2018年2月2日金曜日

コダックのパートナーがドイツ企業の役員職から除外!株価大暴落なるか?!


ICOの延期から一夜、これはもう下落しかないだろうと踏んでいるKODKですが、ニュースヘッドラインを眺めていたら、また何ともネガティブに見える記事が目に付きました。


コダックコインの鍵となる役員が、ドイツ企業のディレクター役から除外された(Market Watchより)


要約すると、コダックコイン運営のパートナーであるWennデジタルの最高技術責任者 (CTO) たるVolker Brendel氏が、ドイツ当局より、ドイツの公開企業の役員職から除外させられた、とのことです。

ドイツ語の登記によると、ブレンデル氏は2017年初頭に、『実体のある必須条件の欠格』を理由に、5年間務めたPrisma GmbH と Ryde GmbH 両社の役員職から除外されたとのことです。

さらにこのブレンデル氏という男、Deloitte Analyticsというベルリンの企業とも雇用契約を結んでいるとのことですが、3月に、「Wennデジタルでのフルタイムワークに専念するため」に職を離れるとのことです。


これは色々と怪しい・・・特に最初に示されていた方は、ブレンデル氏本人も「2015年の倒産手続きで、適切な申請をしなかったのが違反にあたるものであった」と認めており、ドイツでは違法にあたる行為を犯したことが一因であったようです。


その怪しさはともかく、記事の争点は、SEC(アメリカ証券取引委員会)では公募に際し、役員の職歴等を正しく公示することを義務付けているが、彼が正しく報告していなかったのはどうなのか、という点でした。

一応ポイントとしては、コダックコインのオファーは公募ではなく私募にあたるため、職歴の公示は必須にあたるか否かが争点となる、としていますが、どうなるでしょうか。


そもそも職歴を隠すこと自体が何となく怪しさ満載ですが、まぁ規則で公示が必要とされているわけではないものまで明かす必要はない、というのももっともかもしれないので、今後の成り行きに注目です。




とりあえずKODKは、多分特にそのニュースとは関係無いでしょうが、コイン取引スタートに遅れが生じているからか、当然のごとく株価は大きく下落していました。


私はというと、 昨日、コール買いポジションを、コール&プット両建て買い(ロングストラドル)ポジションに変えておいたので、下落であろうと全く問題なく万全ではあるのですが、残念ながら、途中までずっと、

プットポジションの価格アップコールポジションの価格ダウンがほぼ完全に同じ」

という、何とも微妙な状況を過ごし続けていました。

具体的には、プットポジションは前日比+50%まで上がってたんですけど、コールポジションは前日比-50%ぐらいまで下がっていました。

ほぼ同価格での購入でしたから、利益が上がれば上がった分、同じだけの損失を吐き出している、という虚しい状況です。


しかし、当たり前ですが、「両建てなんてせず、プットだけ買っておけば・・・」などとは思いませんよ。


そんなのは結果論です。


昨日のあの時点で、突然の反発による急騰のリスクを無視してプットのみに突っ込むような人は、一時的に大きく勝っても、いずれ確実に全てをスってしまうと断言できます。


まぁ、とか言って、ここぞという時には、多分私は全力一点ポジション建てをしちゃうと思いますけどね。

「こういう時に勝負をかけられない人は、何をやってもダメ」とかそれっぽいことをこじつけて、常に自分を正当化するようなヤベェやつです。

一番信用してはいけないパターンですね。



・・とまぁ、ともかく、そんな感じでずっと保有ポジションは冴えなかったんですが(微妙にプットの上がりの方が大きかったので、ずっと微妙~に含み益でしたが、実質ほぼ同値でした)、状況としては、

「そろそろ株価の下がりに伴って、コールの下がりは小さく、プットの上がりは大きくなっていくから、なお一層の下落を望む!」

という感じでした。


それは、コールオプションがアウトオブザマネーに突入し、プットオプションがインザマネーに突入しているからなんですが、その辺の話もいずれオプション解説記事で見ていこうかと思っている次第です。


ともかく、ずっとポジション的には一進一退の冴えない感じだったんですが、現地時間午後2時30分を過ぎた頃、また唐突に来ましたね、さらなる下落、7ドル割れが!


Nasdaqのチャートより

同時刻頃のKODKオプション板
 
ちょっと画像を撮るタイミングが悪かったんですが、コールポジション(小さな緑三角形のついている、2月限・行使価格7.5ドルの左側)が-53.33%ですが、プットポジション(同じ所・右側)は+70.00%になってますね!

プットの上がりがコールの下がりを完全に圧倒し始めました。


さらに、以前保険として購入していた行使価格5ドルのプットも、ついに値上がりを始めています。

たった評価額 (Mark Change) で+0.05ドルの上がりですが、そもそもの価格が小さいので、パーセント変化 (Mark Change %) は+40.00%ととんでもないことになってますね(50枚=5000株分保有中なので、評価額+0.05ドルは、250ドルのアップでしかありませんが)。



こうとなればもうあっさり手の平返し、私は完璧にKODKの暴落を望む立場となりました。


安らかに眠ってください、コダックさん!


しかしもちろん、コールポジションは放置ですね。

ここから株価が下がっても、ディープアウトオブザマネーとなったこのコールは、もうあまり値が下がりませんので。

(もちろんそれでも確実に下がっていきますが、急騰へのリスクヘッジとして抱えておく方が遥かに重要です)




さて、現地時間午後4時を迎え、この日の取引はつつがなく終了したようです。

KODKは、どれどれ、下がったかな・・・??

Nasdaqのチャートより



KODKオプション板


う~ん、微妙!

一時的には先ほどの瞬間よりさらに下落して、プットは+83%だかになってた気もするんですが、まぁ利益確定させなかった時点でそんなのは幻だったも同然なので、どうでもいいでしょう。


ま、いかに下落の勢いは強いとはいえ、さすがに一直線には行かないものです。

しかし、私ことド素人の根拠無き直感としましては、KODKはさらにズルズルと暴落の一途を辿るはず!


ホント、ここまで来たら、もう謎の反発とかやめて下さいよ・・・?


コダックコインなんて幻想だったんだよ、 ICOとは「い(I)つまで経っても、ち(C)っとも来ないから、お(O)疲れ~」のことだったんだよ!!(ナ、ナンダッテー!)


さらなる下落、頼みます!!



あ、最後に、GEは、今日は冴えませんでした。


Nasdaqのチャートより

私のショートポジションはちょっと復活、評価額は3650ドルになっています(前日比+19.67%アップ。買値は3800ドルなので、まだ微妙に含み損ですが)。

なんだか、行ったり来たりで、ホルダーの方も私もどちらも全く嬉しくない最悪のパターンな気もしますが、こちらも成り行きに任せましょう。


いつの間にか、下落を望む売り方勢、すなわち市場の敵の立場になってしまいましたが、まぁどう動いても所詮は数字遊び、あまり一喜一憂せず、気楽にいるのが一番ではないかと思います。

(まぁ、話に出してないだけで、もちろん他のポジションも持っているんで、実は別に下落を望んでいるわけでもないんですけどね。KODKやGEが落ち着いたら、またいずれ他の話も見ていきたいと思っています)

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