高配当をありがたがるのはお猿さんと同じ……??

配当について常日頃感じているポイントをまとめてみました。おかしな点がありましたらご指摘いただけると幸いです

米国株OP取引の実践的解説

シリーズで、米国株オプション取引を、世界一分かりやすく解説していこうと思います

完璧な大当たり!やったね!…と喜びも束の間、天から爆弾が降り注ぐ!!

こういう超デンジャーな銘柄の取引では、いつも以上に決して粘らず速やかな決断が重要になる……永久に忘れないようにしたい、いい教訓です

仮想通貨投資が危ない理由:税金が重すぎる

仮想通貨投資で最も気をつけるべきと思われる点についてまとめました

我流投資に向いている人・向いていない人

自分の目指すべき投資家スタイルをまとめてみました

2018年3月28日水曜日

仮想通貨関連銘柄が激落ちくん…と思ってたらFANG+も激落ちパパ!


やはり米国市場はイマイチ乗れない日が続いている感じです。

しかし、当初寄り付き後は、まだどちらに行くとも分からない感じでした。

こちらは私が両建てポジションを保有している米国小型株ベア3倍ETFのTZAですが、現地時間正午、辛うじてプラスにはなっていますが、この直前にマイ転をしており、今日も米国市場はまたここから伸び始めるのかな、という気も少ししていました(ベアがマイナス=市場はプラス)。

12:00時点のTZAオプション板

しかし、昨日「デイトレみたいに、日中の動きを読み、ポジションを一旦売って即買い戻しての回転取引で利ざやを得るのも面白いかも」とか言っていましたが、この日は何となく市場が伸び続ける気はしなかったんですよね。


無事にその予感は当たり、幸い本日は、「市場の反発上げに期待してTZAコールを売ったりせず、そのまま持っておくことにしよう」という選択は功を奏したわけですが、とりあえずこの時点ではダウは大きくプラス、S&P500も好調で、恐怖指数 (VIX) はマイナスと、市場は楽観ムードでした。


そんなわけでまた注目銘柄が何かないか適当に探してみたのですが、本日は仮想通貨関連銘柄で、結構なレベルの激落ちをしていたものが目に付きました。


それがこちらLFIN (Longfin)です。

12:00時点のLFINオプション板

画像を撮った正午の少し前ぐらいから突然微妙に回復しているんですが、ずっと-30%超の下落をマークしていました。


当初、「空売り勢の攻撃で、LFIN下落」的なニュースしか見当たらなかったんですが、後ほど、もっとそれっぽいニュースが目に付きました。


以下のCNBCの記事によると、LFINは「浮動株の数が十分ではない」として、Russell 2000指数から除外されたとのことで、急落の大きな原因はきっとこれでしょうね。


物議をかもしている仮想通貨関連銘柄LFINが、Russell 2000から追い出されるという報せを受けて、3分の1の価値を失う(CNBCより)


一応、LFIN側は「コンサルタントが保有している分の期限が過ぎ、3月11日付で浮動株は5%も増えたので、指数への採用を再申請します」と述べているようですが、どうなりますかね・・・。

 
Googleから村八分にされたり、ついにTwitterからも広告規制が入るというニュースを受けて仮想通貨界は非常に悩ましい状況になっていますが、このLFINの下落も、そういった逆風もあってのことかもしれません。


ちなみに、実はLFINはここ1ヶ月で、実に2倍以上に株価が膨れ上がってたんですよね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:LFINより

一応注目はしていたんですが、ジワ上げで全然気付きませんでした。

正直、かなりの伸びですね。


さらに言うと、昨年12月の上場来、既に+1300%以上、すなわち14倍以上にまで膨れ上がっていたのですが(株価5ドルスタート。以前の「注目仮想通貨関連銘柄」記事でも取り上げていましたが)、まぁ、期待先行型企業の、よくあるバブル的上がりだったのかもしれませんね。


