高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

米国株OP取引の実践的解説

シリーズで、米国株オプション取引を、世界一分かりやすく解説していこうと思います

完璧な大当たり!やったね!…と喜びも束の間、天から爆弾が降り注ぐ!!

こういう超デンジャーな銘柄の取引では、いつも以上に決して粘らず速やかな決断が重要になる……永久に忘れないようにしたい、いい教訓です

仮想通貨投資が危ない理由:税金が重すぎる

仮想通貨投資で最も気をつけるべきと思われる点についてまとめました

我流投資に向いている人・向いていない人

自分の目指すべき投資家スタイルをまとめてみました

2018年2月6日火曜日

GE一旦手仕舞い!2週間弱で、6251ドルが、1万3249ドルになりました


週明け月曜日の米国市場も、先週からの元気のなさは継続し、全体的に不調でした。

そんな中、私の保有するGEのショートポジション(プットオプションの買い)は、(GEも、息をするかのごとく当たり前に株価が下がっていたため)値段を伸ばしていたので、「まだまだ下がり続けるよな・・・」としか思えなかったものの、宣言通り一旦手仕舞いしておくこととしました。


割と満期も近付いてきていますし、それなりに十分な利益が乗っているため、一旦利確して様子を見る方がいいかな、と思ったためです。

さらに下がり続けるようだったら、また様子を見てエントリーすればいいだけですしね。


さて、時刻は現地時間午後12時も10分程経過したところ、 この日の底を打ってから反発後、横ばいを続けていたGE株価が、また最安値をつけるかな、というタイミングです。

12:10時点のGEオプション板
(画像上部、Lowがこの日の最安値ですね。この時点で本日のGEのLowは15.42、この時の株価が15.4258ドルです)


さらに5分経過、あっさりこの日の最安値を更新しました。

12:15時点のGEオプション板

私の保有する、2月第3金曜満期・行使価格16ドルのプット(緑色の三角形がある所)は、Bid 0.69のAsk 0.70で、評価額は0.695ドルですね。


う~ん、私はこのプットを0.38ドルで購入しましたので、0.70ドルで売れればもう十分か・・とも思います。

 ここからまたすぐ株価が反発してもつまんないですしね。


・・と思ってたら、それから3分、GEの株価は下がり続けてますね。株価15.40ドルになりました。

12:18時点のGEオプション板

保有プットは、Askが0.01ドルアップして0.71ドルになりました。

Last(直近取引価格)が0.70ドルになっているので、誰かが0.70ドルで取引成立させたようですね。


私も追従するべきか・・・



と、それから40秒後、Bidも0.70ドルに突入です!


先ほどから40秒後のGEオプション板

今なら確実に0.70ドルで売却可能です!

ちなみに私はこのプットを100枚=1万株分保有していますが、Bidには180枚の買い注文が入っているため、100%確定で100枚全部売却可能です。



よし、そろそろいいだろう、と注文画面を開いたその刹那!!


GEの株価は一気に15.385ドルに下落、プットの価格もさらに上がっています!


12:21時点のGEオプション板


ぐ・・・押すか、押すか・・・と悩むこと2分、さらにGEの株価は下がり、Bid 0.73 Ask 0.75までキターー!


12:23時点のGEオプション板

よし、0.74ドルで売れりゃもう文句はねぇ、売り注文、行くぜ!

・・・と思いつつ決心が出ないまま2分経過、やはり下がり続けることはなく、株価は若干反発して、Askが0.74ドルに下がってしまいました。


12:25時点のGEオプション板

よし、反発して一気に株価が回復しちゃう前に、いい加減せめて注文は出しておこうと、Askと同値ではありますが、注文確定ボタンをクリックしました。


注文中を示す、黄色の三角形が登場です。

12:26時点のGEオプション板

しかし、Askと同値ですから、当然このままでは約定しません。

株価がさらに下がって、プットの値段が底上げされれば、約定することでしょう。


しかし注文送信直後、GE株価は微妙に上がりを見せ、一瞬私の注文はAskですらなくなる瞬間もありました(Askが0.73ドルに低下)。


が、割とすぐ、再度GEは突如下落を開始、 2分後には、Askが0.74、Bidが0.73と、最早約定待ったなしの状況になりました!


・・と、ここでまさかの強欲な壺っぷりを発揮、なんと、せっかくのまさに注文約定しそうなその瞬間に、注文キャンセルという暴挙に出たーっ!!

12:28時点のGEオプション板

注文中を示す黄色三角形は消え、Askが0.75まで上がっていますが、私のポジションを示す緑三角形は付いたままです。


・・そう、私は欲張ってしまったのです・・・。

オプション買いポジション保有中に欲張るのは言語道断、論ずるに値しない禁則事項なわけですが、以前も似たような言い訳をした通り、私は1万株分のプットを抱えており、プットの値段が最小単位のわずか0.01ドル値上がりするだけで、手元には100ドル、1万円も多く返ってくるのです。

0.02ドル高く売れればそれだけで2万円ゲット、0.03ドルで3万円・・・いや意外とみみっちいですが、やっぱり数万円は大きいでしょう。


私も戦っているのです・・あまりに醜い強欲っぷりも、どうか温かい目で見守っていただきたく所望する所存にございます・・・


さて、さらに1分経ちまして、株価は今一歩下落、ついにBidが0.74ドルに上がったので、今なら確定で0.74ドルでの売却が可能です、さぁどうする!?


12:29時点のGEオプション板

・・って、0.74ドルでの売り注文を先ほどキャンセルしたわけですし、今さらぶつけるわけもなく、待ちに徹しました。


さぁ、この欲張った結果の待ちが、吉と出るか凶と出るか・・?



さらに20分経過、時刻は12時50分となりました。

GEの株価は・・・?!


12:50時点のGEオプション板

プギャー!15.40ドルに復帰!!

所有プットはあっさり値下がり 、もう0.70ドルでも売れないかもしれない状況!

数百ドルに目がくらみ、結果数百ドルを失う、典型的な素人です!!

これはいけませーん!!!



・・・とか思っていたら、それから5分、GEの株価はまたおもむろに突然下落を始め、件のプットの評価額はあっさり0.74ドルまで戻ってくれました。


12:56時点のGEオプション板


さらに1分経過、ついにBidが0.75ドルとなり、待ちが功を奏した形となりました。


12:56時点のGEオプション板
 
さすがに強欲の私といえど、まぁいい加減、もうそろそろ頃合いかなと、今度こそキャンセルしないことを胸に、注文確認画面まで進みました。


12:59時点のGEオプション板・注文確認画面

GEの下がりがちょっと止まったことをきっかけに、プットはBid 0.74 Ask 0.75とやや値を下げています。

さて、いい加減欲張るのはやめて、そろそろ利益を確定させ、落ち着きましょう。

注文送信ボタンを押します・・

・・ん?

 な、な・・・




・・ななぁーんと、ここまで来て、何を血迷ったのかAsk 0.75ドルから2段階も高い、まさかの欲張り価格0.77ドルでの売り注文!!

どこまで強欲なんだぁー! 77でラッキーセブンとでも言いたいのかぁーっ!!

そんな注文が通るとでも思っているのかこの強欲な豚めぇーーっっ!!!



・・と思ったら3分後、GEの株価はさらに下落、プットはまた値上がりし、あっさり私の注文がAskとなってくれました。

13:02時点のGEオプション板


さらに30秒後、Bidがさらに1段階アップ、Bid 0.76のAsk 0.77に!

約定待ったなし!!


30秒後のGEオプション板

ひいぃ~、約定してしまうぅ~!まだGE株価は下がりそうだから、やっぱキャンセルしちゃうか?!

・・・とか思ってたんですが、どうしようかアワアワしている内に、あっさり約定してしまいました。


13:03時点のGEオプション板

この時点までのGEチャート(Nasdaqより)


保有ポジションを示す緑三角形も消え、0.77ドルで全100枚、無事に手仕舞い終了です!


