毎度、もう記事にする程の内容でもないんですけど、流石に「どうなるどうなる?」と楽しみに煽っていた感じだったので、結果報告だけはしておこうかなと思った次第です。
先月末(あぁ、現地時間はギリ8月ですが、もう9月なので、2ヶ月前ですか)、決算前にTSLA暴落に賭けて突撃したプット買い特攻は撃沈、しかし数字は悪かったからすぐに下がるはずと決算直後プット買い追い特攻をするも、これまた突然の株式非公開化ツイートでまた轟沈、だがしかしどうもこのツイートはやばそうだぞということで、最後の最後、3週間前にごく小額で最後のプット買いチャレンジをしていたわけですが、記事タイトルに示したとおり、残念ながら失敗に終わってしまいましたね。
こちらTSLAの1ヶ月チャートです。
https://www.google.com/search?q=NASDAQ:TSLAより |
実は3週間前にプットを購入してから1週間、株価は下がり続けてくれ、カーソルを合わせた20日の日中には行使価格である300ドルも割ってくれて(終値は既に上がってますが)、「いいじゃんいいじゃん、もっと暴落来い!」・・・などと思い続けていたわけですが、当然、更なる暴落を夢見て粘ってしまった結果、そんな夢見がちなザコをあざ笑うかのごとく、チャートにある通りTSLA株価は300ドルを割って以降は下がることなく、むしろそこから跳ね返されて反発ジワ上げ、結局満期当日である本日、買値より大幅に安い価格で売ることとなってしまいました。
ちなみに、4.15ドルで2枚=合計830ドルで買っていたこのプット、20日の下落時点では、最大で確か2桁ドルは余裕、16ドルとか行っているのを確実に目にした記憶があるんですが、その時のオプション板画像撮っておけば良かったですね。
「まだ売らないし、もっと上がるに違いない」と思っていたのでわざわざ画像は撮っていませんでしたが、気になったのでYahoo Financeのデータを見てみると、おぉ、やっぱり当時18ドルとかつけてましたね、このプット!
https://finance.yahoo.com/quote/TSLA180831P00300000より(満期を迎えたのでその内リンク切れになると思いますが…) |
18ドルで2枚売れば、830ドルで買ったものが3600ドルになっていたということで、余裕の1週間で4.3倍以上と、割とスゴい利益になっていたわけですが、前述の通り、これはまだまだこんなもんじゃない、信じられないぐらいの暴落を期待して仕込んだものですので、当然こんな所で売る決断など下せるわけもなく、その後株価回復を見せてきてしまったとしても、結局ズルズル引っ張るしかなくなるわけなんですよねぇ・・・
結局本日現地時間金曜日、このプットの満期最終日なのですが、ちょうど行使価格である300ドルを割ったりまた回復してしまったりとしている中で、株価300ドルを超えたら速やかに紙くず化へ向かっていくというポジションですからもういたずらに粘るわけにも行かず、午前中、株価300ドルを改めて割ったぐらいのところで、1.75ドルでの指値売り注文を出しておきました。
https://www.google.com/search?q=NASDAQ:TSLAより |
結果、その後のさらなる株価下落に伴い、気付いたらサクッと約定していました。
・・・ということで今回のTSLAプット買い最終チャレンジ、結論としては、830ドル(プラス手数料)が、350ドル(マイナス手数料)になってしまったという形ですね。
ちなみに上記チャートにもある通り、約定直後株価はさらに下がり、ちょうど上で貼ったYahooのオプションチャートを撮った瞬間も自分の売値より遥かに上になっていますが、このプットは1.75ドルで売却した後、2ドルとか確か2.5ドルとかも余裕で超えていたので「くぅ~残念」などと思っていたものの、「まぁプット2枚でたかが売値+100ドルとかそこらの違いだし、こんなもんどうでもいいか。そもそも売った後の値動きを気にするとか愚の骨頂過ぎる、もう気にしないのが一番一番」・・・と割り切りました。
しかしやっぱり人間卑しいもので、チラチラTSLAの株価を見続けてたんですけど、結局その後TSLA株価は300ドルを戻し、最終的にも株価301.66ドルで取引を終えたということで、粘っていたら恐らく手元には350ドルも戻ってこず、多分泣く泣く数十ドル程度、下手したら紙くず化して0になって終わっていたので、そう考えればやっぱりあそこでやや不本意ながらも約定していたのは実に良かった、無駄に粘っちゃいけないんだなぁ、と改めて気付いた次第です。
