・・・・
・・・・・1時間経過・・・・・
・・長すぎぃ!
「少々」って、どんだけ待たせる気なんですか、Fireさんよぉ! !
もう放っといて他のことをしてましたが、これは間違いなく何かのミスに違いない、そういえばWi-Fi設定後のソフトウェアアップデートが、電波が悪くて一瞬で終わってそのまま次へ行ってしまっていたな、と思い出し、やや勇気が要りましたが、「待て」といわれているのに強制終了、電源ボタンを押してシャットダウンしました。
再起動後、今度は安定した電波でソフトウェアアップデートも完了、少々お待ちください画面にたどり着いた後、十数秒で次のステップへと移行しました(本当に少々だったのかよ)。
(ちなみに、電池不足が原因では?と思ったので、少々=1時間ぐらい待っている間に、充電を始めていました。右上からケーブルが出ています)
子供用に設定・・・は不要ですね。
ちなみに子供用が欲しい方は、キッズプロテクターの付いたごついFireも用意されているので、そちらを購入するのがよいでしょう。
Amazon.comより |
レビューでも評判良さそうですね。
さて、私のFireは・・・
ソーシャルネットワークに接続・・・もしないですね。
さぁ、やっと、長いこと夢に見続けたFire生活の始まりだぁ~!
おっ?おっ??これがSpecial Offersのスクリーンセーバーかな?と思いきや、これはプライム用の広告というか紹介画面ですかね。
「後で」をタップであっさりサヨナラ、続いて・・・
「無料のアプリやゲームをダウンロードしてください」・・・って、何で絶対しなきゃいけないような勢いなんすか<笑>
はいはい、後で後で、ってことで、ようやく・・・
・・・と思ったらまだ何か?!
あぁ、Amazonの音声認識サービス、Alexaは日本語ではサポートされていないんですね。
仕方ありません、Alexaは諦めましょう。
なお、仮に日本語で使用可能でも、ちょっと恥ずかしすぎるので私は絶対に使わなかったことでしょう、というのは内緒です。
・・そう思うのは、もう時代遅れなんでしょうかね?
「オーケーグーグル」とかが、全く恥ずかしくないような時代はもう目の前というか実は既に来ているのに、私が知らないだけなのでしょうか・・・??
まぁ、これを機会にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
意外と「やらず嫌い」だったものが、使ってみると思いのほか便利だった、ってことはごまんとあるものです。
さて、トラブルあり笑いあり涙ありで待つこと苦節1時間ちょい、ようやくFireが起動です!
最上部には、ご丁寧に「Ukonkou's fire」のように名前が表示されているので、カットです。
まぁ起動は当然するわけですが、そんなことより私が一番気になるのは、スリープ時、どれだけうるさい表示がされて苦痛を味わわされるのか、なわけです。
さっそくスリープボタン、ポチッとな!!
・・む?
・・・表示される広告、なし!!
えぇ~、何でだ、まさかSpecial Offersなしのが送られてきたのか??
・・・と思ってSpecial Offersの説明をよく見たら、実は「スリープ時のスクリーンセーバー表示」はKindleのことで、Fireはロック画面でスポンサーからの広告画面が表示される、とのことでした。
なるほど、ということでロック解除画面に行ってみると・・・
おぉおぉ、出ました、Amazon Coinsとかいうものの宣伝画面ですね!
ちなみに、画面左下を右にスワイプすれば広告のキャンペーン表示、中央を上にスワイプでホーム画面へ、右下を左にスワイプでカメラへ、という感じのようです。
ちょっとちょっと、こんなの全く負担でも何でもないじゃないですか!
これは、広告を表示してもらうことで、15ドルの割引を適用していただく意義は十分あるように思います。
スリープ時、延々と広告が表示され続けるならさすがに外したくなりそうですが、ロック画面で広告が出る、だけならば、何てことありません。
むしろ広告であれ、常時アップデートされる情報、次は一体何が出てくるのか、楽しみともいえますね。
そんなわけで、Special OffersでのFire端末購入は、非常にオススメです。
以上、Amazon Fire 7を買ってみた、でした。
もちろん、Webサイトへのアクセスもバッチリです。
もちろん重力センサー付きで、横にすれば画面も横向きに |
・・・まぁ、多分私はそれでも、Fireはほとんど使わず、コンピュータを使い続けると思いますけどね。
やっぱり、文字入力の快適さと生産性が・・・!
そこさえ解決されれば、タブレットやスマホは素晴らしいと思うんですが・・・!!
物理的なキーボードと同等以上の入力が可能なタブレットの開発を、心より願ってやみません。
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