ま、3800ドルで購入したものが、7700ドルという2倍以上の値段で売却できたのですから、これはもう十分でしょう。


これ以上欲張っていたら、永遠にポジションを閉じることができません。



・・なおその約5分後・・


13:10時点のGEオプション板

Bid 0.80ドル!今なら確定で8000ドルで売れた!!ちくしょうめぇーーーっっ!!!


・・・というのは結果論なので、言いたくてもグッと我慢です。まぁ言っちゃってますけど。


ともかく、2週間ほど前に、GEの悪決算を見てから始めた一連のGEプット買い取引き、まとめるとこんな感じですね。




合計しますと、

投入資金:2862.76+962.75+2425.51=6251.02ドル

獲得資金:5574.36+7674.65=13249.01ドル

・・と、手数料込みで資金が2倍以上、+6997.99ドル(+111.95%)の利益と相成りました。


まあまあ、片手間に適当に始めた取引でしたが、割と勝率の高いエントリーだったと思いますし、かなり分のいい勝負で一気に資金を2倍以上にできたので、これは結構良かったのではないかと思います。


最終的に、この日はあれから大きく下がり続けることはなかったようなので、まぁいいタイミングで手仕舞いできたかな、と思うことにしておきましょう。

・・って文を用意してたんですが、午後3時過ぎ、一時的ですがGEはまためちゃくちゃ下がってましたね・・・。

Nasdaqのチャートより


15ドル割るぐらいにまで下がった瞬間なら、7700ドルで手離したあのプットは、楽に1万ドルを大きく超える値段で売れていたに違いありません。

・・ま、悔やんでも仕方ないでしょう。

その後すぐ反発してますし、その瞬間に売るなんてできるわけないですしね。


※追記:Nasdaqチャートは20分遅れなので、引け前に見切り発車しちゃったんですが、その後GEはまた大きく落ちてました。

Nasdaqのチャートより


引け時点でのGEオプション板

ま、言っても虚しいだけですが、結局あのプットは、現在評価額1.165ドルと、私が売った時より約4000ドルも高く売れそうな状況です。

評価額は前日比+100%を超えてますね。

正直、手離した時に限ってこれだもんなぁ、と思わないでもないですが、まぁそんなものでしょう。



この先は・・・様子を見て、どうするかまた考えようと思います。

GEにこだわる必要もないかな、って気はしますしね。

そもそも私は長期的にはGEは上がると思っているので、 あまりGEをショートし続けるのも考えものです。




さて、GEはともかく、もう一つずっと話題に出しているコダックですが、こちらはどうなったでしょうか。


Nasdaqのチャートより

引け時点での、KODKオプション板

うーん、まぁ、株価が下がってくれただけいいかな?


現在私はコールとプットの両建てポジションを保有中ですが、現状プットの方にかなりの比重が置かれているので、KODKの株価が下がるほど嬉しい状況です。

コールは最早突然の株価急騰へのリスクヘッジ、保険に過ぎない状況ですね。


実はチャートにある通り、寄り付き後からKODK株価は上昇を続け、一時割と大きく前日比プラスになっていて「こりゃアカン」とか思ってたんですけどね。


「この相場でいきなり上がりを見せる・・・謎の上昇局面に入ったに違いない!プットを手離して、コールに突撃じゃあ~!」

とかやらなくて本当によかったです。


まぁ、逆に言えば、「謎の上昇か・・・絶対また下がるに違いないから、 値段の上がっているコールだけ売っておこう」としておけば良かったという話でもあるんですが、例によってそんなのは結果論すぎる話ですね。


上がって下がってで無駄に翻弄された結果、ポジションの評価額は前営業日と変わらずの状況ですかね。


ただ、このポジションもそろそろ満期が近づいてきたため、これもあまり粘らず、少なくとも今週中には一旦手仕舞いすべきかなと思っています。


どうなるかは分かりませんが、市場が不調な今、慎重な姿勢が要求されるかもしれませんね。

いやまぁ慎重じゃなくていい場面などそもそもないかもしれませんが、過度に臆病にならず、しかし慎重に、取引を続けていければと思います。

2018年2月5日月曜日

米国株OP取引の実践的解説5:オプション板の見方・実践編


(前→その4:オプション板の見方・基本編 / 次→その6:買いと売り)

実践的な実戦でのオプション板の見方なんかを解説しようと思ったのですが、色々何から説明しようか考えている内に、1つの結論じみたもの、「あんまり意味がないかな」というものに達しました。

そう思う理由としましては、実践的な取引のやり方・方針・考え方なんて人それぞれだから、私があえて1つの考え方を提示して解説するなどおこがましい、という点もありますが、それ以上に非常に強く感じたのが次の点です。


ズバリ、各項目の定義というかそれぞれの意味さえ説明したら(=前回の内容)、後は、自分の目と頭でどうなるか考えてもらう以上に実践的なものはないのではないか、これ以上の説明はひょっとすると蛇足に過ぎないのではないか、と感じたわけです。

よりぶっちゃけて言うと、定義やルールといった基本事項の説明を受けた後、さらに具体的な解説を逐一もらわないと、どうなるかが、どうすればいいかが全く分からないような人は、はっきり言ってセンスがなく、恐らくそういう方は数字に弱いタイプかと思うので、オプション取引には向いていないのではないか・・・と、ふと思った次第です。


オプション取引はやはり株取引よりは遥かにハイリスクな取引なため、万人に向いている取引ではありません。


偉そうに「数字に弱い」だとか言いましたが、得てしてこういう数字に強いと思っている輩よりも、数字は苦手だけど、だからこそ数字遊びをせず実直に堅実に積み立てていくようなタイプの人の方が、投資では良いパフォーマンスを残したりするものです。


人には向き不向きがありますから、例えばもしこれまでの私の記事を読んでいて何をやっているのか一向に全く理解できなかったり、3つや4つ、あるいはそれ以上の数字の変動を同時に判断することに強いストレスを感じるあるいは眩暈や動悸に襲われるというような方は、リスクを冒してまでオプション取引をやる必要はないように思います。


ETF他、優れた金融商品は他にいくらでも存在しますので、自分に一番合った商品というのが、探せばきっと見つかることでしょう。


私はオプション取引が自分に一番合っていると思うのでひたすら推奨や解説を続けていますが、決して万人に一番合っている取引ではないことは、前述の通りです。


酷い上から目線で恐縮ですが、全く同じことを繰り返しますが人には向き不向きがありますので、不得手なものに手を出すのは愚の骨頂です。

数字には強くなくても、例えば流行や時代の流れに人よりも敏感な方は、トレンドを読んだ中長期投資や、流行品のせどり取引なんかに向いているかもしれません。

逆に私はそれらに弱いので、より数字いじりの側面が強い短期的なオプション買い取引にちょこちょこ手を出している次第です。


何事も適材適所ですね。


必ずしも数字が苦手な方はオプション取引を絶対にできないわけではないと思いますが、やはり、どちらかといえば数字が好きな人の方が向いているかな、という気はします。

高度な数学的知識とかは、私もありませんし全く必要ないんですけどね。

やはり、オプション板には大量の数字が踊っていますので、オプション取引が自分に合った取引対象になるかという点では、何の解説を受けなくても、各数字の意味や動きを直感的に読み取れる人の方が強いように思います。



・・・しかしこれだけではあまりに無責任ですから、一応、解説といいますか、私が実際オプション買い取引に入る際、何をどのように見ているか、その例示だけしてみようかと思います。


もちろんこれはあくまで一例であって、私の考え方が全てではありません。

むしろ「何だこの考え方は」という感想を持たれて、ご自身の直感やセンスで、どう動くべきなのかより良い考えが出てくるような方は、オプション取引に非常に向いているのではと思います。



前置きがとてつもなく長くなりました。

さてその実例ですが、昨日示したGEのオプション板を使おうと思ったのですが、あれは金曜日のもので満期当日にあたり若干扱いづらかったので、先週月曜日時点に画像を撮っておいたGEのオプション板を使おうかと思います。


