2018年1月10日水曜日

我流投資の要その2:大きな失敗があれば、しばらく尾を引くはず


成功することと失敗すること、どちらが難しいでしょうか?


そんなのは聞かれるまでもなく当たり前ですよね。


成功の方が、失敗に比べて遥かに難しいです。



熱力学第2法則がうんたらかんたらで、この世の中は「質の低い状態に移る」ことは極めて容易いのですが、「質の高い状態に移る」には極めて大きなエネルギーや労力が必要となる、そうできているわけです。


例えば、ジグソーパズルを完成させるには多大な時間と労力が必要ですが、完成したパズルをバラッバラにするのは、2秒でできます(掴んで、ぶん投げればよい)。



企業も同じです。



業績アップや株価の上昇には大きな時間とパワーが必要ですが、株価の下落は、冴えない決算や悪いニュースで、いとも簡単に大規模に起こるわけです。


最悪、株価なんて下落させようと思えば、いくらでも意図的に下落させられますもんね。


例えば社長がおもむろに会見を開き、何か適当に失言・・・そうですね、例えば記者や顧客といった世の中に向かって、突然、


「お前らがどんだけ良い大学入ってどんだけ良い会社に就職しても、お前らが一生かかって稼ぐ額は、俺の2秒」


みたいな舐めた発言でもしておけば、翌日株価は1桁小さくなっているに違いありません。



話が逸れましたが、とにかく株価暴落というのは何かのきっかけで簡単に起こり、そしてこれが重要なのですが、よっぽどのことがなければ即復活するより、だらだら下がり続けてしまうことが多いのではないかと思います。


落ちるより上がる方が難しいという漠然とした話以上の根拠はありませんが、人間の心理的にも、大きく暴落していたら、反発期待買いよりも、狼狽売りによるさらなる下落の方がありえそうに思います。


そこで私はこの点に着目し、大きく下落している真っ最中の株のショートポジションを取れば、欲張っていたずらに引っ張らない限り、利益を出せる可能性の方が高いのではないか?と思ったわけです。


『落ちてくるナイフをつかむな』の逆を行くわけですね。


もちろん100%成功する保証などありません。しかし、割と成功率は高いのではないかと思います。


具体的には、特に即座の反発が起こる期待は薄いと思われる、

「割と長期間業績も株価も冴えない感じの企業が、この度悪決算を発表し、案の定また大きく下がった」

・・・というのが狙い目ではないかと思っています。


決算発表日は事前に分かりますので、これなら、事前にマークしておくことが可能なわけです。



もし悪決算が出され、株価が下がって始まったら、いざ!と・・・・・・そんな上手くはいかないですかね?



ちなみに、この話を出す時に実践編を紹介してみようと、先週、1月第1週から今週にかけて、勢いで適当に1つ挑戦してみました。


明日はその話をしてみようと思います。


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