まぁ、「TSLAはもうどうでもいいや」と思えたのは、同時に、相当に上がってくれていたAMZNコールがあってこそだったからかもしれません。
AMZN様の1ヶ月チャート |
AMZNの方は前回の記事で書いていた通り・・・と思って見直して見たら、前回の記事からもうさらに売って買ってをしていたみたいですね。
実はAMZNも2週間前に2週間後満期、すなわち本日満期のコールを買っており、この日が満期当日だったのです。
行使価格1900ドルコールを1枚38.53ドル(買ったのは1枚のみ、計3853ドル)で買っていましたので、AMZN株価は先日見事2000ドルを超えてくれましたから、このコールはインザマネーもインザマネー、ディープインザマネーであり、満期当日で既にほぼ時間価値は0にも等しいレベルになっているわけですが、本質的価値だけでこのコールの価格は最早100ドルを超えている形ですね。
事実上、「株価 - 1900」が、そのまま私の保有するコールの価格とほぼ同じだということです。
さてそんな大益確定のAMZNコールですが、もちろんそこから1ドルでも高く売りたいのが人情というものです。
オプションは1枚100株分ですので、AMZN株価が1ドル上がるごとに、「株価 - 1900」ドルの価格とほぼ等しい私のコールは、100ドルも利益が上がっていくことになります。
・・・とまぁこの辺は何度も似たようなことを書き続けたことですし、今さらですね。
色々前フリで引っ張ったものの、実はAMZNコール売りの方も、取引自体は非常にイマイチでした。
こちら本日のチャートですが、満期当日、絶対に本日中にポジションを閉じねばいけない状況だというのに、例によって粘りに粘ってしまい、まず午前中の高値での売り逃げが出来なかった、って感じですね。
https://www.google.com/search?q=NASDAQ:AMZNより |
最後の最後まで少しでも株価が上がることを願い、粘り続け、流石にもう売らなきゃダメかなと決心したのは、引けの午後4時まで残り30分程度の時点でした。
本当に期限ギリッギリまで粘る、我ながらこの度胸はエライもんです・・・・と思いましたが、別に紙くず化寸前のポジションでもありませんし、別にこれは普通のことですね。
ちなみに、保有中のコールは今日が満期なので絶対に今日中に売らなければいけませんが、やっぱりAMZNの勢いは留まる所を知りませんので、当然のごとく、「先の満期のコールを買い直して、改めてコールポジションを建てる」というタスクも必須です。
・・・まぁ正直、流石のAMZNでもちょっと最近上がりすぎ感もあるので、週明けは連休明けになるし(月曜はLabor Dayで休場ですね。まぁ正直そんなのは値動きに関係ないと思いますが)、多分下がるだろうなぁ~、って気はするものの、もちろん更なるバカ上げもあるかもしれませんし、コールポジションの切れ目はやっぱりどうしても作りたくないので、下落覚悟で買い直さざるを得ない・・・ある意味呪いですね。
コールの場合、株価が下がったらその変化率以上に大下がりしてしまいますから、いつか必ず食らう株価下落でのダメージは相当大きく、どうしても全力で大きく賭けられないというのが悩みの種ではありますね。
よって、買うのは当然また高くて数千ドル程度、そこまで大きくは張りません。
これなら、投入しているのは今回得られる利益未満のものですから、もし紙くず化してしまっても、今回や前回の大勝ち分でトータル負けにはならないという、一応安心していられる感じですね。
もちろん、その「勝った分をそのまま全部は張らない」というスタイルだと、資金が指数関数的に増えてくれないので潜在利益は犠牲になるわけですが、これはやはり必要なリスク管理かと思います。
全ツッパ全ツッパをしていくと、必ず最後、大敗を喫して終わるのは考えるまでもなく当然、自明の理・・・。
・・とまぁそんな一般論はともかく、取引に戻りましょう。
粘りに粘った挙句、上記チャートのカーソルを合わせた所、残り30分程度で、非常に残念なことにまたAMZN株価は下がってきてしまいました。
でも、また上がるに違いない・・・!だってAMZNだから!!・・・という根拠のない直感に従い、まずはこの株価が下がったタイミングで、先の満期のコールを買い直す(実際はまだ今のポジションを売ってはいないので「買い直す」ではありませんが)ことにしました。
今回はまた3週間後、9月第3金曜満期のコールで、行使価格は既にインザマネーとなった2000ドル、こちらさんを、1枚45.45ドルという非常に覚えやすい数字で、また1枚だけ買うことに成功しました。