こちらが現地時間2018年1月29日引け時点のGEオプション板です。



この日GEの株価は、前日比+0.93%アップ、16.28ドルで取引を終えていたようです。

取引が終わっているのでもうエントリーはできないのですが、これが営業時間中だったと仮定しまして、この時点でエントリーするならば私ならどう考えるか、つらつらと述べてみようかと思います。


まず目につくことは、株価が上がっているので、前の日に比べて、コールは大きく値上がり、プットは大きく値下がりしている、という点がありますね。


2月2日限(残り4日)・行使価格16.5ドルコールなんかは、前日比+57.89%の大アップです。

このように、満期がごく近くなると、アットザマネー(=現在の株価と同じ行使価格)付近、つまりインザマネー(=コールなら、現在株価より安い行使価格。その安い価格で対象株を買う権利なので、実際に価値を持っているため「インザマネー」)とアウトオブザマネー(その逆で、コールなら、現在株価より高い行使価格。その価格で買う権利は、当然その時点では無価値です!ただし将来は分かりませんね。将来インザマネーに入る可能性があるので、今は何の価値も持たないこのオプションも、値段が付いて取引きされているわけです)の境目のものが最も大きく価格変動します。


上でも下でも、あまりに遠い行使価格では、価格の変動率は小さくなります。


ディープインザマネー(=大きくインザマネー)であれば、既にコールの値段そのものが高くなっているので相対的に価格変化が小さくなるため・・・

そしてディープアウトオブザマネー(※)であれば、さすがに満期までにその価格に到達できる可能性が小さすぎるので、思うようにコールの価格が値上がりしてくれないためですね。

(※追記注:こないだオプションに関する情報を見ていて気付いたのですが、大きくアウトオブザマネーのオプションは、「ディープアウト」ではなく「ファーアウト(またはファーザーアウト)」と呼ぶようですね。 確かに、アウトがディープというのも変な話です。

 我流ゆえ変な用語を使ってしまいがちで、この記事に限らず他の記事でも「ディープアウト」とよく書いていた気がしますが、意味は通じるのではないかという気がするので、特に訂正もせずそのままにしておきます。一般的にはファーアウト、FOTMと略されるもののことですね。混乱された方がいらっしゃったらどうも申し訳ありません)


ただし、満期がかなり遠ければ、ディープアウトオブザマネーのコールであっても価格が動くこともあり、ひとたび動いてくれれば、絶対的な価格が非常に小さいこともあり、変化率はとても大きくなります。

(2月第3金曜の行使価格17.5ドルコールなんかは、前の日に0.07ドルだった評価額が、この日0.10ドルになったので+0.03ドル、わずか3セントアップですが、たった+3セントで+42.86%のアップなわけですね)


長々と分かりにくい説明をしましたが(文章にすると、より分かりにくいです)、改めて最初に述べた点を繰り返すと、以上のことを直感的に、一瞬で理解できないような場合、その方はオプション取引にはあまり向いていないかもしれない、と言えるように思います。

(もちろん慣れもあると思うので一瞬で理解できなかったらオプションは無理です、はいさようなら、とはなりませんが・・)



それはともかく、実際にこの日にエントリーするならば、どうでしょう、私なら、こんな風に考えると思います・・・


オプション買い取引エントリーの考え方の一例


 1. コールかプットか選ぶ

まずはコールかプットか選ぶわけですね。

以前から書いていますが、この先株価が上がると思うならコールを、下がると思うならプットを買う、という、非常に単純な選択です。


私は、実際既に保有していることからも明らかですが、この時点でGEのオプションにエントリーするならば、プットの買いに走ると思います。

プットはこの日軒並み価格が下がっていますが、逆に言えば、前日より安くなっていてお買い得になっているとも言えますからね。

GEがこの先下落に転じると踏むのであれば、またとない買いチャンスでしょう。


実際この日私の保有する、緑三角形つきの2月第3金曜・行使価格16ドルのプットは、前日比-10.64%の下落をしてしまいました。

この前の日に売っておいて、改めて買い戻すだけで、10%以上も安く買えた、または同じ資金で10%以上も枚数を増やすことができた、というお話ですね。

まぁ、そんなのは結果論でしかなく、後からなら何とでも言える与太話筆頭なんですけどね。


なお、安全を期すならば、コールかプットどちらかだけではなく、両建てをするという選択肢もあります。

実際、私はKODKオプション取引では、どちらに動くか全く分かりませんし動く時はきわめて大きく動く銘柄なので、コールとプットの両方を購入しました。

両建て買いについては、また別の機会で取り上げてみようと思います。

2. どの満期にするか選ぶ

次は、どの満期のプットにするか考えますね。


これは、同じ商品がそれぞれいくらぐらいで取引されているかを見てみます。


例えば、行使価格16ドルのプットを見比べましょうか。

2月2日満期のプットは、評価額(BidとAskの平均値です)0.13ドル、2月9日満期は0.235ドル、2月第3金曜満期は0.335ドル、そして3月第3金曜満期は0.565ドルとなっています。

同じ価格で同じGEの株を売る権利なのに、 随分と違いますね。今週満期と3月満期とでは、実に4倍以上の価格差です。


なぜそんなに値段が違うのか?


こんなのは言うまでもなく、残された時間的猶予の差ですね。


今週満期のやつは、GEの株価があと4日以内に16ドルより下がってくれなければ、「16ドルより高く売れる株を16ドルで売る権利」など何の価値もありませんから、紙くず化します。

(注:ただし、以前も書いた通り、実際はそこまで下がらなくても、株価がこの先少しでも下がりさえすればプット価格はその時点で今より確実に上がっているので、 株価が実際に16ドルまで下がらなくても普通に利益は出せます。・・が、話を分かりやすくするために、ここでは満期での株価勝負を考えるとしましょう)


一方3月満期の方は、46日の猶予があります。

46日もあれば、GEが16ドルを割る可能性は十分高い気がしますね。

このゆとりの差が、プットの価格差となって現れています。


ただし、言うまでもありませんが、取得単価が4倍も異なるということは、同じ価格だけ株価が下がっても、利益率に大きな違いが生じます。

例えばGEの株価が翌日1ドル下がったとしますと、オプション価格変化率を示すデルタ値をそのまま使うとすると、2月2日満期のプットは0.13ドル→0.44ドルぐらいと一気に3倍以上の値段になりますが、3月満期のプットは0.565→0.97ドルと、2倍にもなりません(それでも70%超のアップで凄い値上がりですが)。


まさに、ハイリスクハイリターンだということですね。


どれを選ぶのがいいかは、もう完全に個人の自由でしょう。

私は、リスクとリターンのバランスを取って、この日の少し前に、2月第3金曜満期のプットを選んでいた、ということですね。


まぁ、本当にこの瞬間に新規エントリーするのならば、それより1週間前の満期であれば、この行使価格のプットは0.1ドルの差、実に30%もの価格差があるので、ちょっとリスクを冒して2月9日満期のもありかな、って気はしますね。

さすがに残り4日のやつは、予想とは逆に動いた時の損失がやばくなる上に、もはや株価の再下落を願って粘るだけの猶予もなさすぎるので、これは手を出せないかな、って気はします。

相当何か自信があるとき以外は、そこまでリスクを冒すのはやめるのが吉でしょう。

3. 行使価格を決める

とりあえず2月第3金曜のプットにしてみようかなぁ、と決めてみたとしましょう。

(もっとも、必ずしもこの順番どおりに考える必要はないので、2番と3番は目線を行ったり来たりさせて、随時色々なパターンを考えます)


先ほどは行使価格16ドルのプットに注目してその値段を見比べましたが、もちろん、それ以外の行使価格のやつらも選択対象として考えてみるべきでしょう。


このとき私は、そのオプションが「実質いくらの価値を持つか」を常に考えます。


つまり、現在この満期の行使価格16ドルプットの評価額は0.335ドルですので、プットの場合は「この行使価格で売る権利」であるため、行使価格から評価額を差し引いて、現在実質15.665ドルの価値がある、と見るわけです。

