さて、3つ目となる我流投資の要ですが、これはその2・下落企業の逆トレンドに乗ると近いものがあるかもしれません。
良くない情報で大きく下落している企業は、短期的にはさらなる下落が期待できる気がするので、ショートポジションを取れば成功する確率が高いはず・・・と思っているのがその2のポイントだったわけですが、
今回の「要その3」では単にその逆、市場の中の花形トレンドセクターで、まさに波に乗っている企業に相乗りするのも、悪くはないんじゃないかと思っている次第です。
巷では成長株投資は危険である、いずれ必ず暴落するから結局高配当優良銘柄の分散投資が一番堅い、といわれることが多いかと思いますが、何も成長株だからといって長期投資をしようというわけではありません。
手を出してみて、やっぱりダメだと思ったら手を引けばいいし、上手くいってもあまり欲張らずキリのいい所で手仕舞いをする、それに気をつければ、急成長株であってもそこまで危ないものではないでしょう。
(まあ、特に後者は、それがすごく難しいんだと思いますが・・・)
個人的には、リスクがあるからといって盲目的に投資対象から外してしまうのは、むしろそれこそ危険な思考ではないかと思います。
もちろん、そういう方針の方を批判しているわけではありません。
私は、目の前で伸び続けているものがあるのに、失敗を恐れて手を出さずにい続けることが耐えられない、それだけです。
そこに優劣はなく、ただの性格によるものでしょう。
さて具体的なトレンドですが、やはり今熱いのは、何といっても、仮想通貨ではないでしょうか。
仮想通貨関連銘柄、これはもう、素人の目からすればノビシロしか感じない、お宝有望銘柄群といっても過言ではないでしょう。
そういえば以前Riot Blockchainなる企業を話に出したのですが、「またその内研究したい」とか言ってた気もしますが、もうすっかり忘れていました。
その時も触れましたが、この企業は名前をホットワードである「ブロックチェーン」を含むものに変えただけに過ぎず、まだ何も実体の伴わない企業であるようなので、さすがにそういうのはいくらトレンドでもやめておこうと思います。
では仮想通貨関連銘柄で他に何か面白そうなのはないでしょうか・・・?
今回は銘柄研究ではないので詳しくは触れず、また機会があれば色々調べてまとめてみたいと思いますが、昨年末から個人的に割と注目していた銘柄に、Overstock.com (OSTK) なる企業があります。
実は話の種になればと思って、先日のLBのように、今年に入って実際に手を出してみました。
本日もその結果を、我流投資実践編として紹介します。
こちらが1月3日から9日までの、OSTKの5日間チャートです。
Nasdaqのチャートより |
この1月3日が始まる前まで、OSTKは割と長いこと、2週間近くダラダラと下がり続けていました。
そして運命の1月3日、1つ目の緑矢印で示した、唐突にピョコンと上がりを見せた所で、
「よし、そろそろ上昇に転じるだろう。根拠はないけど」
という直感で、OSTKのロングポジションへとエントリーしました。
その後の動きをご覧いただければ明白ですが、割とありえないぐらいに完璧なエントリータイミングでした。
しかし、その横にある緑矢印は、まぁなんということでしょう!
翌日4日、寄り付き後即不安定な動きで、一瞬だけ株価が前日比マイナスに転落したまさに底の底で、
「よし、ボラの激しい銘柄だから、一気に下がるかもしれないな。利益のある今の内に利確してしまおう」
と、その後の動きを知っている立場からしたらあり得なさ過ぎて笑えるポイントで、せっかくの黄金ポジションを畳んでしまいました。
あと1分でも注文を思いとどまっていれば、一気に反発するのを目にしていたので、注文決定を我慢していたと思います。
完璧なエントリーと、最悪な手仕舞いとなった、という形ですね。
でもまあこんなものでしょう。
最悪な〆でしたが、それでも結構な利益を出すことはできました。
以下が、今回の取引の概要です。
投入した1万2613.60ドルの資金は、24時間弱で、1万5886.03ドルに増加してくれました。
約+25.9%の、結構な利益です。
しかし、ぶっちゃけ、悔しさの方が圧倒的に大きかったので、何ともやるせない感じの方が大きいのですが・・・。
なお改めまして、何がどうなってあの株価の動きからこんな利益になるのかの説明は、また後日にしてみようかと思っています。
ちなみに、山の頂点で利確などできるわけはないのですが、何かの間違いで仮にできていたとしたら、投入した約1万2600ドルは、余裕で5万5000ドル以上ぐらいになっていました。
・・・あれ、でもまあそんなもんか、って気もしますが、とにかくたった3日程度で資金が4倍以上になる大チャンス(そこまではいかなくとも、間違いなく2倍3倍は余裕でした)を逃してしまって、本当に悲しかったです。
また忘れずに触れておきますが、もし株価が伸びずに逆に下がってしまっていたら、投入した1万ドル以上は、一瞬で1000ドルとか100ドルとか下手したら0になってしまうリスクを背負っての、これだけのハイリターンの可能性があった、という形です。
その点だけは決して見落とさないようご注意いただければと思います。
記事更新のタイミングの都合で、「投資活動報告」と称したLBとOSTKの取引内容、2回ともエントリーからポジションクローズまでを同時に発表していますが、
今後はエントリーの時点で紹介し、どう動いていくのか一緒にドキドキワクワクしていくのも面白いのではないか、と思っております。
必ずしも全ての取引を逐一報告はしないと思いますけどね。
話として面白そうなものは、取り上げてみようと思います。
今回はたまたま2連勝でしたが、失敗もガンガンしていくことでしょう。
本当に繰り返し何度でも述べておきますが、こういうリスクの大きい投機的な取引は、絶対に余剰資金で行うようにしましょう。
そもそもこれは単なる私自身の取引報告であり、決して他の方に推奨しているものでもないことにも、どうかご注意ください。
さて、OSTKはその後指をくわえて眺め続けているわけですが、他の気になる銘柄は・・・?
次回は別の銘柄を取り上げてみようかと思います。
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