高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

2018年12月31日月曜日

Firstradeがますます不便に!でもまだ手数料無料の魅力の方が上回ってますね

(※2019年2月追記:以下の情報は誤りで、実際はそこまで不便にはなっていませんでした。新記事をご参照ください。 →Firstrade、ライブチャットでの自動処理延長依頼は普通に可能でした。失礼しました!)   月1回ぐらいはブログの更新をするよう心がけたいと思います、と言っていたので、12月末日となりましたが、おもむろに更新してみます。 まず、前回の記事の終わりに、「Firstradeのオプション板で、よく分からない表示があったので、オンラインチャットで質問し、回答のメール待ちです」と書いていたのですが、待てど暮らせど返事は来ませんでした。 質問の内容は、「オプション板のティッカーシンボル横に緑または赤い三角形が表示されることがある(前回の記事の数日前に撮っておいた、下の図参照)んだけど、これは何の意味があるのか?株価がプラスなのに赤い下向き三角形になっていることもある(例:2枚目の、LABUの図)し、よく分からない」というものでした。 ティッカーシンボルと株価の間に緑三角形が表示されていたAMZNオプション板の図 株価は前日比プラスで、特に大きく下落中でもなかったのに 赤い三角形が出ていたLABUオプション板の図 絶賛急下降中なのに、三角形が出ない場合もあります (同じ時間、急落していたAAPLオプション板) ただ、実はこの質問を投げかけたオンラインチャットにて「そちらはその瞬間のその銘柄の勢いを示すマークとなっております。株価自体が前日比プラスでも、短期間で急な下落を見せていたら赤い三角形が表示されるようです」という回答をもらえていたのですが、「いや、その瞬間明らかに全然下がってないのに赤三角形のこともあるし、何ならそれ以上に下がってるのに何も表示されないことがあるからよく分からないんだけど…。大して意味を持つマークじゃないのは間違いないんだけど、興味があるというか好奇心として、どのような条件でどちらのマークが出現するような設定になっているか、具体的な仕様を、後学のために教えてもらえたらこれ幸い」などと書いた結果、「私には詳細が分からないので、担当にメールで回答を送るよう手配しておきます」となっていた具合でした。 まぁ、カスタマーサポートは全体的に無責任(これはFirstradeに限らず、アメリカの企業全般がそうであるようにも思えますが)なので、返事も期待していなかったのですが、実際全く何の返信もないと「どうなってんねん、ちゃんと話は行ってるのかな?」と気になりまして、そろそろあのネタでブログにでもまとめようと思い立った12月頭、メールであの質問はどうなってるんだと催促しようとしたのですが、よく考えたら最近あの三角マーク見ないなということに気付きました。 リアルタイムで急落中の銘柄とかを見ても、あらゆる銘柄で、あの謎三角形が出ることがなくなっているような気がします。 その後1ヶ月見続けましたが、もう一度もあの三角形をお目にかけることはなくなったので、きっと他にも「何あの三角形?意味分からんし、特に理のある分析で出してるものじゃないなら、目障りだから消えて」というリクエストなりがあったのでしょう、今ではあのスペースは常に空白となっています。 ・・・ということで、こんな長々と書くような話でもなかったんですが、それとは別件で、最近Firstradeがますます不便になったと思う点が出てきました。 前回の記事で書いたとおり、満期当日に、権利行使時に必要となるだけの額を十分に持たないインザマネーのオプションを保有している場合、現地時間午後3時30分あたりにFirstrade側が勝手にポジションを売却してしまうのですが、それをせめて引け直前まで待ってもらうためには、オンラインチャットか電話でFirstradeに「ポジション閉じは自分でやります」と連絡する必要があるわけです。 ここ2ヶ月でまた何度かその場面に出くわしたんですが、オンラインチャットにアクセスすると、SammiというAI(というほど高尚なものではなく、単なる自動対応スクリプトでしょうが)が対応し、どうがんばっても人間の対応係にたどり着けず、自動売却処理の中止(延長)を申請できないという状況になっていました。 「なっていました」と過去形ですが、現在もそうなっています。 オンラインチャット起動 選択肢が出るも・・・ 画像は現地時間日曜日であり営業外だから当たり前に感じるかもしれないんですけど、営業時間内であろうと、何度チャレンジしようと絶対にSammiしか出てきません。 恐らく経費削減で、オンラインチャットは機械対応のみになってしまった・・・??...