(コールの場合ならもちろん、行使価格と評価額を足して考えます。要は、以前触れた、「損益分岐点」の考え方ですね。「損益分岐点」としては使いませんが、購入時の価値判断には有用な考え方です)


全て見ていくと、上から、

行使価格15ドル→評価額0.105ドルなので、14.895ドルの価値
行使価格15.5ドル→評価額0.18ドルなので、15.32ドルの価値
行使価格16ドル→評価額0.335ドルなので、15.665ドルの価値
行使価格16.5ドル→評価額0.56ドルなので、15.94ドルの価値
行使価格17ドル→評価額0.89ドルなので、16.11ドルの価値
行使価格17.5ドル→評価額1.305ドルなので、16.245ドルの価値

となります。


高い行使価格のプットほど、今持つ価値が大きいですね。

特に行使価格17.5ドルのプットなんて、現在16.245ドルの価値を持つので、ほとんど今の株価と一緒、つまり、もし満期まで株価が思うように全然下がってくれなくても、ほとんど全くダメージがない、すなわち負けの確率が極めて低いということになります。

最悪、満期を株価16.24ドルで迎えれば、 1株あたり0.005ドルの利益を出せることになります。

これは正直、非常に勝算の高い、分のいい取引に思います。

(もちろんGEの株価が大きく上がったらこれでも大負けしますが、プットにエントリーする以上、下がってくれることを望んでいるわけで、少しでも下がれば負けがないというのは非常に心強いです)


ただし!これも満期選択の時と全く同じですね。

予想通りGEの株価が大きく下がってくれたときの利益率が、上の方にある危険なプットに比べて、天と地になります。


例えばGEの株価が一気に15ドル割れ、この時点より1.3ドル下がったとしたら、またデルタ値を用いて計算してみると、

行使価格15ドルのプットは0.105ドル→0.105+0.1455×1.3=0.294ドルと3倍弱に膨れ上がり、行使価格16ドルのプットなら0.335ドル→0.335+0.3881×1.3=0.84ドルとこれも2.5倍になりますが、行使価格17.5ドルのプットですと、1.305ドル→1.305+0.8612×1.3=2.42ドルと、1.85倍程度の評価額に甘んじます。

さらにより正確にいえば、行使価格15ドルのプットは、株価の下落に伴いデルタ値自体がめちゃくちゃ上昇するので、実際は恐らく5倍以上の値段になると思います。

(目安として、株価が1.3ドル下がったら、行使価格が1.3ドルぐらい上、すなわち行使価格16.5ドルのプットの現在価格と似たような値段で取引きされているぐらいになるでしょう。そのプットの評価額を見ても(=0.56ドル)、楽に5倍を超えることが見てとれますね)


プットオプションの「株価下落時の値段の上昇率」は、アウトオブザマネーからインザマネーに近付くほどに、凄まじく大きくなるからこそのお話です。



・・・ということで、結局、世の中上手いことできているもので、全てが完璧な商品など存在せず、大きなリターンを期待できるものには大きなリスクがある、という形になっています。

どの程度のリスクを冒せるか、どの程度のリターンで満足なのか、それは完全にその人自身の性格によるもので、そこに絶対の正解などありません。


自分自身としっかり相談しましょう。


以上まとめると、要はこういうことですね。


オプション買い取引においての、リスクリターン概要図



リスクとリターンを考えて、自分に一番合った商品を選びましょう。

4. 買う

最後に当たり前ですが、注文を出して買います。

私ならやっぱりそうですね、ちょうど自分の保有中の2月第3金曜満期・行使価格16ドルのプットを、この画像の瞬間でも結局選ぶかなぁ、と思います。


このプットはBid 0.33ドルのAsk 0.34ドルと、完全に1セントの隙間しかなく買いと売りが均衡しています。

よって、買いたい場合、Askの0.34ドルに指値買い注文をぶつけましょう。


Askには1002枚の売り注文が入っていますので、 1002枚までであれば100%確定で購入できます。

実際は、恐らくアルゴリズムで動かしている機関なり個人投資家が多くいるようなので、Askにぶつける形の注文の場合、事実上何枚でも好きなだけ購入することが可能です。

Askにぶつけるということは売り方有利な注文ですから、そういう注文を食ってやろうと、後から後から湯水の如く売却希望者は湧いてくるんですね。

個人投資家が買うレベルの枚数であれば、ほぼ間違いなく、絶対に好きなだけいくらでも約定可能です。


なお注意点として、GEほどの分厚いオプション板なら大丈夫だと思いますが、それでも、 オプション買い取引の注文では、絶対に成行注文を使ってはいけないと言われています。


前述の通り、売り方有利な注文や、注文ミスを虎視眈々と狙っているハイエナは至る所にいますから、不用意に成行注文を出すと、稀にとんでもない価格で約定させられてしまうことがあるようです。

オプション取引は、その項目数の多さから非常に過疎状態の商品もあるため、大変危険なんですね。

(画像には表示させていませんが、GEのオプション行使価格は、もっと上から下まで 幅広く存在します)


どんなに絶対に約定させたい時でも、オプション買い取引では指値注文を使うことは鉄則です。


ただ基本的に、 BidとAskに開きがある場合でも、Askにぶつけなくとも平均値か少しそれより高いぐらいの注文を出せば、大抵の場合約定します。

オプション取引は株取引と同じぐらい本当に活発に行われているので、少なくともこれまでの私の経験では、買いたいのに誰も売ってくれない、売りたいのに誰も買ってくれないという経験は皆無です。

(とんでもなくインザマネーやアウトオブザマネーの商品は分かりませんが、さすがにそんなのに手を出すことはないと思います)



・・・以上、めちゃくちゃに長くなりましたが、大体オプションを買う時に巡らす考えみたいなものを、実践的な例として紹介してみました。


しつこいですが、これだけの長さの考え全てを、大体3秒ぐらいで行えなければオプショントレーダー失格です。

まぁ3秒はさすがに言い過ぎですが、考える時間のタイムロスなしに、一瞬で行えるようには、数字遊びが好きな方でしたら楽勝でなると思います。


本当に割と単純なことしか考えていないので、興味ある方はぜひ米国株オプション取引に挑戦していただきたく思ってやみません。

2018年2月4日日曜日

米国株OP取引の実践的解説4:オプション板の見方・基本編


(前→その3:オプション買い取引・損益の実際 / 次→その5:オプション板の見方・実践編)

今回はオプション板の基本的な解説、各項目の意味を見ていこうと思います。

もちろんお使いの証券会社によって取引ツールの画面は異なるため、配置や表示項目は人によってバラバラだと思うのですが、今回示す項目が、オプション板を見る上で必要にして十分なものかな、と思います。

(大体どの証券会社でも似たようなレイアウトでしょう)


昨日の記事内で貼り付けていた、KODKの最新のオプション板を使って説明していきましょう。


スペースの都合で番号付けがあっちこっち飛んで分かりにくいかもしれませんが、ご了承ください。

(というか、Bloggerで画像を貼る場合、どうも大きい画像を原寸大とかで貼るとレイアウト崩れを起こすようなので、毎度拡大しないと見辛いレベルの、小さめの画像でどうも申し訳ないです。クリックすれば十分見られるレベルの画像になると思います)


2018年2月2日時点の、KODKオプション板

1. 株価情報

私の使っている取引ツールでは、最上部に株価情報が載っています。

恐らく、どのようなオプション板であっても、株価や出来高といった各種情報は同じ画面で確認できるようになっていると思います。

オプションの価格は株価に連動しますから、当然ですね。

2. コール(Call、左半分)、プット(Put、右半分)