まだこの先は分かりませんが、もし今入るならば、私ならショートポジション(プット買い)を取るかな、と思います。

さすがに今の仮想通貨界を取り巻く重い空気で、短期的には伸び代はない感じでしょう。


・・・が、まぁ月1オプションのみ&行使価格も飛び飛びしかなく、当然プット価格もバカ高で、どうもやり辛い感じがするので、さすがに今すぐエントリーするまででもないかな、という気はしますけどね。


何となく1ヶ月チャートを見ても、ちょうど急騰前ぐらいの水準に戻り、一旦ここ辺りで落ち着くかな、って気もしますしね。

・・まぁ、この手の銘柄は、大抵容赦なく底掘りを続ける気も強くするわけですが・・・。



まぁLFINは判断に難しいのでもう放置、しかし、ついでに、個人的に一番注目している仮想通貨関連銘柄・OSTK (Overstock.com) も、ひっそりと2桁パーセントのマイナスで下落しているのが目に付きました。

12:01時点のOSTKオプション板

こちらは、同じくCNBCのニュースを見るに、株式公募増資が下落の原因でしょうかね。


小売から仮想通貨関連銘柄となったOSTK株が、株式公募で9%の下落(CNBCより)


400万株分の新株発行ということで、結構株主の方には残念なお知らせです。

うーん、OSTKも、何だか良くないニュースが続きますね!

この公募で1億5880万ドルの増資を行えたことになるわけですが、OSTKにはこのお金はぜひとも有効に使って欲しい限りです。


・・しかし、正直OSTKや仮想通貨には個人的にめちゃくちゃ期待しており、新年早々コール買いにエントリーもしてそれなりの利益も出せていたんですが、当時、コールポジション清算後にもOSTK株はさらに急騰しており、それを待たずして即手離してしまったことを後悔していたものの、実は欲張らずにそこら辺でとっとと切り上げておいて良かったという、塞翁が馬というか、しくじったと思った選択がいい方に転んで偶然ラッキーだった、って感じですね・・・。


でも、今でも、長い目で見れば仮想通貨には大きく期待しています。

短期目線では、さすがに、厳しい状況が続くようにも思えますが・・・。



・・と、そうこうしていたら、何だかまた米国市場は全体的に崩れ始めています。


TZAも、お昼過ぎからジワリとアップ、午後3時になり、株価も12ドルを超えてくれました。

15:04時点のTZAオプション板

この後もTZAはジワジワと確実に上がり続けてくれ、保有中のコールは、コール&プット両建てポジションの合計買値を遥かに超えてくれていたこともあり、うーん、一旦コールだけポジション清算して、この先どれだけでも粘れる無敵プットポジションにでもしておこうかなぁ、でも明日もこの続落(TZAはアップ)は続くような気もするんだよなぁ~、などと迷っていたんですが、迷っていたら引けを迎えてしまいました。


まぁ、一応まだまだたっぷり時間はありますし、明日はTZA続伸ならずかもしれませんが、粘っても問題ない状況ではないかと思うので、粘りましょう。


ということで、引け時点の様子です。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより
引け時点のTZAオプション板

落ちる勢いっていうのはやっぱり上がるのより強く、ここからまた市場は続落するんじゃないかなぁ、と思いますが、それをことごとく跳ね返すのが米国市場の強さなので、どうなるかは分かりませんね。

個人的には、大多数の米国株投資家の方には申し訳ないですが、今しばらく下落、何なら暴落が来て欲しい限りです。



さて、他のポジションを見る前に、記事タイトルにも挙げた通り、本日はお昼過ぎから本当に全体的にガラガラっと下がり始め、最強FANG+銘柄軍も結構大きく崩れていたので、そちらを見ておくとしましょう。


その本日冴えないFANG+軍の中でも特に目に付いたのは、NVDA、TWTR、TSLA辺りですね。

結構やばい下がり!


・・が、まずは、FANG+ブル3倍ETFのFNGUの様子を見てみましょう。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:FNGUより

-17%!

最強FANG+軍、本日はダメッ!!