結果的に、これは正解でしたね。
チャートにある通り、引けに向けてAMZN株価は伸びてくれたので、このポジションも結構伸びてくれています。一番最後に引け時点・最新のオプション板も載せておこうと思います。
一方、もうホント残り時間わずか、ギリギリになってしまった本日満期コールの売却です。
(証券会社から「間もなく満期を迎える、インザマネーのコールがあります。そのまま満期を迎えて権利行使になる場合、行使後の株購入に必要となる資金がない場合、大変なことになるのでご注意ください」的なアラートメッセージ(もちろん実際はそんな漠然とした物言いではありませんが)も、残り1時間切ったぐらいで届いていました)
先ほど「イマイチだった」と書いたのは、この売りです。
ここで、新コールを購入した後、「じゃあ次は売り注文だ。しかし、この先30分程で何かとんでもないことが起きて、例えば気を失ったりして突然注文できなくなったら一大事だ、ここはとりあえず、ちょっと上がったら約定してくれそうな、108ドルでの売り注文だけ出しておこう。煩悩の数だしね」と考え、指値108ドルでの売り注文を出しちゃったんですね。
ここまで粘ったんですから当然、ついさっきまで記録していた110ドル超え(株価2010 - 行使価格1900で、コール価格110ドル以上ですね)で売りたいという明白な目標もあったので、「株価がこの先上がってきたら、この注文は修正しよう」と思っていたわけですが、 株価がそろそろ2008ドルを超えそうかな、という所で「よし、修正すっぺ」と思ったその時、まさかのあっさり約定が決まってしまったわけです。
「えぇ~、Bid-Ask的にまだ絶対大丈夫だと思ったのに、そりゃないよ~」と思うも後のまつり、気を失うとかそんなことあるわけないんだから、無意味に下手に注文出しておくんじゃなかったなぁ~、というガッカリ感があった、っていう、正直、「そんな長々と話すようなことかよ」っていうお話でした。
まぁ、結果的に株価は伸びてくれたんですけど、ひょっとしたら、あそこで驚きの売り注文約定、すなわち意外と割高での約定後、株価がそこから下がっていった可能性だってあったわけですし、その場合108ドルでの売りを出しておいたのは非常にナイスな判断だった、とも言えるわけですから、後出しで結果をグチグチ言うのも詮無きことですかね。
もちろん、既に新しいコールは買い直した後であり、そちらは株価のアップに伴い価格が上がってくれているわけで、その意味で最悪のパターンではありませんし、まぁ上々かな、って感じでしょうか。
・・・ただやっぱグチグチ「たられば」をいうと、結局AMZNは株価2012.71ドルで引けを迎えましたから、あそこで売り注文を修正またはキャンセルできていれば、112ドル、いや、私なら最後の最後まで粘って、112.5ドルぐらいで売ることに成功していたでしょうから、オプション1枚100株分で、実際の売値108ドルと比べて、計450ドルも損してしまった、って感じですね。うーん残念。
まぁそれはともかく、こちらが最新のAMZNオプション板です。
引け時点のAMZNオプション板 |
45.45ドルで購入した保有中のコールは既に49ドル弱になっており、30分も経たずもう+10%弱も上がっています。
でもまぁこれは、先ほども書きましたが、何となく週明けは下がっちゃいそうな気がしますけどね。
そう思っていてもどうしてもポジションを取っておきたくなってしまうという魔性の魅力が、今のAMZNにはある・・・と、そんな感じでしょう。
最後AMZNの今月分の取引履歴一覧です。
長くなりましたが、一応この1ヶ月、TSLAの大負け分以上にAMZNが伸びてくれまして、結果「あいこ」ぐらいであった、って所でしょうか。
TSLAとはもうオサラバしたので(ひょっとしたら動き次第でまた飛びつくかもしれませんが)、AMZNの続伸に期待したい限りです。
ただもうこれは本当に同じような話なので、TSLAに飛びついても、またこのAMZNポジションの結果報告のためだけにも、わざわざ記事を書くことは多分しないと思いますが、何かまた他に面白い話でもできたら、何かアップしてみようかと思います。
取り立てて予定は全く何もありませんが・・・。
もう9月ですね。残暑や台風なんかも厳しいですが、お体にお気をつけてお過ごしください。
ではまた会う日まで、ごきげんよう。
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