2018年11月4日日曜日

Firstradeにおけるオプション取引の注意点

先月から使い始めてちょこちょこ取引をしている取引手数料完全無料のFirstrade証券なんですけど、前回まとめた通り、割と使いにくいというか、「使う人の気持ちに立っていないなぁ・・・」と思える不親切なツールの仕様なんかはあるものの、やはり無料の良さには敵わないということでオススメしていました。 しかし、つい先日、オプション買い取引をする上で1点非常に注意しておくべき点に遭遇したのでご参考までにまとめておきます。 コトが起きたのはこないだの金曜日なんですけど、いつものように、既に時間価値がほぼ0であり、メチャクチャな値動きを見せてくれる当日満期のオプションを買って遊んでいました。 満期当日のオプション価格の動きが凄いのは、以前何度か触れていたように思います(触れずとも、オプション価格の仕組みを知っていれば明らかですが)。 例えばその時の株価が14.5ドルの株の、その日満期の行使価格13ドルコールとかは、ほぼ本質的価値すなわち差額分の、1.5ドルちょい(例えば1.55ドルとか。その銘柄のIV(ボラ)にもよりますが)で買えて、例えば引けまでに株価が+4%弱、15ドルにまで上がってくれれば、1.55ドルで買ったコールは上がった株価と行使価格との差額=2ドル以上、残り時間にもよりますが2.05ドルとか2.1ドルとかで売ることが出来るわけですね。 つまり、一瞬で+30%以上! もちろん逆に動けば一瞬で-30%未満に暴落もあり得るわけですが、その辺はもう何度もオプション取引の実例で見てきた話なので繰り返す必要はないでしょう。 あぁでも一応ちなみに、当日満期のアウトオブザマネーオプションに突っ込めば、さらに凄まじいリスクですが凄まじいリターンになり得るというのも、時間切れ直前オプションの面白さですね。 確か2週間前の金曜日、値動きが激しい銘柄であり、しかも非常に下がりそうな気配をしていたのでちょうどAMDの株価とオプション板を見てたんですが、実際AMD株価はこの日27ドル超から24ドル割れまで一気に-10%超も下落しまして、午前中、ほぼ紙くず化必至なアウトオブザマネーであったため0.01ドルすなわち約1円出せば買えていた例えば行使価格25ドルプットなんかは、引け間際には株価との差額で1.5ドルぐらいにまで上がっていました。 数時間で150倍!! 実際その動きをほとんど最初から最後まで目にしていたんですが、あれよあれよと下がる株価にどうも「今更プットを買っても・・・」としか思えず、手を出すことは結局しなかったのが残念なんですけどね。...

2018年10月15日月曜日

手数料0の証券会社、使用感はやっぱりちょっと不便、でも無料は本当にすごいね!

前回の続きで、今月頭、取引手数料無料のFirstradeに、早速口座を開設してみました。 口座開設手続きを取ったのは、現地時間10月1日月曜日の、市場取引通常時間終了後でした。 必要情報を入力しただけで、早速アカウントが開設されたようです。ログインしてみました。 (口座番号とか、そのぐらい出しても別にどうでもいいと思いますが、流石に一応黒塗りで隠しておきます) そういえば、手数料無料だし、今後はこちらをメインアカウントに切り替えようかな、と思っていたのですが、よく考えたら税金の問題的に、現在保有のポジションを売却して全て移すのはちょっと賢くないなと気付きました(ポジションの移管が出来るのかどうかは、調べていません。でもできるとしても手数料かかりそうですし、そこまでするものでもないかな、と思っています)。 よって、とりあえず当面は、ごく小額の取引で様子を見る程度にしようかな、という結論に至った感じです。 具体的には、まずは1000ドル入金して、1000ドルからできる範囲で遊んでいこうかな、などというコンセプトです。 さて、上の画像は10月1日月曜日の引け後ですが、まだこの時はオプション板の開き方もイマイチ把握できておらず、【Trading】タブ→【Options】タブの固定画面から注文画面を出しており、「オプション板一覧を見ながら注文できないの?不便すぎワロタ」とか思っていたものの、後述しますが、実際それぐらいは流石に可能でした。 それはともかく、表示したのはAMZNの行使価格2000ドルコール、入金した1000ドルでは買うことができない高値のコールなのでなぜこれを開いたのか覚えてませんが、とりあえず、「本当に手数料は完全に0なのかな?」というのを確認したくて【PREVIEW】ボタンを押してみた所、「This...