中でも先ほど挙げた、NVDA、TWTR、TSLA辺りが個人的には特に気になります。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:NVDAより
引け時点のNVDAオプション板

NVDAの満期直前プット、多くの商品で当然のごとく1日10バガー以上達成!


正直、NVDAは必ず成長し続けると思っていますから、落ち込んだ時にコールをこさえておくのもいいんじゃないかなぁ、と思います。


あとTWTRとTSLAは、特に値下がりが大きかったから取り上げますが、個人的には、拾いに行くならやっぱりNVDAかな、って気がしますね。

https://www.google.com/search?q=NYSE:TWTRより
引け時点のTWTRオプション板


https://www.google.com/search?q=NASDAQ:TSLAより
引け時点のTSLAオプション板

TWTRはまた30ドル割ってしまいました。

TSLAは事故などもあり、300ドルも割って、ここ最近ずっと下げ傾向です。

FBもNFLXも冴えませんし、王者AMZN・GOOGLも下げています。


ちょっとFANG他ハイテク銘柄に暗雲立ち込めていますが、しかし、いずれ必ず戻る気しかしないのが、FANGのFANGたる所以なのかもしれませんね。


どうなるかは分かりませんが、きっとすぐ戻ってあっさり史上最高値更新するのではないかと、個人的には思います。



さて、その他の銘柄を振り返っておしまいとします。


まずは下落期待でプットを保有のMDXG・・・

引け時点のMDXGオプション板

こちらは昨日大きく上げましたが、期待通り、あっさりまた大きく下がってくれました。

この調子で続落を!!



一方上昇期待でコールを保有のWTWとPTIは・・・

引け時点のWTWオプション板

引け時点のPTIオプション板

PTIは微妙~に上がって株価5ドルを維持してくれましたが、この程度では焼け石に水1滴、厳しいですね。

一方満期まで日がなくなってきたWTWは、市場の重さに引っ張られてマイナス!


万事休すくさいですね。

もうTZAの方に望みを託すとしましょう。


しかし、まだ満期まで辛うじて時間はあります、奇跡よ起こってくださいな!!



あとは注目銘柄、昨日大きく動いたUSGとNAPは一夜明けてどうなったでしょうか。

https://www.google.com/search?q=NYSE:USGより
引け時点のUSGオプション板


https://www.google.com/search?q=NYSE:NAPより
引け時点のNAPオプション板

バフェットさんの判断に背いたUSG、本日はほぼ動きなしですね。

しかし昨日の急騰レベルを維持したともいえますから、これはなかなかいい感じです。


一方のNAP、ヤバ!!

まさかの連日大下落ですね。

大きな減配発表をした原油関連企業・輸送企業みたいなの、今度見かけたら、続落に賭けてプット買いしておくのもオツかもしれません。



最後に本日の注目銘柄、LFINとOSTKは・・・

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:LFINより
引け時点のLFINオプション板


https://www.google.com/search?q=NASDAQ:OSTKより
引け時点のOSTKオプション板

ひゅう~、どっちも、お昼のあの時点からも結構落ちましたねぇ~!!


ちょっと、どちらもまだ続落しちゃいそうな気がします。

仮想通貨関連銘柄にはがんばってほしいんですけどねぇ~・・・。




あ、ついでにIPOから3日目のDropbox (DBX) は、やはり下げちゃいましたね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:DBXより

ま、地合いが悪いのもありますが、やはりIPOで盛り上がりすぎた感もありますし、しばらくは徐々に落ちていくんじゃないかな、って気がします。

なお、本日もまだオプション取引は始まっていませんでした。

1-2週間はかかるものなのかもしれませんね。



・・・というわけで、果たして米国市場はここから崩れてしまうのか、それとも世界を代表する強さを見せつけてフェニックス的復活を遂げるのか?!

実に楽しみですね。明日の市場取引も座して待とうと思います。

2018年3月27日火曜日

バフェットの顔に泥を塗った企業の命運やいかに?!