左半分にコールオプション、右半分にプットオプションが表示されています。

3. 満期(残り日数):Feb18 (14 days) など

オプションには満期が存在します。詳しい説明はまたいずれしようと思っていますが、 実践的には、満期が近いほどハイリスクハイリターン、遠いほどローリスクローリターンになると考えて良いでしょう。

なお、KODKは弱小株なので月1オプションしかありませんが、大型銘柄、例えばGEなんかですと、週1オプションが存在します。

2018年2月2日時点の、GEオプション板

株価情報とオプション板の間の日付をクリックすることで、表示させたい満期日を選択することが可能です(恐らくどのツールでもそうなっていることでしょう)。


なお、米国株オプションの満期日は、金曜日です。月1オプションであれば、第3金曜日が満期にあてられます。

4. 行使価格(Strikes)

中央にある柱が、行使価格です。

こちらも詳しい説明はその内にする予定ですが、意味としては、「ここに示されている価格で、対象の株に対して、コールなら買う権利、プットなら売る権利を、それぞれやり取りする」というものです。

現在の株価より低い行使価格は、コールならインザマネー、プットならアウトオブザマネーのオプションと呼ばれ、逆に現在の株価より高い行使価格は、コールならアウトオブザマネー、プットならインザマネーのオプションと呼ばれます。

インザマネーは薄いグレー、アウトオブザマネーは白地になっていて分かりやすいです。


なお、私の使っているツールでは、保有ポジションの行使価格の脇に、小さい三角形が表示されます。

緑色なら買いポジション、赤なら売りポジションなのですが、私はKODKの、2月第3金曜満期・行使価格7.5ドルコールと5ドルプット・7.5ドルプットの買いポジションを持っているので、緑三角形が表示されています。

GEの2月第3金曜満期・行使価格16ドルプットも買いポジションを持っているので、そこにも表示されていますね。

5. Bid(買い注文最高入札価格)とAsk(売り注文最安入札価格)

ここから具体的なオプションの数値データですね。

BidとAskが基本中の基本、要は買い板のトップと売り板の底ということですね。

オプションは株と違い、さすがに毎秒取引されるようなものではありませんから(取扱い項目数も異常に多いですし)、オプションの評価額は、BidとAskの平均値で算出されます(多分、どの証券会社でもそうではないかと思いますが、確認したことはありません)。


つまり、保有ポジションの含み損・含み益は、次に示す直近取引価格ではなく、BidとAskの平均値を使って計算されるわけです。

まぁ原則、直近取引価格はBidとAskの間になるわけですけど、あまり取引がされていない項目、例えばKODKオプション板にある一番左上の2月限・行使価格2.5ドルのコールなんかは、Bid 3.80ドル・Ask 4.00ドルで、直近約定価格は4.20ドルとなっています。

この約定価格は古いデータなので(恐らく、株価が大きく下落する前に、誰かが成立させていたもの。その後、株価が落ちてからは、誰も注文成立させていない)、このコールの評価額を算出する上では、やはり直近価格よりもBidとAskの平均値の方がより正確だということですね。

BidやAskは、基本的に株価の動きに連動して毎秒変わっていくものですので(もちろん大きく株価が動かなかったら不変なこともありますが)、常に最新なわけです。

6. 直近約定価格(Last)

これは解説不要でしょう。上でも触れた通り、一番最近取引が成立した時の、そのオプションの価格です。

7. 評価額変化(Mark Changeが価格の変化、Mark Change %がパーセント変化)

そのオプションの価格(先ほどから言っている通り、評価額=BidとAskの平均値が、計算に用いられます)が、前日比どの程度変わったかですね。

先ほど貼った私の保有するGEのプットは、前日比+53.42%も値上がりしました。
額で言うと(Mark Changeの所)1株あたり+0.195ドル、私は1万株分のプットを保有していますから、1950ドルの含み益アップということですね。


また、同じGEオプション板の上の方を見ると、昨日満期を迎えていた2月2日満期・行使価格16ドルプットは、まさかの+362.50%です。

たった1日で、値段が4.625倍になったという凄まじさですね。

ただ言うまでもなく、同じ行使価格のコールは、-95.00%と、1日で完全に紙くず化しました。

満期間近のオプション(特に行使価格のすぐ近くのもの)が、超ハイリスクハイリターンなのがご覧いただけるかと思います。


なお、前日からの「変化」ではなく「現在の評価額」自体を表示させることももちろんできるのですが、スペースが限られているため私は表示させていません。

大して重要でもないですし、BidとAskが表示されていれば1秒ぐらいで計算できますしね。

もちろん、広いモニターを使っている方は、現在の評価額(Mark)を表示させておくのも便利かと思います。

8. BidとAskの注文枚数

これも説明するまでもありませんね。Bid(買い注文最高提示額)とAsk(売り注文最安提示額)に、それぞれ何枚の注文が入っているか、ということが示されています。

なお、米国株オプション1枚は100株分なので、1枚の買い注文で必要になる資金は、表示されているBidの100倍になります。

(例えば私の持つGEのプットには、Bid 0.55で53枚の注文が入っていますが、この買い注文をしている人は、0.55 × 53 × 100=2915ドルの注文を出している、ということですね。
もっとも、Bidに入っているのは1人の注文とは限らないので、1枚だけ出している人もいれば、10枚出している人なんかもいることでしょう。
「現在0.55ドルの買い注文を出している合計が、53枚」ということですね)

9. デルタ(Delta)

オプション取引には、ギリシャ文字で表される便利な指標が存在します。

沢山存在するのですが、私が普段気にしているのは、このデルタぐらいですね(まぁ、実はデルタも大して気にしていませんが)。


デルタというのは、簡単に言えば、

「対象の株価が1ドル動いたら、そのオプションの価格が何ドル動くかの目安」

です。


例えば上の画像で示した私の持つGEのプットは、デルタが現在-0.6513です。

つまり、GEの株価が1ドル上がったら、私の持つプットは大体0.65ドルぐらい値下がりすることが予想されるということです。

現在このプットの評価額は0.56ドルなので、0.65ドルも値下がりしたら価値はゼロ、つまりGE株価が1ドル上がってしまうと、余裕で紙くず化ということですね。

もちろん、これは比例関係にありますので、例えばGEの株価が0.1ドル上がったら、このプットは大体0.065ドルぐらい値下がりするということで、私は1万株分持っていますから、大体含み益が650ドルぐらい減ってしまうとう感じです。

逆に、GEの株価が1ドル下がったら、このプットはおおよそ0.65ドルぐらい値上がりすることになります。
(マイナスのデルタ値なので当然です。つまり、コールはデルタがプラス、プットはデルタがマイナスになっているわけですね)

よって、GEの株価が1ドル下がったら、私は大体6500ドルぐらいゲットできることになります。


ただし、これはあくまで目安で、実は株価が動くごとにこのデルタ自体も結構動いていくので、その通りにはならないんですけどね。

お前も動くんかい、そんなの指標として成り立ってないじゃん、って気もしますが、まぁあくまで数学的に導き出された理論値に基づく「今現在の目安」でしかないということです。


多分、もし一気にGEの株価が1ドル下がったら、次に示すIVも大きくなり、デルタ自体もディープインザマネーになるにつれて大きくなると思われるので、恐らくもっと大きな利益ゲットになることでしょう。

その辺の詳しい話も、またいずれしていきたいと思います。


まぁ、デルタは、そこまで重要視しなくてもいいかな、って気はしますね。

10. IV (Implied Volatility)

こちらは日本語でもIVと呼ばれる、いわゆるボラ(値動きの大きさ)ですね。

詳しい説明はまたいずれしようと思いますが、オプションというのはボラが大きければ大きいほど、価格が高くなります。


メチャクチャな値動きをする株は、当然将来の予想株価はとんでもなく大きかったり小さかったりしますよね。

オプションというのは将来の予想株価に値をつけてやりとりするものなので、ボラが大きいということは、それだけその予想が高値でやり取りされるようになる、というわけです。
(毎日10%ぐらい株価が変動する銘柄であれば、来月2倍になっていることも半分になっていることも十分ありそうなので、その予想券を買う人は多く、高い値が付く。
一方微動だにしない銘柄であれば、来月株価が+20%になるというような予想をする人は誰もおらず、その予想券は全く値が付かない状況になる)