2018年10月1日月曜日

Firtstrade、オプション取引まで含め手数料無料!でも、そんなビジネス、一体どうやって可能なの?

もう速報性のかけらもない話なのですが、去る8月末に、Firstradeが、株取引・オプション取引その他あらゆる取引で、衝撃の手数料ゼロサービスの提供を開始しました。 Firstradeトップページより 株取引のみであれば大して食指も動かされませんでしたが、まさかのオプション取引まで手数料無料とは! 私自身、普段それなりの回数行っているオプション取引では、手数料も結構バカになりませんから、これは非常に興味がそそられます。 これは、口座を開設して使ってみるしかないでしょう。 もしFirstradeの取引ツールに不便さを感じなかったら、メイン口座を移動しようかなとさえ思っています。 しかし、口座開設の前に、あまりに魅力的な手数料ゼロサービス、一体なぜそんなことが可能なのか、正直非常に気になります。 タダより高いものはないとも言いますしね。 ここはひとまず、Firstradeにメールで「なぜ無料なのか、可能なら仕組みを教えてちょんまげ」と質問してみることにしました。 以下大体の質問内容です。 ウ:恐らく何度も何度も尋ねられてるFAQかと思うけど、手数料0ドルは一体どういう仕組みで可能なの?  単に好奇心からの質問なんだけど、その辺が不明だと何だか不安で口座開設する勇気が出ないから、そのメカニズム、つまりどうやってこの顧客にとって素晴らしいサービスから利益を得て、ビジネスを維持していけるのか、ご教示いただけたらこれ幸いですよ。  実際口座開設しようと考えているからね、お宅のグレートなサービスを使わせてもらえること、楽しみにしているよ! 翌日返信が届きました。以下その全容です。 F:ご検討ありがとうございます。自動化プロセス・技術統合の進歩に伴い、当社は現在、運営コストの削減に成功し、また同時に大幅な成長を伴ったビジネスを維持することが可能となりました。私どもは、この結果を全てのお客様にお届けしたく思っております。このプロジェクトは、2017年に初めて手数料を引き下げて以来、着実に進み続けてまいりました。私どもは、我々自身のビジネスゴールを達成すると同時に、お客様の手数料を削減できるよう支援させていただいております。  現時点で想像するのは難しいかもしれませんが、手数料を削減、最終的には手数料なしにするというのが、この業界の究極の道筋に他なりません。...

2018年9月1日土曜日

結局TSLAは大敗北…涙目敗走顔真っ赤も、AMZNが伸びてくれたので、この勝負引き分け!

毎度、もう記事にする程の内容でもないんですけど、流石に「どうなるどうなる?」と楽しみに煽っていた感じだったので、結果報告だけはしておこうかなと思った次第です。 先月末(あぁ、現地時間はギリ8月ですが、もう9月なので、2ヶ月前ですか)、決算前にTSLA暴落に賭けて突撃したプット買い特攻は撃沈、しかし数字は悪かったからすぐに下がるはずと決算直後プット買い追い特攻をするも、これまた突然の株式非公開化ツイートでまた轟沈、だがしかしどうもこのツイートはやばそうだぞということで、最後の最後、3週間前にごく小額で最後のプット買いチャレンジをしていたわけですが、記事タイトルに示したとおり、残念ながら失敗に終わってしまいましたね。 こちらTSLAの1ヶ月チャートです。 https://www.google.com/search?q=NASDAQ:TSLAより 実は3週間前にプットを購入してから1週間、株価は下がり続けてくれ、カーソルを合わせた20日の日中には行使価格である300ドルも割ってくれて(終値は既に上がってますが)、「いいじゃんいいじゃん、もっと暴落来い!」・・・などと思い続けていたわけですが、当然、更なる暴落を夢見て粘ってしまった結果、そんな夢見がちなザコをあざ笑うかのごとく、チャートにある通りTSLA株価は300ドルを割って以降は下がることなく、むしろそこから跳ね返されて反発ジワ上げ、結局満期当日である本日、買値より大幅に安い価格で売ることとなってしまいました。 ちなみに、4.15ドルで2枚=合計830ドルで買っていたこのプット、20日の下落時点では、最大で確か2桁ドルは余裕、16ドルとか行っているのを確実に目にした記憶があるんですが、その時のオプション板画像撮っておけば良かったですね。 「まだ売らないし、もっと上がるに違いない」と思っていたのでわざわざ画像は撮っていませんでしたが、気になったのでYahoo...