先週末からの続落を望んで下落期待ポジションを取り続けた私ですが、そうそう思い通りには事は進みませんね。


現地時間週明け月曜、米国市場はかなりの活況で始まっているようです。

私の保有するのは米国小型株ベア3倍ETFのTZAのオプション(両建てだけどコールメインで、TZAの上昇希望)ですが、ベア型がそれなりに下がっているということで、小型株全般、引いては米国市場は全体的に、上がっている感じです。


こちら寄り付き後1時間程経過したぐらいの様子ですが、徐々にTZAは上がりつつあるかな、という気はするものの、どうでしょうかね・・・。

https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより
10:30時点のTZAオプション板

もちろんこの下がりで保有中のコールは結構値下がりしてしまっていますが、ボラの高い銘柄ですし、幸い満期までは時間があることもあって、まだまだ致命傷ではありません。

一方保険で購入しておいたプットの方は、こちらは評価額自体は上がっていますが、まだディープアウトなのでBidは0.00、さすがに時間もたっぷりあるので紙くず化しているわけではない(=売ろうと思えば絶対に値段をつけて売れる)ですが、前日比アップしている評価額の数字には大して意味のない、まだまだ眠ったままのポジションです。


まぁ、TZAが一番値動きが大きいので注目しましたが、よく考えたら満期まではまだ1ヶ月近く時間がありますし、取引をするわけでもないのに逐一動きを追う必要はないかもしれませんね。

一応、株価の動きとそれに対応するオプション価格の推移の記録は、データとして無意味ではないようにも思いますが、まぁそれもほとんどの方にとっては言うほど有用なデータでもないですしね。


記事の軽量化をしていきたいとずっと思っていることもあり、なるべく意味ある情報をスパッと簡潔にまとめていくようにしていきたい限りです。

・・まぁ、このどうでもいい雑文の時点で既に長ったらしいんですけど。


・・・ま、特に難しいことは考えず、思うようにやっていくのがベストかもしれませんね。



そんなわけでひとまずTZAは放置して、毎度のごとく何か面白い銘柄がないかを探してみた所、本日は記事タイトルにも挙げた、バフェット氏の決断に逆らったかのように見える企業・USG (USG Corp) が大きく動いているのが目に付きました。


参考ニュース記事から見てみるとしましょう。


USG取締役会が、25%ものプレミアムをつけた、バークシャーの持ち株をKnaufに売却する提案を拒否(The Streetより)


要約するとこんな感じですね。

・USGの筆頭株主である、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーが、Knauf社による提案、「バークシャーのUSG持ち株4340万株を、金曜終値より25.3%高い、1株42ドルで購入したい」というオファーを認める方針をSEC(アメリカ証券取引委員会)に報告

→USG取締役会、バークシャーの報告後、直ちに全会一致でこのオファーを拒否。

→曰く、「その価格での株式売却は、当社の価値を過小評価している。USG株主の利益に繋がりません」


・・・という感じで、あの神様バフェット氏の判断に楯突いた!!


命知らずのUSG、その株価やいかに?!


https://www.google.com/search?q=NYSE:USGより
12:13時点のUSGオプション板

ぐわぁーーっと、神に唾吐いたUSG、その心意気を買われてか、株価はまさかの超アップだあぁーー!!


まぁ、バフェット氏うんぬんは割と本質的な話ではなく、42ドルでの株式買い付けを拒否したその自信が、投資家にとって好印象だったという話なのかもしれませんね。


ちなみにUSGは建築資材企業であり、リーマンショック当時の経営危機だった頃に、バークシャーの株式大量買い付けによって救われた、という歴史もあるようです。

何気に、バフェット氏の顔に泥を塗ったわけではなく、42ドルでバークシャー保有株を明け渡してしまうよりは、バフェット氏がバックにいてくれた方が遥かにいい、という判断もあったのかもしれないですね。


本日はその提案された株価42ドルに近付くぐらいのアップ、前日比+20%程度で、コールオプションの中には、またまた出ました!・・・1日で10バガーを遥かに通り越して、27倍!!