言い換えれば、IVの高いオプションは割高であり、一般的にオプションの買い方不利、一方IVの低いオプションは割安であり、一般的にオプションの売り方不利、と言われています。


しかし、私は、IVの高いオプションが買い方不利とはあまり思いません。

日経平均オプションとかですと、基本的にIVはある程度の範囲内に収まるものなので上記の話はその通りだと思いますが、色んな動きをする銘柄のある米国株オプションでは、IVの高いオプションはずっとIVが高いままなので、買う時は割高でも、売る時も割高のまま売れることが多いわけですね。

つまり・・・と色々書こうと思いましたが、既に長すぎるので、その辺はまたの機会にしようと思います。


一応実際のデータを見てみると、最近デタラメな動きをしているKODKは、IVが150%、200%、400%超えなんてのもあります。

特に最近大きく値下がりしているので、コールに比べてプットのIVが軒並み高いですね。

これすなわち、プットの価格が上がっている= 下落を予想する人が大量にいる、ということでしょう。

私もその一人ですが、IVが非常に高くなっているとはいえ、本当にさらに株価が下落してくれれば、このプット買いからでも極めて大きな利益を出すことが可能です。


さて一方、最近不調とはいえ、デタラメな動きをするKODKと比べれば安定的な値動きのGEは、IVが30%前後ですね。

いたって健全なIVです。

GEは、KODKのように1日10%の株価変動とかはあり得ませんから、それがこのようにIVやオプション価格にきちんと表れている、という話です。

もちろんそれでも、昨日+362.50%アップしていたプットのように、極めて大きな利益を出すことも可能なのがオプション取引の凄さですね。

11. 出来高(Volume)

これも説明不要でしょう。この日、そのオプションが何枚取引されたかを示しています。

KODKは大体数百枚ぐらい、株自体の出来高が米国市場全銘柄中断トツトップのGEは、ものによっては1万枚以上と、オプションでもさすがの人気っぷりを示していますね。

12. 建玉(Open Interest)

こちらは、「現在何枚そのオプションが流通しているか」を表しています。

例えばあるコールオプションを、Aさんが新規購入・Bさんが新規売却で取引成立すれば、建玉は+1されます。

この後、Aさんが保有ポジションを売却して手仕舞い・Cさんが新規購入で取引成立すれば、建玉は不変です。

そしてさらに、Cさんが保有ポジションを売却して手仕舞い・Bさんが保有売りポジションを買い戻して手仕舞い、という形で取引成立すれば、このオプションは1枚消滅することになるので、建玉が-1されるという形ですね。


大体どの程度の人がポジションを保有しているか・どの程度の流通量があるかの目安ですが、原則米国株オプション取引では、BidやAskに近い価格で注文を出せば、ほぼ間違いなく約定するぐらいに取引が盛んなので、出来高や建玉が小さすぎるオプションは避けるべき、とは、私はあまり感じません。

もちろん、GEのように圧倒的な流通量があれば、売りたい時にリーズナブルな価格で必ず売れるという安心感はありますけどね。

そこまで重要視する必要はないでしょう。



以上、オプション板各項目の基本的な説明でした。

次回はより実践的な見方・考え方について見ていこうと思っています。

2018年2月3日土曜日

雇用統計はバッチリも、ダウ大幅下落!理由はこんな所?


日本語ニュースでもいくらでも情報は流れていると思うので、具体的な数値には触れませんが、現地時間2日金曜日に発表された雇用統計は、数字的には素晴らしいものだったようです。


参考:米1月雇用20万人増、賃金09年以来の大幅な伸び(ロイターより)



しかし、それを受けて始まった米国市場はこの日、阿鼻叫喚の様相を呈していました。


参考1:ダウは(記事時点で)今週740ポイントの下落・・ここ2年で最悪の週間値動きへ→(更新されてました:「9年振りの1100ポイント下落」)(Market Watchより)

参考2:ダウの3桁ポイントの下落は、エネルギー株の下落によるもの(Market Watchより)

参考3:好調な雇用統計を受けるも、高金利への恐怖感から、ダウは300ポイントも下落(USA TODAYより)


こういう市場動向のニュースって、以前も書いた気がしますが一つの要因に帰着できるものではないと思うので、分析するだけ無駄と個人的には思うんですよね。

正直、それを将来に活かせるわけでもないですし。


とはいえ、だからといって市場の動きを一切無視するのも投資家としてマズい態度なので、上記の参考記事の話を鵜呑みにすると、


・今週は、2016年1月に1078ポイントの下落を見せて以来の、ダウにとって最大の週間下落になりそう(→更新されてました:2008年10月に1874ポイント下げて以来の、最大の下落・・・リーマンショック以来ですかね?!)(参考1より)


・ ダウ30種中28銘柄が現在下落中で、Exxon Mobil (XOM) とChevron (CVX) がその下落を引っ張っている(参考2より)


・予想を上回る雇用統計により、国債利回りが高くなったことを受け、多くの指数が下落を示している(同じく参考2より。参考3の記事でも同様の主張。説明をまとめると以下)


・高金利というのは、消費者にとってもビジネスにとっても資金借り入れコストの増加を意味し、経済成長の鈍化につながり得るのである。株やその他資産のほぼ丸9年にわたる強い成長は、歴史的な低金利によってもたらされていたものだったのだ。



・・・という考察も可能か、といった所ですね。


真の下落原因など分かりようがないし、また分かる必要もないと思います(まぁ今回は、雇用統計を受けての、金利が上がる不安へのうんぬんが最大の要因なのは間違いないと思いますが)。



何となく時事ネタにも触れたくなったので取り上げてみましたが、しかしそもそも、正直、今の私にはダウの動きはどうでもいい感じです。

やはり今はコダックでしょう。

新規仮想通貨・コダックコインの取引開始に遅延が生じて四面楚歌な状況が続いているKODK、現在の私のポジションはいつの間にやら下がれば下がるほど嬉しいショートメインの状況になっているのですが、本日のKODKやいかに?!


Nasdaqのチャートより

2月2日引け時点の、KODKオプション板

う~ん、微妙!!・・・いや、最後また落ちてくれたし、まあまあかな?

まぁもちろん下がってくれただけ良かったんですが、この最悪な市況においてこの下がり方とは、またすぐにでも底打ちしそうな気配・・・。


購入したオプションの満期も地味に迫ってきましたし、週明け一旦ポジションを畳んでおくのもいいかな、という気がしています。


評価額の前日比%的には、保有中のコールのマイナス(-38.46%)の方がプットのプラス(+19.23%)より大きいのですが、既に評価額の絶対値が全然違うので、額としては合計評価額は前日比プラスです。

(どちらも100枚=1万株分保有なので、コールは1株あたり-0.125ドルで-1250ドル、プットは1株あたり+0.25ドルで+2500ドルですね)





さて、ダウは私には関係無いといいましたが、一応GEのショートポジションも取っているので、全く無関係ではありませんでした。

ダウはクラッシュ、そして現在のダウの面汚し、GEの値動きやいかに?

