
日本は3月15日が確定申告の締切で、一方米国は1ヶ月遅い4月15日がTax reportのdeadlineとなっていますが、これで日米どちらも税申告シーズンは終えた感じですね。
私はとっくのとうに済ませていましたが、 レポートをまとめている時にふと、そういえばFirstradeに口座を開設して複数の証券口座を持つことになったけど、元々口座のあった証券会社で保有している銘柄と同じ株なりオプションなりを取引した場合、取得単価や取得日等の、税務上重要になるデータの取扱いはどうなるんだろうか、と気になりました。
直感的には、証券会社が違えば取引データは独立に扱われるので、両者が互いに影響を与え合うことはないのではないかと思いますが、取引している名義は私自身ですし、ひょっとするとIRS(アメリカ国税庁)の内部的には、どの証券会社で取引したかなど、分けて考えてはくれないのかもしれません。
そもそも米国市場では1年以上保有している銘柄は「長期保有」扱いとなり、売却した時にかかる税率がグッと低くなるというメリットがあります。
Firstradeは手数料無料ですし、別の証券口座でずっと保有してきた銘柄もたまに適当に取引してみたくなる瞬間があったものの、仕組みを知らないので何となくこれまで触るのを避けてきました。
せっかく1年以上保有して長期保有となった銘柄が、下手にちょろっと取引して、保有期間リセットとかされてしまってもたまらないですしね。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回、この点実際どうなっているのか、証券会社に質問してみることにしました。
質問内容は、改めてまとめるほどの話でもない、上述した「別の証券会社にて保有している銘柄と同一の銘柄をこの証券会社で取引した場合、以前から保有していた銘柄の取得単価および取得日はどのような影響を受けるのか?」という話を、具体例を交えてぐだぐだ聞いてみた感じです。
Firstradeと、Firstrade以前からずっと使ってきたE*Tradeの両社に質問を投げました。
返事はまずFirstradeからもらえました。以下回答です。...