ディープアウトから一気にインザマネーに突入した4月限・行使価格39ドルコールは、前日比+2600%と、豪気ですねぇ~。

前日までの建玉は72枚あったみたいですから、 この買いポジを持っていた人は超ハッピー、売りポジを持っていた人はご愁傷様です、という感じですね。


もっと安い行使価格のコールは、それより上昇率は低くても(それでも4倍5倍、10倍超えも)、割と大量に流通していたようなので、USGを信じていた大勢のコール買いポジ保有者は、年始からの冴えない動きに耐えてよく頑張った、おめでとう、という他ない感じでしょう。


この先は分かりませんが、むしろバフェット氏も考えを改め、USG株を買い増しするなんてことになったら素晴らしいかもしれませんね。

明るい未来を期待しましょう。



さて、せっかくなので下がった方の注目企業も見ておきましょうか。


本日目を引く大下がりをしていたのはこちら、Navios Maritime Midstream Partners (NAP) なる、オイルやガスを輸送するタンカー企業です。

https://www.google.com/search?q=NYSE:NAPより
12:13時点のNAPオプション板

株価は-37%超の黙示録的下落、それに伴いプットは+1000%超の上がりを見せているものもありますが、よく見たらほとんどAskにデタラメに高い数字が入っているだけで、実質数百パーセント程度の上がりでしょうかね。

まぁそれでもかなりのものですけど。


調べても大したニュースが流れていなかったんですが、見た限り、配当が大きく減らされることになったのがこの下落の原因のようです。

まぁそもそもチャート画像にある通り、配当年率30.51%とかいうふざけた金額の配当を出してたみたいなんですが、これが大体1/3~1/4ぐらいに減配されるとのことですね(年1.69ドル→0.50ドルに減額)。


・・っていうか昔から謎なんですけど、 こういう石油系の超高配当企業、正直タコ足配当だと思うんですが、これ何なんでしょうね・・・??


配当にはあまり興味が湧かないためよく調べていませんが、本当に配当利回り20%とか30%とかの企業が大量にいますよね、この業界。

石油採掘が当たれば、ボーナスでタコ足配当も全く問題じゃない利益になる、って感じなんでしょうか。


まぁ取り上げておいてなんですが、割とどうでもいいかな、って気はします。

一応値動きはチェックして、この手の超高配当企業が減配発表後どうなるのかの参考記録は取っておこうかと思いますが・・・。



さて、本日は寄り天、すなわちまた引けにかけて市場が暴落することを期待していたんですが、実際は全く真逆、久々に引けにかけて伸び続ける市場となりました。

今日はTZAに関しては残念なターンですね。


引けの様子を見ておきます。


https://www.google.com/search?q=NYSEARCA:TZAより
引け時点のTZAオプション板


おぉ~う、無念!

保有コールは一気にアットザマネー近くにまでなってしまい、前日比-38.25%の大幅下落!

まぁしゃあないですね。


しかし、後出し結果論にも程がありますが、今日はぶっちゃけ市場が全体的に活況で、TZAは下がると思っていたので、下がりを見せ始めた午後2時ぐらいに、来たる下落に備えて一旦ポジション清算しておいても良かったかな、って気もしますね。


まぁホント結果論なんですけど、割と下がるのは確信近くそう予想できたので、せっかくならデイトレ的な感じで、一旦売って、下がりきったら買い戻す感じで、ポジションを回していくのも、面白いし結構いいかもしれないです。

もちろん、あれこれ動いた時に限って上手く行かないことの方が多いのかもしれませんが。



さて、他の保有銘柄は・・・

引け時点のMDXGオプション板

げぇーっ、下落期待のMDXG、大アップ!

こりゃあかん、でもまぁ多分こいつはまた下がるでしょう。

時間はあるのでじっくり待つとしましょう。



一方上昇期待のWTWとPTIは・・・

引け時点のWTWオプション板

引け時点のPTIオプション板

うーん、WTWは市場の空気も味方して上がってくれたけど、その程度では足りない!