Nasdaqのチャートより

・・まあまあ、当然ですが、下がりましたね。

しかし、この市況にあっては、割と持ちこたえた方なのでは、という気もします。


現在保有中のGEプットオプションの評価額は、昨日3650ドルだったのが本日5600ドルと、+53%も大アップ、一気に含み益突入です(買値は3800ドル)。


こちらも、週明けまた下がるようだったら、とりあえず一旦手仕舞いすべきかな、と思っています。

満期まではまだ2週間弱(10営業日)あるわけですけど、大体このぐらいから時間価値の減衰が凄まじいことになるため、予想外の方へ動くと取り返しのつかないレベルで価格が下がってしまうからですね。


ただ、オプション価格そのものの絶対値も小さくなるため、当てた時にめちゃくちゃ利益がでかくなるのも、満期直前のオプションとなっています。

ハイリスクハイリターンってやつですね。

フタを開けて実際の状況を見て、どうするか判断して行こうかと思っています。



今週はコダックコインのICOがあると思いきやなかったりと散々でしたが、まぁこっからです。

無意味に粘らず、上手いこと動いていければいいなと思っております。


毎回「がんばれKODK!がんばれGE!」とか言ってるんですが、よく考えたらがんばるべきは私自身なのかもしれないですね。

しかし、公共の場で自分を応援することほど恥ずかしいこともないので、やめておきましょう。


この先どうなるかは分かりませんが(直感的には、ちょっと米国市場全体的にヤバいフェーズに突入?)、取引を楽しんでいけたらと思います。

2018年2月2日金曜日

コダックのパートナーがドイツ企業の役員職から除外!株価大暴落なるか?!


ICOの延期から一夜、これはもう下落しかないだろうと踏んでいるKODKですが、ニュースヘッドラインを眺めていたら、また何ともネガティブに見える記事が目に付きました。


コダックコインの鍵となる役員が、ドイツ企業のディレクター役から除外された(Market Watchより)


要約すると、コダックコイン運営のパートナーであるWennデジタルの最高技術責任者 (CTO) たるVolker Brendel氏が、ドイツ当局より、ドイツの公開企業の役員職から除外させられた、とのことです。

ドイツ語の登記によると、ブレンデル氏は2017年初頭に、『実体のある必須条件の欠格』を理由に、5年間務めたPrisma GmbH と Ryde GmbH 両社の役員職から除外されたとのことです。

さらにこのブレンデル氏という男、Deloitte Analyticsというベルリンの企業とも雇用契約を結んでいるとのことですが、3月に、「Wennデジタルでのフルタイムワークに専念するため」に職を離れるとのことです。


これは色々と怪しい・・・特に最初に示されていた方は、ブレンデル氏本人も「2015年の倒産手続きで、適切な申請をしなかったのが違反にあたるものであった」と認めており、ドイツでは違法にあたる行為を犯したことが一因であったようです。


その怪しさはともかく、記事の争点は、SEC(アメリカ証券取引委員会)では公募に際し、役員の職歴等を正しく公示することを義務付けているが、彼が正しく報告していなかったのはどうなのか、という点でした。

一応ポイントとしては、コダックコインのオファーは公募ではなく私募にあたるため、職歴の公示は必須にあたるか否かが争点となる、としていますが、どうなるでしょうか。


そもそも職歴を隠すこと自体が何となく怪しさ満載ですが、まぁ規則で公示が必要とされているわけではないものまで明かす必要はない、というのももっともかもしれないので、今後の成り行きに注目です。




とりあえずKODKは、多分特にそのニュースとは関係無いでしょうが、コイン取引スタートに遅れが生じているからか、当然のごとく株価は大きく下落していました。


私はというと、 昨日、コール買いポジションを、コール&プット両建て買い(ロングストラドル)ポジションに変えておいたので、下落であろうと全く問題なく万全ではあるのですが、残念ながら、途中までずっと、

「プットポジションの価格アップとコールポジションの価格ダウンがほぼ完全に同じ」

という、何とも微妙な状況を過ごし続けていました。

具体的には、プットポジションは前日比+50%まで上がってたんですけど、コールポジションは前日比-50%ぐらいまで下がっていました。

ほぼ同価格での購入でしたから、利益が上がれば上がった分、同じだけの損失を吐き出している、という虚しい状況です。


しかし、当たり前ですが、「両建てなんてせず、プットだけ買っておけば・・・」などとは思いませんよ。


そんなのは結果論です。


昨日のあの時点で、突然の反発による急騰のリスクを無視してプットのみに突っ込むような人は、一時的に大きく勝っても、いずれ確実に全てをスってしまうと断言できます。


まぁ、とか言って、ここぞという時には、多分私は全力一点ポジション建てをしちゃうと思いますけどね。

「こういう時に勝負をかけられない人は、何をやってもダメ」とかそれっぽいことをこじつけて、常に自分を正当化するようなヤベェやつです。

一番信用してはいけないパターンですね。



・・とまぁ、ともかく、そんな感じでずっと保有ポジションは冴えなかったんですが(微妙にプットの上がりの方が大きかったので、ずっと微妙~に含み益でしたが、実質ほぼ同値でした)、状況としては、

「そろそろ株価の下がりに伴って、コールの下がりは小さく、プットの上がりは大きくなっていくから、なお一層の下落を望む!」

という感じでした。


それは、コールオプションがアウトオブザマネーに突入し、プットオプションがインザマネーに突入しているからなんですが、その辺の話もいずれオプション解説記事で見ていこうかと思っている次第です。


ともかく、ずっとポジション的には一進一退の冴えない感じだったんですが、現地時間午後2時30分を過ぎた頃、また唐突に来ましたね、さらなる下落、7ドル割れが!


Nasdaqのチャートより

同時刻頃のKODKオプション板
 
ちょっと画像を撮るタイミングが悪かったんですが、コールポジション(小さな緑三角形のついている、2月限・行使価格7.5ドルの左側)が-53.33%ですが、プットポジション(同じ所・右側)は+70.00%になってますね!

プットの上がりがコールの下がりを完全に圧倒し始めました。


さらに、以前保険として購入していた行使価格5ドルのプットも、ついに値上がりを始めています。

たった評価額 (Mark Change) で+0.05ドルの上がりですが、そもそもの価格が小さいので、パーセント変化 (Mark Change %) は+40.00%ととんでもないことになってますね(50枚=5000株分保有中なので、評価額+0.05ドルは、250ドルのアップでしかありませんが)。



こうとなればもうあっさり手の平返し、私は完璧にKODKの暴落を望む立場となりました。


安らかに眠ってください、コダックさん!


しかしもちろん、コールポジションは放置ですね。

ここから株価が下がっても、ディープアウトオブザマネーとなったこのコールは、もうあまり値が下がりませんので。

(もちろんそれでも確実に下がっていきますが、急騰へのリスクヘッジとして抱えておく方が遥かに重要です)




さて、現地時間午後4時を迎え、この日の取引はつつがなく終了したようです。

KODKは、どれどれ、下がったかな・・・??

Nasdaqのチャートより



KODKオプション板


う~ん、微妙!

一時的には先ほどの瞬間よりさらに下落して、プットは+83%だかになってた気もするんですが、まぁ利益確定させなかった時点でそんなのは幻だったも同然なので、どうでもいいでしょう。


ま、いかに下落の勢いは強いとはいえ、さすがに一直線には行かないものです。

しかし、私ことド素人の根拠無き直感としましては、KODKはさらにズルズルと暴落の一途を辿るはず!


ホント、ここまで来たら、もう謎の反発とかやめて下さいよ・・・?


コダックコインなんて幻想だったんだよ、 ICOとは「い(I)つまで経っても、ち(C)っとも来ないから、お(O)疲れ~」のことだったんだよ!!(ナ、ナンダッテー!)


さらなる下落、頼みます!!



あ、最後に、GEは、今日は冴えませんでした。


Nasdaqのチャートより

私のショートポジションはちょっと復活、評価額は3650ドルになっています(前日比+19.67%アップ。買値は3800ドルなので、まだ微妙に含み損ですが)。

なんだか、行ったり来たりで、ホルダーの方も私もどちらも全く嬉しくない最悪のパターンな気もしますが、こちらも成り行きに任せましょう。


いつの間にか、下落を望む売り方勢、すなわち市場の敵の立場になってしまいましたが、まぁどう動いても所詮は数字遊び、あまり一喜一憂せず、気楽にいるのが一番ではないかと思います。

(まぁ、話に出してないだけで、もちろん他のポジションも持っているんで、実は別に下落を望んでいるわけでもないんですけどね。KODKやGEが落ち着いたら、またいずれ他の話も見ていきたいと思っています)

2018年2月1日木曜日

コダックコインの取引が始ま…らないッ!一夜にして-30%の爆損!ICOとは何だったのか…


いやぁ~、GEではなく、KODKが「知ってた」パターンになってしまいましたねぇ…!