結局またそのパターンかよ、って感じですが、WTWコールは満期までもう2週間しかなく、今週金曜は祝日休業なので、気付けばあと8営業日・・・。

間に合うかな?ちょっともう無理かな・・・?


PTIは残念ながら、もう亡き者として考えています。

万一また急騰することがあればラッキー、って具合ですね。



最後に本日の注目銘柄の引け時点を見ておしまいとしましょう。

https://www.google.com/search?q=NYSE:USGより
引け時点のUSGオプション板


https://www.google.com/search?q=NYSE:NAPより
引け時点のNAPオプション板

どちらもお昼時点からはさしたる変化もなし、明日以降どうなるかが気になる所ですね。


まぁ、どっちもエントリーするまででもないかなぁ、って気はしますが、値動きぐらいは見ておきましょう。


あ、見ておこうと言えば、Dropboxは、まだオプションが取り扱われ始めていません。

IPOから2日目は、これまた結構上がりましたね。

https://www.google.com/search?q=NASDAQ:DBXより

・・正直、個人的には上がり続けることはなくその内下がっていくんじゃないかという気がしますが、これなた何の根拠もない当たらない直感です。



さて、個人的にはやはり大きなボラが期待されるTZAが一番気になる所で、引いては市場全体の動きがどうなっていくかが、最も気になるポイントです。

このまま米国市場に活気が戻るのか、あるいは反発するかに見せかけての更なる下落が待っているのか、心して待ちたい限りですね。

いい判断をしていけるよう、がんばりたいです。

2018年3月26日月曜日

4倍ETFの危険性~言うまでもないお話~



昨日の続きです。

ついに出た4倍ETF・VelocityShares Daily 4X Long USD vs. JPY (DJPY) 他10種、正確には4倍ETNなので、以前見た通りETNを運営するのは金融機関なわけですが、こちらVelocitySharesシリーズは色々な金融機関と提携している商品であり、今回のこの為替4倍ETNはCitigroupが発行体となっています。

http://www.velocitysharesetns.com/djpyより

シティという大規模銀行が責任者なら、このETNを運営していく上で、財務的な問題みたいなのは全く心配いらないことでしょう。


ですがまぁ、ETNの危険性は、発行体の規模・財務状況どうこうではなく、その商品そのもののボラ・値動きにあるのかもしれませんね。


最早語るまでもない、こないだ2月頭の、同じくVelocitySharesシリーズの超人気商品だった恐怖指数インバースETN・XIVが早期償還されたのは記憶に新しいわけですが、こちらの発行体はあのクレディ・スイスですからね。

もちろんクレディ・スイスに問題があったのではなく、XIVの尋常じゃない値下がりに最早商品として成立しなくなってしまった、というのが取り扱い停止の原因でした。



さて、タイトルにも挙げたその4倍ETFの危険性に行く前に、これら為替4倍ETNの基礎データを見ておくとしましょう。


上記リンクの公式ページにある通り、これら為替4倍ETNは、全て発行済み口数16万株であり、そしてこれが驚きだったんですが、画像に挙げたDJPYの3月23日の出来高はわずか100株!

10種類の4倍ETNの平均出来高はどれも300とかそこらで(3月23日、出来高0の商品もちらほら・・・)、一番出来高の大きいUJPYで、1511・・・。


圧倒的不人気商品と言わざるを得ないのかもしれませんね。
 

ぶっちゃけ、こんなん買うなら大人しくFX取引やるわ、としか思えない感じでしょうか。


一応、為替値動きに倍率をかけて取引したい場合、レバレッジをかけてFXをやるよりは、このETNの方が安全ではないかなという気が個人的にはしますが(ETNの現物買いなら追証・借金は絶対にあり得ないので)、それでも4倍ETNという商品の性質上、こちらにも確実にリスクは存在するわけで、わざわざ手を伸ばすような商品ではないのかもしれません。


上記画像を貼った公式ページにもリンクがある、この為替4倍ETNシリーズの目論見書に、きっちり具体的なシミュレーション例とともに分かりやすくリスクが記述されていたので、丸っと引用紹介させていただくとしましょう。



ところでETFを購入する時、目論見書をきちんと読み通す人ってどのぐらいいるんでしょうね。

多分、1万人に1人もいないんじゃないかと思いますが、絶対見るべきですよね。


もちろん私はその9999人の方ですが、まぁ私はETFを長期保有するわけではなく、ごく短期のトレンド勝負をしていますので、目論見書とかファンダメンタルズとかはどうでもいいからセーフということで。


でも、長期投資でETFを保有される方は、やっぱり、いい悪いの話ではなく、せっかく用意されている貴重な資料なんだから、1文字も漏らさずに読んでおいた方が自分の利益につながるんじゃない?他の誰のためでもなく、自分自身のために、読んどかなきゃもったいなくない?・・・って気がします。


「いや、そういう面倒くさいあれやこれやを避けるためにETFに投資してるんだから、そんな具体的に何につながるかも分からんめんどいことやってられっかっての」という意見も分かりますが、多分そういう所だと思うんですよね、投資家としての違いを分ける所って。

一次ソースを読み込む人が必ず勝つとは限りませんが、そういう一次ソース的な基本情報を適当にないがしろにする人は、恐らくパフォーマンスも運良く最高で市場平均程度の、基本適当なものになるのではないかと思います。


市場で勝つ上での十分条件ではなく、必要条件っていう感じでしょうかね、一次情報(=誰かの意見ではなく、客観的な元データ等)を精査するというのは。


・・・と、意味不明などうでもいい話に脱線しましたが、4倍ETNに戻りましょう。


レバレッジ型ETF/ETNのリスク

1.(当たり前だけど)通常の4倍下がるので下がる時はメチャクチャ下がる、変化なしでも微減

まずは目論見書の表1に、スポットレート(この場合、対象の為替の値ですね)が1日で+/- 1% ~ +/- 25%変化した時の4倍ETNの変化率がまとめられています。

表1:目論見書14ページより(項目タイトルを日本語に)

「調節後の数値」などが示されていますが、この「調節」とは2通貨間の利率差や、Bid-Askスプレッドが考慮されてなされるものとのことです。

まぁ、微々たる値ですから今の所は気にする必要がないでしょう。


なお、さらに表2の方で、経費率(ところで、このETNの経費率は年1.50%とのことで、まぁ結構高いですね)を考慮させた上で、1日目に25ドルだったETNが各例で2日目いくらになるかがまとめられています。

表2:目論見書15ページより(一部項目タイトルを日本語に)

まぁ、当たり前なんですけど、基準となる為替の値が+25%程度上がった時(例の1番)、この4倍ETNは、約4倍の+99.8378%アップ、25ドルだったものが49.9594ドルにまで超アップします。


逆に、為替が-24.96575%より大きく下がってしまった場合(例の11番)、この4倍ETNは-100%下がり、消滅します。


もちろんそこまで下がらなくても、軽く目論見書を見た限り、ETNの価格が-75%を超えて下がる日があったら、早期償還でいわゆるETN強制終了、暴落時の価格が返金されてハイさようなら、というパターンになってしまうようです。

・・・4倍で75%、つまり元の値が17.5%・・結構ありそうですが、まぁ為替なら多分ないですかね。


また、上記表で他に大事なのは、調節やら経費率やらで、前日から為替が変化しなかった時(例の6番)でも、4倍ETNは-0.1522%、25ドルだったのが24.9619ドルになってしまうという点ですね。