一体なぜICO(新規コインオファー)というめでたい日に株価が下がってしまったのか、 お昼前に配信されていたBloombergの記事を見てみましょう。


ICOがもう数週間遅れそうだという一報を受け、コダック株が撃沈(Bloombergより)

「コダックコインのICOは遅れそうだが、投資家による株の投げ捨ては遅れなかった――素早かった」という、上手いこと言いよるわという文から始まるこの記事によると、コダックコインの販売対象となる「認定」投資家の認証ステップに、もう数週間かかる可能性がある、とコダック社からアナウンスがあったようです。

コダックコインの取引対象はプロの写真家や写真関連の権利を管理する人・団体だったと記憶していますが、既に4万以上の投資家が興味を示している、と報道されているものの、そんなのは間違いなく盛りに盛った数字でしかないので、全く信用なりませんね・・・。


また、コダックコイン取引・ICOのパートナーであるWennデジタルのスポークスマンは「ICOのプロセスは滞りなく進んでいます。現在認定投資家の検証中です。検証が済み次第、コインオファーへと進める所存です」などと述べていますが、それが出来ているはずなのが今日だったんとちゃうんかい!としか思えないですねぇ。

Digital Asset Investment社のダニエルさんは「コインが実際作られるのに遅れが生じるなんてことは、よくあるよくある」などと気楽なことを言っていますが、これは・・・少なくとも、さらに数週間かかるなら、しばらく株価は下がるしかあり得ないんとちゃいます?・・としか思えませんね。



これを書いている時点でもう現地時間午後もふけ、KODKの株価はずっと7.7ドル前後(前日比マイナス1.45ドル、-15.85%)で安定していますが、 私の保有するコールオプション買いポジションは、評価額が前日比-30%を割ってしまっています。

額にして前日比7000ドルぐらいの損失ですが、ICOの延期などというしょうもない話で状況が変わったのであれば私も動くべきだということで、現在売り注文を出して待っている状況です。

なお、保険として、ヘッジに当たるプットオプション買いポジションも保有中なのでポジション全体の評価額はもうちょっとあるのですが、とりあえず今はKODKが下がるとしか思えないので、そのプットには手をつけず、コールのみを売却します。

そしてその資金を使って、プット買いポジションを新たに建てようかと思っています。


注文は1枚2.80ドルでの指値売り(なお、買値は4.20ドルです)、私の注文がAsk(最安売却希望価格)にはなっていますが、一向にささりませんね・・・。

株価がちょっと上がってくれれば、約定してくれると思いますが・・・。

まぁ、ささらなかったら、そういう運命だったということで明日に持ち越しましょう。

注文で出している2.80ドルに別に意味はありませんが、株価が下がっても妥協して売値は下げず、待ちに徹しようかと思います。



~午後3時過ぎ~

(チャート画像、撮ったつもりが撮れていませんでした。後ほどもう少し後の画像を貼るのでそちらご参照ください)
 
待ちに徹した結果、午後3時頃から唐突に株価が下がり始め、私の注文はAskですらなくなっていたので、全く惜しくもなく注文はささらない状況になっています。

う~ん、ダメですね。

これはもう無理そうです。


私は、エントリーは早いのですが、持ったら無駄に粘ってしまうタイプなので、もう少し素早い決心が必要かもしれません。

・・まぁ、 素早く決心した時に限って、以前のOSTKパターンになるのがオチなんですけどね。


が、ともかく、寄り付き直後は大きく値が動くことが多いので、現地時間木曜日の取引が始まったら、コールを速やかに売ってプットを買っておくのがいいかなぁ、などと漠然と考えています。

上がり目は当面ない気がするから、プット買いでいける気がするんですけどね・・・しかし、そういう素人の考えを嘲笑うかのごとく意味不明な謎の動きがあるのがこういう銘柄なので、そこは注意なんですよねぇ。


ま、大きく含み損突入中ですが、 動いてさえくれれば、それに対応していくことで勝算もあるので、戦っていこうと思います。



~午後3時30分過ぎ~

・・・とか思って、もう約定しない前提で上の文を書いてたんですが、KODK株価は突如アップ、「うわ、上がってきた!欲張って注文価格吊り上げようかな・・」とかアワアワ迷ってる内に、大体画像の上がりを見せ始めてからの頂点あたりで、コール売り注文が約定してしまいました。

Nasdaqのチャートより


1株あたり4.20ドルで5000株分(=オプション50枚)購入していたこのコール、2.80ドルでの売却です。




すなわち、投入した2万1000ドルが、先週は一時3万5000ドルぐらいになっていたのに、結局1万4000ドルでの売却になった、ということですね。

7000ドルの損失です。

ま、判断力の悪い素人取引ですから、そんなもんでしょう。

 次上手くいければ、この失敗もいい経験として浮かばれるに違いありません。


さて、忘れずに再エントリーですが、こうとなったらやっぱりKODKは謎の上がりを見せる気もしてきました・・・!

ってことで、迷ったんですが、結局コール&プット両建てポジションに再エントリーしました。



同行使価格のコールとプットを同数、いわゆるロングストラドルです(一応、最初に取ったポジションもロングストラドルだったんですけどね)。

しかし、前回より行使価格が高くなったので、今回はコールとプットがほぼ同価格(具体的にはコールが1枚0.80ドル、プットが1枚0.79ドル。ちなみにどちらも100枚=1万株分)、どちらに動いても、株価が大きく動いてさえくれれば勝利という状況ですね。

ただし、一方が上がれば他方が下がるので、相当大きく動いてくれない限り、時間の経過に伴いオプションの価値は減衰してしまうこともあり、負けます。


でもまぁ多分、動き始めたので大丈夫でしょう。

・・いや大丈夫じゃないかもしれませんが、そう願います。


一応、個人的には、既に保有中の、手付かずのまま残してあるプット買いポジションもありますし、株価が大きく値下がりした方が嬉しいのかな?

よく分かんないですね。考えても意味がないので、成り行きに任せましょう。

評価額うんぬんも、既に確定損益も出してしまったので難しくなりました。


参考までにオプション板を載せておきます。真ん中の柱にある小さな緑色の三角形が、私の保有買いポジションです。

KODKの1月31日時点のオプション板

私のポジションは、2月限、行使価格5ドルのプットと、行使価格7.5ドルのコールとプットですね。

本日買ったポジションは、割と売り手に歩み寄って買ってしまったので、現在評価額(BidとAskの平均値)的には、早速かなりの含み損に突入しています。

まぁ明日次第です。


なお、オプション板の詳しい見方は、いずれオプション解説記事で触れていく予定でいます。



あ、最後に、ショートポジション保有中のGEは、水曜日は株価アップでしたね。

Nasdaqのチャートより

私のショートポジションは当然値下がり、特に見てませんでしたが、確認したら驚くほど下がっていて、こちらも-30%以上の下落、一気に含み損突入です。この日はダブルパンチですね。

評価額は前日の4350ドルから1300ドルもダウン、3050ドルとなっています(買値は3800ドル)。

まぁでも、こちらは、GEの株価はまた下がるようにも思いますし、ホルダーの方のための下落バリアにもなりますしということで、放置しておこうと思います。



とにかくKODKです。深く考えずに適当に再エントリーしてしまったポジションが吉と出るか凶と出るか・・・。

直感では、凶としか出ない気しかしませんが、ド素人の直感を裏切ってくれる展開希望ですね。


がんばれKODK、GE!(どうがんばればいいのかは、自分でも言っててよく分かっていない模様)