完全横ばいは運営手数料分負け、これはあらゆるETFで鉄則ですが、まぁさすがに1日完全横ばいでの、このごく僅かな減衰などは大したことないでしょう。


本当にやばいのは、連日連続で上がったり下がったりの横ばいが続く、ボックス圏相場の場合ですね。


その場合のシミュレーションもちゃんと用意されています。


2. ボックス圏相場での減衰がかなり大きい

こちらは、対象の為替相場が基準値から+/- 1%の値の移動を繰り返した時のETNの値動きの推移を例示している表です。

例1:目論見書19ページより(項目タイトルを日本語に)

10日間、スタート時の為替値から+1%を頂点→戻る→-1%を底として、行ったり来たりを繰り返した場合、為替相場はその範囲内で不変なのに、ETNの方は徐々に価値が落ちてきて、10日目ともなると、為替値はスタート時と全く同じ値に戻っているのに、ETNの価格はスタート時から-0.6%も下落してしまっています。


また、同じ為替値&アップ率を記録している日なのに、1日目と9日目では、スタート時のETN株価を基準とすると、上昇率が鈍っています(まぁこれは、ETNの価格そのものが下がっているので当たり前ですが)。


つまり、行ったり来たりで横ばいが続くボックス圏相場は、4倍ETNでは大敵だということですね。



さらに、例1の移動範囲が、1%から5%ともなると、減衰はさらに顕著になります。

例2:目論見書19ページより(項目タイトルを日本語に)

10日目、為替はスタート時に戻ってきたというのに、ETNの方は、何といつの間にやら-14.29%、仮にこの4倍ETNが最初100ドルだったとしたら、10日間で、対象の為替は全く変わらなかった状況であるにもかかわらず、ETN株価は85.7ドルにまで落ち込んでしまいました。


さらに!!

・・まだヤバイ例を示すというのか、自分の商品をどこまで傷つけるというんだぁ~!・・・という気もしますが、逐一丁寧に潜在リスクを述べなくてはいけない(と、多分SECに指導されている)ほど、それだけリスクを意識しない人が世の中には多いということでしょう。

次の例3では、為替がスタート時と同値には戻らずに、天井と底を一気に行ったり来たりするさらに鋭い振動を繰り返した場合にどうなるかを見ています。

例3:目論見書21ページより(項目タイトルを日本語に)

10日目、なんと為替の方は初日から+5%も上がっている状況だというのに、4倍ETNさん、なななんと-31.92%も減ってしまっているぅーーー!

これはいけませーん!!


・・と、まぁこんなのは正直語りつくされた話ですね。


レバレッジETFでは、ボックス圏での横ばい相場が続くことは、結構命取りだということです。



・・・って、為替って結構ボックス圏で行ったり来たりしませんっけ?


まぁ、正直、素人目で考えて、この商品はやばそうですね。

シティは、何を思ってこんなETNを用意したのでしょうか・・・?

案の定、毎日極小出来高のみで、ほとんど見向きもされていませんね。


ぶっちゃけ、こんなの下がり続けるに決まっているので、このETNのプットを買って思いっきりショートしたい限りですが、こんな過疎商品では、まず間違いなくオプションが取り扱われ始めることはないでしょう。

よって、私は未来永劫このETNを触ることはなさそうです。



割と面白そうに思った4倍ETFですが、今回取り上げたこの為替4倍ETNは、正直イマイチかなという感じでした。


もっと、例えばFANG+の4倍とか出てくれば、そういう一気に成長しそうなものであれば大型レバレッジ効果は強そうなので、面白そうなんですけどね。

さすがに為替が対象では・・・。

別の4倍ETFが出てきてくれることを期待しましょう。


それに関して、また次の市場休業日にでも、もう少しだけ4倍ETFについて見てみようかなと思っています。


あ、そういえば、FNGU/FNGDのオプション取扱いリクエストはCBOEに長文メールで送ったんですが、「受け取りました。精査中です」的なメッセージ(以前の質問でも同じメッセージが来たので、多分テンプレ返信)が来ただけで、どうなるかはもう見守るしかない感じですね。

FNGU/FNGDはやっぱりちょっと勢いを落としつつある今でも魅力的な3倍ETFなので、早くオプションが扱われ始めて欲しい限りです。